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鬼滅の刃【ネタバレ】第149話「嫌悪感」感想!

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鬼滅の刃【ネタバレ】149話

上弦の参の鬼〝猗窩座〟は、自分が竈門炭次郎を生理的に嫌っていることに気が付く。
炭次郎の言動、存在の全てが猗窩座を不快にするのだ。

そう認識した猗窩座は、炭次郎に対して激しい攻撃を繰り出すのであった。

炭次郎は猗窩座の攻撃を予測して受けるのだが・・・
そのあまりの威力に少しづつ負傷していくのだった。

そんな中、炭次郎の攻撃が猗窩座の頸を斬る事に成功するも、
浅すぎて致命傷には至らず、すぐに再生されてしまう。

炭次郎はさらに果敢に技を出し続けるのだが―————————
逆に猗窩座に日輪刀を真剣白羽どりされてしまうのであった。

炭次郎は猗窩座に太刀を折られないようにするために、
間髪入れずに頭突きや蹴りで反撃を試みる。
が、鬼は一向に太刀から手を離そうとはしない。

そして、よもや日輪刀が折られると思った瞬間、
猗窩座の両手首が突然その根元から斬り離される!

その時炭次郎が見たものは・・・
怒りと共に立っている水柱・富岡義勇の姿であった——————————————!!

 

 

不快だ!

理解した。
俺はコイツを生理的には受け付けないのだ。

(猗窩座は炭次郎を目の前に実感した。)

金属に爪を立てるような神経に触る嫌悪感。
この不協和音には吐き気がする。

勘違いだった。
そう・・・初めはいつもどおり・・・
弱者だから・・・ただ「不快」なのだと思い込んでいたのだ。

しかし目の前のコイツはどうだ。
強くなっても尚、不快感が消えない・・・
コイツの目が、
言葉が、
全てが———————
俺の臓腑を内側から鑢で削りつけてくるようだ。

 

―———————と!
猗窩座の後ろから屈強な腕が伸び、彼の左肩にその手を置いた―———————。
そして・・・その幻影の〝手の主〟は静かに語りだす。

何をするにも初めは皆赤ん坊だ。
周りから手助けされて覚えていくものだ。
他人と背比べをしてるんじゃない。
戦う相手はいつも自分自身だ。
重要なのは昨日の自分より強くなることんなのだ。
それを十年、二十年と続けていれば立派なものさ。

そして今度はお前が人を手助けしてやるんだ。

 

バ  ッ  ! !

猗窩座は振り向き様に置かれた手を振り払う!

 

「!?」

 

何だ?
何もない所を振り払ったぞ?

(炭次郎がその猗窩座の様子に訝しむ。)

 

猗窩座は顔を炭次郎の方へゆっくりと向ける。

 

「炭次郎・・・やはりお前は不愉快だ。」
猗窩座はそう言い放つなり炭次郎へと攻撃を仕掛けるのであった―—————————!!

 

 

猗窩座はここでハッキリと自覚する。
炭次郎の存在自体が自分にとっては不快そのものだという事を。

という事は―———この猗窩座、
正論やキレイごとを悉く嫌う性格であるという事が伺い知れる。

やはり自分本位の「狂った理論」と「狂った信念」を持っているに違いない。
それが鬼舞辻無惨を始めとした今までの鬼の特徴でもあるのだから。

しかしここで注目したいのは猗窩座の後ろから現れた幻影の人物であろう。
そう、この人物・・・言ってることが炭次郎そのモノではないか。
過去の猗窩座の師匠的な存在の人物なのか? それとも父親なのか?

とにかく猗窩座の性格形成に深く関わった人物であるに違いなく、
猗窩座の心に住み着いているという事は―——————
何らかの因縁と執着、憎悪がそこから生まれてきた可能性もあるという事。

今のところはどんな関係なのかはハッキリしないが
「鬼滅の刃」お馴染みの〝哀しみの回想シーン〟に絡むこと間違いなしである。
そして、また近いうちに再登場してくれそうな予感でいっぱいである。

 

 

猗窩座の秘密

破 壊 殺   砕 式   〝 万  葉  閃  柳 〟 !!

