ランウェイで笑って【ネタバレ】72話「デザイナーの義務」感想！

[st_af id="678"]

ランウェイで笑って72話ネタバレ

⇒ランウェイで笑って【ネタバレ】一覧

芸華祭ファッションショー、頂点に輝いたのは心＆千雪ー

「グランプリ！ 長谷川 心！！」

その声を聞いた時、千雪は左手を高く上げ、思わず叫んだ
「ヨッシャア！！」

同時に心のマネージャー、五十嵐はため息をついていた

「なに呆けてんの？行くよ」

心と千雪が並んでランウェイを歩く
その先には学園長が待ってる

「おめでと！」
「よかったよー！」

賛辞の言葉の中に、混ざる疑問の声
「あの子が1番· · ·？」
「たしかによかったけど· · ·」

学園長の前に立つ
学園長はマイクを持ち、心のショーに対しての講評を淡々と話した
でも
さっきの審査が頭から離れない ー

審査員の中では、綾野遠がぶっちぎりで1位だった
セイラを除いては ー
ほぼ決まっていた
その時、綾野遠からの伝言が審査員に告げられた

「まさか、棄権しちゃうなんてね。名刺が足りないって何？」
「あれ、たぶん麻衣さんの記録。遠君、抜くのを目標にしてたらしいよ。」

そう。
綾野遠、辞退からの繰りあがりー

「あなたがグランプリです！！」
心の目に涙が溢れる

「セイラちゃん、トロフィーを」
セイラがトロフィーを持って心に声をかける

心ちゃんの評価は、4、5位くらいが妥当だった
でも、みんなが遠君を1位に推薦する中、ただ1人セイラちゃんだけが
心ちゃんに ー
そんな事を思いながら、学園長はセイラを見ていた

「おめでとう」
セイラから心にトロフィーが渡される
続けてセイラは心に告げた
「これからもデザイナー(として)頑張ってね」

セイラの不敵な笑い
何故かセイラの笑顔に影がみえる

順番に呼ばれる
でも育人はまだ呼ばれていない

10位の発表が終わった
「壇上に上がるのは、ここまでだ。残りはこの場で順位と総評を発表する」

「· · ·11位。都村育人」

力なく返事をする育人
総評が伝えられる

「作りが正確かつ丁寧
世界をコンセプトにした服と構成には、目を見張るものがあった」

「· · ·だが、国から発想して作ったデザインは比較的凡庸でアイデアに欠けていた」

総評が続く
でも育人は目を伏せがちに何となく聞いているような感じだった

「お前はリアルクローズに寄りすぎた」
「すべては自由な発想の“モード”から生まれて
“リアルクローズ”に降りてきたものだ」

「私たちデザイナーは、新しいファッションを見つける義務がある」

総評を聞きながら育人は拳を握った
綾野遠に言われた言葉を今思い出した

「育人にー、そこまでの才能はない」

12位、13位と呼ばれる中、あの人の名前はまだだった
その時
「最下位ー、綾野遠」

「棄権した結果だ。これで満足か？」
「うん、何も問題ない」

スタッフと綾野遠の会話が聞こえた

ー 負けた
ー 負けた

唇を噛み締めた

手も足も出ずに
視界に入ることすら出来ずに

悔しいー
溢れる涙が止まらない

ただ、ランウェイは分かつ
歓喜の勝者と、落涙の敗者を。

育人は忘れられぬ悔しさと、
デザイナーの宿命を負うー

ランウェイで笑って72話「デザイナーの義務」感想＆73話「メール」考察

なんでしょう、この悔しさ。
モヤモヤ感。

遠様が辞退したから、心がグランプリ？
てことは、遠様が辞退してなかったら、遠様なんでしょ？
えー · · ·
ファッション業界ではよくある事なんでしょうか。

で、本当は4・5位の評価が妥当な心ちゃんがグランプリになったのは
セイラちゃんただ一人が、心ちゃんを推薦したからなわけで。
まあ、繰り上げなか特におかしくないけど· · ·

でも、セイラちゃんのあの黒ーい笑顔を見るとねー

きっと、心ちゃん（モデルとして存在して欲しくないんだろうなーと思ってしまいます。

「デザイナー頑張って」
って言ってたしね。

ま、いっか。
心ちゃんと千雪が知らないなら。

育人はもう少し上位だと思ってたんで、11位という結果にただただビックリです

そっかー、あれでも11位かぁ。
悔しいだろうなぁ。

そりゃあ、伏し目がちにもなりますよー！

総評だって、上の空ですよ！！

まあ、今まで育人は順調すぎたぐらいなのでね。

元々は、貧乏で我慢する事ばかりだったので、挫折には多少の免疫はあると思うんですが。

うん、きっと大丈夫。

悔しさを原動力に変えてくれることでしょう！！

でもねー、やっぱり何とか上位にいかせてあげたかってですね😢

そしてそして、遠様ですよ！

ねえ、棄権したって、どういう事ですかー！！
と、遠様の胸ぐらをつかんで言ってやりたいですよ、本当に！！
「名刺が、足りなかった」？
そんなのしょうがないじゃん！！
何言ってるのー！

素直にグランプリを受け取れないとこは、男としてのプライドが、綾野遠のプライドが。
邪魔してるんですねー。
いいのにねー。

そして、綾野遠に手も足も出なく、間違いない完敗を味合わされた育人、号泣でしたね。

悔しかったんでしょ、わかるわよー！！
でも頑張ったじゃん、しょうがないよー！！

ああ、本の中に飛び込んで行けたら。
育人の頭をヨシヨシとしてあげるのに。

そんな不可能な事を、強く望んでしまいました。

で、来週です。
73話は「メール」

うん、誰かからメールが来るんでしょう。
あ、送るのかな？

誰に？どんなメール？

んー、来週を待ちましょう。

[st_af id="680"]