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ゴールデンカムイ【ネタバレ】169話「メコオヤス」感想!

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ゴールデンカムイ168話あらすじ

吹雪により遭難した杉元達は、灯台守の老夫婦によって一命を取り留めた。

老夫婦は冷え切った杉元達に、自らの寝床である「ペチカ」を貸し暖を取らせてくれた。

さらに老夫婦は杉元や鯉登達にロシア料理の「ペリメニ」と「ボルシチ」を振る舞い賑やかな食事は嬉しいと言う。

一見して明るい老夫婦に見えたが、杉元の「他の家族はいないの?」という一言がきっかけで老夫婦の明るい顔は一変し暗い顔になる。

暗い顔の訳は、老夫婦には一人娘がいたが、ある日やってきたロシア軍の脱走兵に連れて行かれてしまったとのこと。

老夫婦が生活している灯台は既に灯台として使われなくなっているが、娘の帰りをずっと待っているのだそう。

それを聞いた杉元は老夫婦に娘の写真を一枚借りたいと申し出た。

娘の写真を借りたことに対して、本来の目的があると月島は咎めたが、杉元は行く先々で聞いて回るのは負担にならないと言い切る。

出発の際に老夫婦から娘を見つけて欲しいと頼まれた杉元は、アシリパの写真を見せて「この子が来たら杉元佐一は生きてる」と伝言を頼んだ。

遭難を乗り越え、世話になった老夫婦の娘の捜索をしつつ、杉元はイヌゾリに乗って出発したところから

ゴールデンカムイ169話「メコオヤス」始まります。

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ゴールデンカムイ169話ネタバレ

【山猫】

灯台を出発した杉元達がたどり着いたのは、ロシアとの国境まで140キロの距離にある樺太アイヌの集落だった。

集落についた杉元は早速アシリパの写真を樺太アイヌの子供達に見せるが、子供達は「クワンテ カ ハンキー(知らねー)」と言う。

続いて杉元が取り出した写真は老夫婦の娘の写真だった。

しかし、杉元は娘の名前を覚えておらず、まごついていたが月島は覚えていたらしく「スヴェトラーナ」とロシア語で教えてくれる。

「スヴェトラーナ」という名前を聞いても子供達の答えは「クワンテ カ ハンキー」だった。

一方で、チカパシは樺太アイヌの昔話に出てくる猫の化け物「メコオヤシ」がこの集落に出たと聞いて盛大にビビッていた。

「メコオヤシ」は毛皮に赤と白のブチがあるイヌみたいに大きな猫とのこと。

それを聞いた月島は「オオヤマネコ」だな・・・と冷静に答える。

冷静な月島を横目に鯉登は「ふん・・・尾形百之助じゃないのか? いよいよ奴らに追いついたか」と言うが、杉元に「なんで尾形なんだよ」とつっこまれる。

杉元のツッコミに月島と尾形は心当たりがあるかのような顔をして黙ってしまう。

「山猫の子供は山猫・・・」

鯉登がそう一言だけ言うが、杉元は「どういう意味だと?」分かりかねている様子。

そんな杉元を見てか、月島から補足説明が入る。

「山猫は『芸者』を指す隠語だ 師団の一部の連中が言っていた、くだらない陰口だ」

それを聞いた杉元は「本当にくだらねぇな・・・」とつぶやく。

どうやら尾形を嫌う人間は師団の中では少なくないらしく、鯉登も私も大嫌いだとはっきり言っている。

鯉登はさらに言葉を続ける。

「それに『山猫』には いんちきとか、人を化かす意味の隠語もあるのだろう?」

「くだらん陰口だが しかし 案の定・・・ではないか 違うか杉元?」

鯉登の言葉に杉元は何も言えない様子。

一方で、「メコオヤシ」の伝説を聞いたチカパシは「こわい・・・」と冷や汗をかいていた。

「メコオヤシ」の伝説を聞いていた鯉登は、「その変な話に教訓があるとすれば・・・」

「泥棒猫は撃ち殺せ」だと言い切る。