 

ド    ゴ    !!       ドッ  ドッ  ドッ・・・・・

 

(炭次郎は紙一重で躱す。)

猗窩座の鋼鐵の拳が激しく床に突き刺さり、
大きな亀裂が蜘蛛の巣の如く生まれ、音より早く縦横無尽に走り過ぎる。

速い・・・!!
途轍もなく速すぎる・・・!!

(炭次郎の思考も目まぐるしく駆け巡る)

いや・・・速いというより・・・
これは・・・この感じ、この正確さ、

これは・・・

 

ド       ン       !     !

 

炭次郎の思考が正解に辿り着く前に———————————
目の前に猗窩座の顔が迫る!!!

 

下・・・っ!!  (炭次郎は狼狽する!)

 

破 壊 殺   脚  式   〝 飛  遊  星  千  輪 〟!!

 

下方から―—————
猗窩座の怒涛の連続横蹴りが炭次郎を襲う!!

(炭次郎は顎から下を咄嗟に防御する!)

 

ゲボッ!  炭次郎の口から夥しい鮮血が迸る!

 

ヒユン  猗窩座の拳がさらにその顔に向かって飛ぶ!

 

(炭次郎は辛うじて防ぎながら思考する。)

くっ・・・
何とか動作予知して攻撃を受けきれても・・・
威力が凄すぎて・・・負傷を零にできない!!
この正確無比な技の数々・・・!!
羅針盤のように確実に隙を突いてくる。
人体の急所に向かってくるこの攻撃―———
まるで磁石に吸い寄せられているみたいだ!

何故だ?

何だろう?
何に反応して吸い寄せられているんだ?

思い出せ! 考えろ!
今までの猗窩座の言動を推理すれば
必ず分かるはずだ!?

 

ヒノカミ神楽   〝 飛 輪 陽 炎 〟 !!

 

炭次郎の〝炎の太刀〟が鬼の頸へと振り下ろされる!

猗窩座はその太刀を余裕で躱す―—————————!?

が・・・! ゆらりっ・・・・。 刹那、猗窩座の目の前で「炎の太刀」が揺らめく??

 

ビチッ!  猗窩座の頸に「血の亀裂」が走る!!

 

「ハハハ面白い技だ!
確実に避けたが刀身が伸びたように見える。」猗窩座は叫ぶ!!
どういう振り方をしたのか・・・
刃の切っ先が陽炎のように揺らいだな・・・興味深い!」

 

ドドドドド・・・!!

鬼は笑いながら拳を連打し続けるのであった————————————。

 

 

猗窩座の攻撃の秘密とは?
猗窩座の攻撃は炭次郎の〝何〟に反応し、吸い寄せられているのか?

今までの攻防の中に必ずヒントがあるはずなのだが・・・。
あなたはもう気が付いただろうか?

残念ながら私には―——————
「猗窩座の技の秘密」は今だに何も分かっていない・・・
これは悔しい! 何としても早く見つけなければ!

という事で——————————
しっかりと目を凝らして次章を見ていこう。

 

 

千寿郎の手紙

その頃―—————
遠く離れた炎柱屋敷では——————
煉獄杏寿郎の弟、千寿郎が必死に仏壇で手を合わせていた。

兄上・・・兄上・・・
大きな戦いが始まりました。
父上も〝お館様〟の元へと行ってしまいました。
どうか父上と炭次郎さんを守ってください。

僕の書いた手紙は炭次郎さんにはもう届いてますよね?
瑣末なことだけど・・・
「炎柱の書」に示されていたことが何かの役に立つかもしれない・・・

当時の〝炎柱〟と〝日の呼吸の剣士〟の会話・・・
「始まりの呼吸」である〝日の呼吸の剣士〟が
無惨と対峙した時の話を手紙に書きました―———————————。

それで僕の祖先の炎柱は自信を失くしてしまったけれど・・・・

炭次郎さんなら負けない。
未来への道を拓いてくれる。

そうですよね?  兄上・・・・!!

