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週刊少年ジャンプ

鬼滅の刃【ネタバレ】第154話「懐古強襲」感想!

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2019年4月15日発売日の週刊少年ジャンプ2019年20号で鬼滅の刃の154話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

本記事は鬼滅の刃【ネタバレ】第154話「懐古強襲」のネタバレと感想をまとめた記事になります!

※ネタバレ注意です

本ネタバレは【文字のみ】のネタバレになります。
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ちなみに前話153話のネタバレは下記の記事でまとめていますので、見逃したならまずこちらからどうぞ。

鬼滅の刃【ネタバレ】第153話「引かれる」感想!

2019年4月8日発売日の週刊少年ジャンプ2019年19号で「鬼滅の刃」の153話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。 本記事は鬼滅の刃【最新話】153話のネタバレと感想をまとめた記事 ...

鬼滅の刃【ネタバレ】154話

鬼殺隊水柱・冨岡義勇は猗窩座との戦いで瀕死になりながらも
何とか意識を失わずに刀を構え直していた。

一方、炭治郎の攻撃で頸を切断された猗窩座。
その体はいつしか過去の自分への回想へと誘われるのであった。

それは、
狛治と呼ばれていた少年時代―————————。

狛治は病気の父親のために掏摸を働き
幾度となく役人に捕まり激しい拷問を受けていた。

息子の罪を知った父は首を括り死を選ぶ。
それを受け、自暴自棄になった狛治は荒れすさぶ。

そんな彼の目の前に現れたのが
慶蔵と名乗る「体術」の達人だった。

慶蔵は荒れ狂う狛治を一発で倒し、
狛治を家に連れ帰ると
病床の娘、恋雪の看病を任せるのであった——————————————。

 

 

義勇の想い

これはまずい状態だ。

(水柱・冨岡義勇は冷静に分析する。)

視界が狭窄してきた・・・
失神しかけている。
左耳が全く聞こえない。
右手はもう感覚がない。

人間は—————————
〝全力疾走〟は長時間できるものではない。

通常は全力を出せば
10秒走るのですら激しく消耗する。
それ以上動き続けると
筋疲労で手足は鉛のように重くなる。

この状態を超えて、
上弦との戦いで長時間全力を維持し続けられたのは
呼吸を使える者だけが起こせる「奇跡」。

(義勇は刀を握り直す。)

俺は託されたものを後に繋ぐ―—————————

もう二度と目の前では
家族や仲間を死なせない。
そして—————————
自分がそうしてもらったように——————————

炭治郎は俺が守る!!

義勇は自分にそう強く言い聞かせるのであった——————————————!!

 

 

瀕死の義勇の〝心の声〟で今回の幕が上がる。

自分がどうなろうとも―————————
「もう誰の哀しみも見たくない!
そしてもう誰にも哀しみを味あわせたくはない!」
そんな強い義勇の〝想い〟が彼の体を動かす。

鬼殺隊の柱達は人のためだけに自らの命を賭ける・・・・
常人ではできない〝自己犠牲〟を体現する。

それは主人公である炭治郎も同じである。
そういう彼等だからこそ鬼達と戦う資格があるのだ!!

 

 

〈回想1〉狛治

誰だお前は・・・

その手を離せ・・・・

(猗窩座は右手を掴んで離さない少女に言う。)

もうやめにしましょう。
そして向こうに行きましょう。

(少女は涙で訴える。)

駄目だ。俺は奴らを殺さなければならない。

どうしてですか?

俺は強くならなければいけない。
邪魔をする奴は殺す。

どうして?
どうして強くなりたいの?

それは―———————
強くならなければ・・・
親父に薬を・・・持って来られないからだ・・・・。

こうして頭のない猗窩座は
過去の回想の世界へと足を踏み入れるのであった——————————————。

 

強くならなけらば・・・
盗んだ財布を持って逃げ切ることができないし、
強くならなければ・・・
返り討ちに遭っても勝てない。
強くならなければ・・・
奉行所に捕まって刑罰を喰らう。

「掏摸の入れ墨はもう両腕に三本線だ。」

奉行所の中————————
引っ立てられボロボロになった狛治—————過去の猗窩座は、
町奉行に宣告を受けていた。

「次は手首を斬り落とすぞ。」

「斬るなら斬りやがれってんだ!」
狛治は役人に取り押さえられながらも絶叫する!
「両手首を斬られたって足がある。
足で掏ってやるよ! 次は捕まらねぇぜ!!」

町奉行は続ける。
「わずか十一で犯罪を繰り返し・・・
大の男ですら失神する〝百叩きの刑〟を受けても
なおこの威勢―————————。」

狛治を扇子で指す。
「お前は鬼子だ!!」

何とでも言ってろ!
そうだ! おれは鬼子だ!!
生まれた時から
歯が生えていたと聞いている。
俺は鬼子なんだ!!