その言葉を聞いた杉元の目は鋭く冷たさを感じさせるものだった。

【亜港】

チカパシが「メコオヤシ」に恐怖していた頃、アシリパ達は雪に残る大きな足音を見つけていた。

「メエコッに似てるけど大きすぎる!!」そういうアシリパに白石が「メエコッってなに?」と意味を聞く。

アシリパによると「メエコッ」とは猫のことであり、「寒さで死ぬもの」という意味とのこと。

このネーミングにさすがの白石も「もっと可愛い名前つけてあげてぇ~?」と気の抜けた顔をする。

「その足跡はオオヤマネコだ」

キロランケの言葉にいち早く反応したのはアシリパだった。

「もしかしてこれがメコオヤシ?」

そういうアシリパはアチャ(お父さん)が昔に話してくれた猫の化け物はこのことだったのかと思い出している。

思い出に浸るアシリパにキロランケはウイルク(アシリパの父)と共に一度だけオオヤマネコを獲ったことを伝える。

「味は!?」

毛皮がものすごく高く売れたというキロランケの言葉なんて無かったかのように、アシリパはオオヤマネコの味が気になるようだ。

しかし、オオヤマネコの味はアクが多かったらしく、ウイルクもマズぞうな顔をしてたとか。

「猫お化け美味しくなかったか・・・ それも初めて聞くアチャの話だ・・・」

アシリパがそういうとキロランケは「もっと知りたいか?」と言う。

キロランケによると昔のウイルクを知っている人がいるとのこと。

「会いたくないか? アシリパ」

キロランケの言葉に少し間を空けて、アシリパは「どこにいるんだ?」とその人の場所を聞く。

「アレクサンドロフスク サハリンスキー 通称『亜港』」

「亜港監獄にその人は収監されている」

キロランケによると証拠が一切ないので処刑ができず、密かに幽閉されているのだとか。

しかも、皇帝暗殺の首謀者だという。

(首謀者となれば、証拠がなくとも幽閉されますね・・・)

その頃、亜港監獄では一人の囚人が看守から鞭打ちを受けていた。

「もうおしまいかい? あんまり優しく撫でるから 寝ちまったよ!」

そう言った人こそ、キロランケが言っていた首謀者であった。

首謀者の名前は「ソフィア・ゴールデンハンド」

その風貌は上着を肩にかけて、男らしい濃い顔をした「女性」であった。

キロランケによると、彼女は活動資金に犯罪を繰り返す義賊であり、法廷でつけられた「金の手」という愛称で呼ばれているのだとか。

これには白石も驚いたらしく「親玉は女だったのか」と口を空けている。

「彼女なら俺の知らないウイルクを知っているはずだ」

キロランケがそう話す傍らで、尾形はオオヤマネコを発見する。

尾形とオオヤマネコは似た目つきで睨みあい、尾形が肩に担いでいた小銃を降ろすところでアシリパから声がかかる。

「行くぞ尾形、亜港へ向かう」

声をかけられた尾形がもう一度、オオヤマネコの方向を見るがそこにはもうオオヤマネコの姿はなかった。

肩から小銃を降ろしている尾形に「なにかいたのか?」とアシリパは声をかけるが、尾形はなにも答えなかった。

何も答えなかった尾形は雪に残ったオオヤマネコの足跡を追うことも無く、アシリパ達と亜港へ向かうのであった。

アシリパ達が亜港監獄に向かうところで今回はここまで!

ゴールデンカムイ170話考察

今回はアシリパ達が大きく動いた一話でした。

アシリパにウイルク(アシリパの父)の話が聞きたくないかとキロランケは悪い顔をして言います。

アシリパ達が目的地に近づくにつれて、キロランケの悪い顔が増えてますね・・・

しかし、アシリパ達が亜港監獄・・・・

杉元ハラキリショーの際にヤマダ曲馬団の団長から教えてもらった監獄でしょう・・

アシリパ達は既に監獄の近くなのに、杉元達はまだロシアの国境を越えていません。

杉元は追いつくことができるのか、次回も見逃せません!

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