千寿郎は一心に祈り続けるのであった。

 

だが・・・実は・・・
千寿郎の手紙はまだ炭次郎には届いてはいない・・・。

その手紙を受け取る前に戦いが始まってしまったのだ。
したがって―——————
炭次郎は猗窩座に勝利しなければその手紙は読めないのであった―———————。

 

 

おぉ!!  久し振りの〝日の呼吸の剣士〟の登場だ!!
それにしても相変わらず「哀しい目」をしているなぁ~。
彼を見る度に心の何処かが泣きそうになってしまうのは私だけではない筈・・・

彼がこんなにも「哀しい目」になってしまった理由を知りたい。

いつか彼だけの過去の物語をしっかりと読んでみたい。

読者のこの想いはきっと作者にも届くはずだ!
だから・・・遅かれ早かれ〝日の呼吸の剣士だけの物語〟を我々の元に
届けてくれるに違いない!

いや、届けてくれると信じて次へと読み進もう。

 

 

 

怒れ!! 義勇!!

炭次郎の必死の攻撃は続く!

 

ヒノカミ神楽  〝 円 舞 ・・・・・〟

 

「!?」

バチィィ!!  「何だ太刀が止まった!」

 

猗窩座が顔面に飛んできた日輪刀を両手で白羽どり下のだ!!

 

しまった!!  折られる!!

 

(炭次郎は太刀を折られないよう無我夢中で攻撃を繰り出す!)

 

ゴシャア!!

炭次郎渾身の頭突きが猗窩座の左目に直撃する!!

 

「いい頭突きだ!」 それでも猗窩座は太刀から手を離さない!
グッ。 逆に猗窩座の両指にさらに力が籠る。

 

離せ離せ!! 離せ!!

 

ボギャ!! 炭次郎の必死に蹴り上げた足が猗窩座の顎に炸裂する!

 

が・・・!?

駄目だ! 離さない! (焦る炭次郎!)
ヤバイ!! このままでは刃が折られる!!

と!!

ドッ!! 突然・・・! 猗窩座の両手が日輪刀ごと根元から切断されていた!?

 

「義勇さん!!」

炭次郎の視線の先には———————一つの影。

「俺は頭にきている。 猛烈に背中が痛いからだ。」
それは先刻猗窩座にほどよく吹き飛ばされ、
部屋から消えていた水柱・富岡義勇であった。

「よくも遠くまで飛ばしてくれたな。」

義勇は怒りの眼差しを鬼に向けてそう言い放つのであった—————————!!

 

 

よし!! ここで富岡義勇登場!!
良かった~!
「刀が折られる!」 と肝を冷やした瞬間のこの逆転劇には胸がすく!!

左目が潰れるかと思うぐらいの頭突きや、
アゴの骨が粉砕されていてもおかしくない攻撃を食らっても
一向に手を離さない猗窩座のタフさに驚きだが・・・

今まで一向に感情を顔に表さなかった義勇が・・・
初めて読者の前で〝怒り〟を顔に滲ませたことの方に驚きを禁じ得ない!

吹き飛ばされたのがよっぽどの激痛だったのだろう。

怒れ! 義勇!! そのまま猗窩座を撃破しろ!!

思わず手を上げて叫ぶ全国の読者の姿が目の前に見えるようだ!!

 

 

鬼滅の刃149話の感想

今回の「鬼滅の刃」のテーマは〝相容れない者達〟だ。

猗窩座は炭次郎と戦っているうちに―———————
〝コイツとは話が合わない=分かり合えない=不快になる。〟
と結論付けてしまうし、
猗窩座と「幻影の人物」も相容れることはない。
〝日の呼吸の剣士〟と、過去の〝炎柱〟も相容れるとは言い難い状況だし、
もっとも義勇と猗窩座は相容れる余地は全く皆無だ。

この相容れない者たちの心の動きが鮮やかに描かれる事により、
心の群像劇が複雑なモノにならずに、
スッキリとシャープに物語に寄り添う形で最後まで一気に読ませてくれる。

この脚本の上手さこそこの作者の真骨頂であろう!

 

さあ! そして来週である!
炭次郎は「猗窩座の技の謎」を解き、
義勇と力を合わせて勝利する事ができるのだろうか?

そして猗窩座の過去とは?

戦いはまだまだ始まったばかりだ。

我々読者も瞬きをせずに、
集中に集中を重ねて、
この緊迫の駆け引きを見守っていこうではないか!

勿論、正義が必ず勝つ!! という信念と共に!!!

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