奉行所から解放された狛治は
家への帰路につきながら
心の中でそう吐き捨てるのであった。

 

来た~~!!?

「鬼滅の刃」のいつも一番泣かされるポイント・・・
それがこの〝哀しみの回想物語〟だ!!

これは鬼殺隊側、鬼側に問わずに涙に濡れる物語が展開され、
毎回のように読者の心の奥底に深々と突き刺さり、
いろんな痕跡を残していく—————————————。

やはり猗窩座にも〝哀しみの過去〟が存在したのだ!
しかもか彼らしい壮絶で修羅の過去が・・・・・

さあ引き続き猗窩座の過去を訪ねる旅を続けよう。

 

 

〈回想2〉父の死

と—————————
傷付いた狛治に近所の住人達が駆け寄って来る・・・・?!!

「お前がまた捕まったて聞いて、
 親父さんが首を括って死んじまった!!
死んじまったんだよぉ!!??」

その時、狛治の目の光は消えたのだった―————————————。

父親の墓前―————————
狛治はひとり佇み
残された手紙を握り締めていた。

〝狛治へ―—————〟

〝お前はまっとうに生きろ、まだやり直せる〟
〝俺は人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない〟
〝迷惑をかけて本当に申し訳なかった〟

(狛治は父の墓石を抱きしめる。)

貧乏人は
生きることさえ許されねぇのか・・・・。
こんな世の中なんか糞くらえだ・・・。

 

そして——————————
自暴自棄となった狛治は荒れまくり
今も大人達と激しい殴り合いを繰り広げていた。

なんで親父が死ななきゃならないんだ!

(狛治は大人達を殴り蹴りする。)

親父は何も悪いことなんかしていない。
俺は刑罰なんか辛くはなかった。
どんな罰でも
親父のためなら何だって耐えられたんだ・・・・

でも親父は目の前でどんどん痩せ衰えていく・・・
もっと滋養のあるものを食わせてやりたいんだ・・・
きっと俺が治してやるんだ・・・

そのためには金が足りねえんだよ。
だから掏るしかなかった・・・。
こうするしかなかったんだ!!

なのに・・・・
なのに―———————
なぜ死んじまったんだ?

俺は————————
親父のためなら死んだって良かったのに・・・・・

親父のためなら死んだって―————————————!!

(狛治は全ての大人を倒していた。)

 

「おーおー大したもんだ。」
一人の男がパチパチと手を叩きながら近づいて来る。
「子供が殺されそうだってんで来てみれば―—————————。
 大人七人を素手で伸しちまってるつぅのは・・・・」

男は満面の笑みを浮かべる。
「お前筋がいいなぁ。
 大人相手に武器も無しで勝つなんてよ。
気持ちのいい奴だなぁ!」

誰だ? こいつは?
俺は一体何を見ている?
これは・・・・俺の記憶なのか?

頭がない猗窩座は
ひたすら自問自答するのであった―——————————————。

 

突然の父親の死・・・
それは狛治の〝生きがい〟の消失・・・

大好きな父親が自分罪を悔いて死を選んでしまうなんて・・・・
何処にも出口のない八方塞がりの状況・・・
何処にも救いが存在しないではないか!

ただ唯一良かったのは、
人生に絶望した狛治が・・・自ら死を選ばなかったこと。

この世の理不尽さや、父親の死に対する怒りを
外に放出することを
無意識に選び取っていたのだ!!

「死」を凌駕する「精神力」が
幼い狛治をギリギリのところで生かしてくれたのだ。

そして、そこに一人の男が現れる!!

この人物が狛治の運命を変えるのか!?  次章へ進もう!

 

 

〈回想3〉 慶蔵と恋雪

「俺の道場に来ないか?」
ニッコリと笑いながら男が語りかける。
「門下生が誰もいなくてな。」

「うるせえ糞爺!! ぶち殺すぞ!!」狛治が吼える!

「その入れ墨・・・江戸の罪人だな?」
男は狛治の前腕の三本筋を見つめて言う。
「江戸で〝所払い〟を喰らって・・・ここまで来たってわけか?」

「だったら何だってんだ!!」狛治は突っかかる。

「うむ! まずは生まれ変われ少年!」
男は笑顔で手刀を構える。
「さあ来い!」

「くたばれ糞爺!!」

狛治が強襲する!

ド ド ド ド ド ド  ! !

刹那!
男の拳の連打が
電光石火の如く
狛治の顔面に鋭くのめり込む!

