HUNTER×HUNTER『ネタバレ』390話『衝突①』
1003号室
第1王子私設兵コベントバが第3王子チョウライの守護霊獣の能力について思案する。コベントバは第3王子私設兵テンフトリがチョウライからもらった硬貨を確認させてもらう。コベントバは今後、硬貨の変化を注意して見ていくことを決める。チョウライ自身もまだ自分の守護霊獣の念能力については未知であった。王になったあとに大きな影響を与える能力だとチョウライは予感していた。チョウライは念能力が継承戦では役に立たないと判断し、自分自身の力で勝ち残っていくことを決意する。チョウライはシュウ=ウ一家組長オニオールのもとへ出かける。
オニオールの部屋
チョウライがオニオールに念能力について調べることを依頼し、心の中で『頼んだぞ…父さん…!』と願いを込め、オニオール部屋を後にする。
オニオールとヒンリギの電話
シュウ=ウ一家若頭ヒンリギ=ビガンダフノが現在の状況をオニオールに説明する。エイ=イ一家新組長モレナ=ブルードが部下を使い、あちこちで殺戮を繰り返し、シュウ=ウ一家とシャア=ア一家にも被害が出てることを報告し、ヒンリギはエイ=イ一家を潰すことが優先だとオニオールに進言する。オニオールは幻影旅団をコントロールするためにヒソカを探し出すことが優先であると言う。渡航船ブラックホエール1号の第4層ではヒソカが見つからなかったので、オニオールは第3層でヒソカを探しつつモレナを殺す指令をヒンリギに出した。電話が終わり、ヒンリギは部屋で休むザクロ=カスタードとリンチ=フルボッコに声をかけ、第3層でエイ=イを潰す抗争を始めることを告げた。
第3層
ヒンリギ達が第3層の関所を抜けて第3層の町中に入っていく。エイ=イ一家の男女の見張りにヒンリギ達は気づき、ヒンリギは男のほうをザクロとリンチに話を聞くように指示を出し、ヒンリギは女のほうを追っていった。
ザクロとリンチ側
リンチが男に話かけると、ザクロが他の男から不意うちをされ首をナイフで切りつけられる。リンチも話かけた男に蹴られて吹っ飛ばされる。
ヒンリギ側
追っていた女とその仲間がマフィアの構成員リストに入っていないことをヒンリギは知った。一般人を巻き込むと軍隊に拘束されること話して女はヒンリギを脅し、『パンピー最強説♥️』と言ってその場を去っていった。ヒンリギはエイ=イ一家が縄張りも収入も関係ない戦いだけが目的であることを感じ取った。軍隊の兵隊がヒンリギに近寄ってきた。
ザクロとリンチ側
リンチを蹴り飛ばした男がリンチに質問しようとするが、リンチは男の仲間を助けないでいいのかを確認する。ナイフでザクロを切りつけた男がザクロが首から流した血で拘束され、男は勢いよく投げ飛ばされて地面にたたきつけられた。操作系能力者ザクロ=カスタードの能力『血いさな世界(ブラッディメアリー)』である。自分の血液を自在に操ることができる。持ち歩いている点滴は実用と制約を兼ねていた。リンチは蹴り飛ばされた男に質問しながら殴りかかると、殴られた体から質問の答えが次々と出てきた。放出系能力者リンチの能力『体は全部知っている(ボディアンドソウル)』である。標的に質問してから殴ることで、周りの人間には聞こえない標的の心の声を聞くことができる。ヒンリギが軍の兵隊とともに合流してきて二人を止め、男達が書類上で一般人であること、司法局がからむと厄介であることを話した。ヒンリギは軍の兵隊にチップを渡しながら第3層に来ないことを約束する。チップを渡す際にヒンリギは軍の兵隊の銃に手を触れていた。チップを渡され喜んでいた軍の兵隊の銃がいきなり蛇に変化する。変化した蛇の口から銃弾が発射され、軍の兵隊の頭が吹き飛んでいった。具現化系能力者ヒンリギの能力『手のひらを太陽に(バイオハザード)』である。触れた機械や武器などを元の機能を有したまま生き物に変えて操作する。第3層に来ないことを約束した軍の兵隊達が死に、ヒンリギ達は第3層を進んでいく。降り始めた赤い驟雨!抗争は激化していく。
ハンターハンター390話『衝突①』感想
シュウ=ウ一家の動きが活発な回でしたね。第3王子の守護霊獣の能力が何なのかは本当に気になります。10の次は100に変化していくと予想されますが、数字の増加でいったいどんな効果があるか謎ですね。王になったあとに役に立つものだったら服従させる系統のものかもしれませんね。チョウライとシュウ=ウ一家組長オニオールの関係も気になりますね。チョウライの『父さん』発言でチョウライがホイコーロの実の子どもでないことが確定しました。この事実が後々の継承戦でどう影響していくかが気になるところです。シュウ=ウ一家の3人の能力がわかりましたね。リンチの能力『ボディアンドソウル』は尋問では最強の能力ではないでしょうか。殴るだけでわかるなら、時間がかからずに必要な情報が聞けるのでお得な能力ですね。エイ=イ一家の行動は異常だけど、書類上で一般人になる工作をするなと知的なことをしているのに意外性を感じました。異常性と知性を持ち合わせているモレナはマフィアの中では最強ではないでしょうか。激化していくマフィア間の抗争で次はどんな戦いがあるんでしょうね。個人的には幻影旅団のパート又はヒソカ登場の話を早く読みたいですね。でも、次回からはまた休載。次はどのくらい休むんでしょうね。続きが読みたいから富樫先生の早めの復帰を祈ります。