トビから攻撃を行うもゴールまで結びつかない状況で八熊に防がれてしまう。またリバウンドで百春と競り合うも全て、横浜大栄ボールになってしまい逆に攻撃されてしまい、九頭高ペースが作れずにいた。どこにも死角がないように見える横浜大栄に攻め込める隙はあるのか?
あひるの空【ネタバレ】609話
フリースローを外しても18点差
茂吉:さっきのプレーはボクがフリーだったよ
とトビに伝えた。
空:まずは一本!そこからリズムを作りましょう
とチーム全体に言った。
試合の最中、外野の生徒2人が空と鷹山のことを話していた。
なんか似ていますね。空先輩とあの15番
背が小さいからじゃない?
動きの所作というか、すいません。うまく言えないですけど・・・。
ハルちゃんは気づいていないけど、やっぱり似ているのです。
トビがドライブで攻めるがシュートは決めきれない
奈緒:カントク
車谷監督:大丈夫だ。スコアは遅くなっている。ここからだ!
不安になっているベンチだが、車谷監督は少し安心した様子であった。
トビのシュートが入らずリバウンドすると横浜大栄の峯田にボールが渡る。
峯田:タイマン勝負だ
と茂吉に威嚇するように言い放ったが、茂吉の後ろから百春が現れダブルチームで向かう
酒巻監督:一人でなんとかしろ
冷たく悪戯的な感じで峯田に言った。
酒巻監督の言葉に焦ったのか、強引に攻めてしまい峯田はチャージングを取られてしまう。
九頭高のベンチからは、やっと流れが止まった・・・と安堵をする。
茂吉:先輩、ここが狙い目です。大栄も完璧じゃない。
と百春に伝えた。
九頭高メンバー達にも攻め入るところが分かり反撃のチャンスが見え始める。
八熊:綻ぶとしたらオマエんところだからな
そう言って笑みを浮かべながら峯田へ話かける。
峯田:なんで笑み!?
峯田のスタメン起用は今回が初めてであり、理由は後に語られることになるが、横浜大栄メンバーにはそれが伝えられていなかった。
九頭高のオフェンスへと切り替わり、トビがドライブで切り込んでいく。
八熊:また1パターンかよ
そう言ってシュートブロックに飛んだ八熊の意表をつき、茂吉へビハインドパスをおくり、茂吉はフックシュートで得点を決めることができた。
観客:決めたー。長距離のフックシュート。
久しぶりの得点で観客が沸き上がった。
茂吉:最初からそうしてくれれば
トビ:うっさいんじゃ
あひるの空609話の感想!
横浜大栄戦が始まり全員にスポットが当てられたように見えましたが、意外な人物がスタメン起用されていたところは少々ビックリしました。今のところは横浜大栄の穴と見られており、九頭高が攻められる場所になりそうな雰囲気がありますが、峯田起用に含みを持たせた表現がありました。初スタメンとのこともあり緊張していて峯田の持ち味が発揮される場面が表れた時、起用理由が明かされるかなと思います。あの横浜大栄なので何もないまま、終わるとは思えないので逆に九頭高がピンチになることもありそうな感じです。また、九頭高も久々に連携からのシュートが決まり得点に結びついたことでリズムが出てくることだと思いますが、大反撃なるかというところでしょうか。