食戟のソーマ【ネタバレ】289話「俺はお前になりたい」
前回、コンビニの食材だけでおせちを作り審査員を唸らせた創真。
審査員の評価額を司と競っていた事もあり、審査員に詰め寄ります。
しかし、肝心の審査員の財布は空っぽ。
何とかかき集めて、合格ギリギリの金額を創真に渡します。司と金額を争っていた創真はガックリ。
側に居た司が創真をなだめ、BLUEの副賞について語ります。
それは、滅多に姿を見せないBLUEの最高責任者の指定料理人になる、というとても名誉なもの。料理人なら誰でも憧れるものであり、司も目指しているようです。しかしやっぱり創真は違います。自分の店を継ぐ事が一番大事なようで、BLUEの責任者に自ら店に来て貰えば対応するけど、という始末。これには隣で聞いていた審査員も大激怒です。
一方先の門前には、えりなと才波がいます。えりなを必死で口説いている才波が身の上話をします。
父親の顔も知らず、毎日泥酔した母親とアメリカに暮らしていた様子。母親が亡くなってからは、児童施設に居りそこで創真の父である城一郎と出逢います。料理から何まで色々な事を教えてくれた城一郎は、才波にとっては父親の存在であったと話します。ところが才波が15歳の時に別れが来ます。その時に息子の創真の事を知り、父親を取られた淋しさと嫉妬が爆発し、創真になりたいと思うように。なーんて、と最後は明るく誤魔化しましたが、ほぼ実話のような話にえりなは動揺します。
一方、創真達に場面は戻り、第2の門が開かれ待ち受けていたのは..。
才波の過去がここで出てきて、びっくりです。才波という名前は息子でありたい、という願いからなのでしょうか。
創真はやっぱり創真でした。副賞とか関係ないですよね。次の門で待ち構えている面々が、また個性的でどういうお題になるのか想像もつきません。