狛治は堪らずその場に崩れ落ちるのであった——————————。

 

「いや―————! 頑丈な奴だ。」
男が狛治と廊下を歩きながら言う。
「あれだけ殴ったのに半刻もせずに目を覚ますとは——————————。」

ここは男の家。
倒れた狛治を連れて来たのだ。

「俺は慶蔵。〝素流〟という素手で戦う武術の道場をやっている。」
歩きながら慶蔵は続る。
「が・・・門下生が1人もいなくてな・・・
 今は便利屋をして日銭を稼いでいるんだ。」

「お前にまずやってもらいたいのは病身の娘の看病だ。」

「・・・・・・」 狛治は無言で歩く。

「俺は仕事があるもんでな・・・・ぜひお前に任せたい。」
慶蔵はさらに続ける。
「先日妻が看病疲れで入水自殺してしまって・・・・
 大変なんだなぁ・・・。
俺が不甲斐ないせいで妻にも娘にも苦労をかける。」

「娘一人の家に罪人の俺を置いてっていいのかよ。」
狛治が不躾に言う。

「罪人だったお前は———————
 先刻ボコボコにしてやっつけたから大丈夫だ!!」

慶蔵は振り向いて
とびっきりの笑顔で狛治にそう言うのであった———————————。

 

似ている—————————————。

その時・・・
一瞬だけ回想から目覚めた
猗窩座の脳裡に————————————
炭治郎と慶蔵の後ろ姿が重なる。

そうか・・・
炭治郎・・・
お前がどうにも不快だったのは
こんなつまらない過去を想起させるからだったんだな―———————————。
こんなくだらない過去を—————————————。

 

「俺の娘の恋雪だ。」
慶蔵は障子を開けて中に向かって狛治を紹介する。

そこで狛治の瞳が見たのは———————————

病床から上半身だけ起き上がり・・・・
熱で赤らんだ顔を汗で濡らして、
弱々しく咳をする
百合のような可憐な少女の姿であった———————————。

(狛治は病床の父の姿が重なる。)

「朝より顔色は良くなってるな。少しはマシか?」
慶蔵が恋雪の頭を優しく撫でる。

「コイツなぁ。名前言わねぇから
 俺が戻るまでに聞き出しといてくれ。」
慶蔵は娘にそう言って仕事へと出かけて行くのであった。

「・・・・・・・」

狛治と恋雪・・・・
しばしの沈黙が流れる・・・・。

「あの・・・。」
「か・・・顔・・・。怪我・・・だいじょうぶ?」
恋雪が恥じらいながら口を開くのだった。

 
猗窩座は一瞬回想から覚める。

きっと治す。
助ける。
守る。

そう・・・・
俺の人生は・・・・
妄言を吐き散らすだけの・・・
くだらないものだった・・・・

頭の無い猗窩座は
遠い昔の記憶の中で
自分にそう言い続けるのであった——————————————。

 

慶蔵との突然の出会い―———————。
この笑顔で飄々とした人物が狛治の運命を変える!?
慶蔵は狂暴な狛治を一瞬で倒して家に連れ帰るのだ。

そして、
慶蔵の娘、恋雪と出会うのである。

猗窩座の手を掴み、
涙で訴える少女が明らかになったのだ・・・・・。

この後に彼らを待ち受ける運命は果たして如何に??

それはまた来週である。

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以上が鬼滅の刃【ネタバレ】第154話「懐古強襲」のネタバレです。

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鬼滅の刃154話の感想

さて、今週の「鬼滅の刃」は————————
ほぼ全編に渡って〝猗窩座の回想〟が丁寧に描かれる。

猗窩座―—————
狛治の過去を通して浮き彫りになるのは

見えない大きな「運命の波」、
そして江戸時代における階級や貧富の差と
それに押し潰されていく一つの父子の物語である。

ここで押さえておかなければいけないのは・・・・・
「この〝過去の物語〟の登場人物は誰一人悪くない!」という事実である。

ただ在るのは抗えない「人間の定め」。
そしてその時代の理不尽さと、
全てを覆いつくす「運命の儚さ」、「哀しさ」だけである。

狛治はこれらの大きな波に揺さぶられ続ける小舟なのだ!

そして狛治は
運命にもてあそばれながら・・・
翻弄されながらも、
懸命にもがき続けているのだ!

さあ・・・来週である。
引き続き猗窩座の過去は続く―——————————。

その後の慶蔵との関係は?
恋雪とは心を通わすことができるのか?
そして・・・
狛治は何故?どうやって鬼と化したのか?

全てが読者の目の前に明らかとなる筈である。
そして猗窩座と炭治郎・義勇の決着の行方はどうなっていくのか?

涙なしではいられないであろう次週を、
足を踏みしめ、ハンカチを用意して・・・・
〝心の準備〟をしっかり済ませて、心して待とうではないか!!

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