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名探偵コナン ゼロの日常【ネタバレ】27話「ゼロじゃありませんから」感想!

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安室透と風見裕也は助っ人で参加することになった「米花町vs.杯戸町」の草野球。米花町・米花ライスフラワーズを杯戸町・杯戸ジャガーズに馬鹿にされたことにより反撃に挑む。

 

安室の打ったホームランにより、チームメイトの士気を高めるだけでなく、勝利への道を一歩一歩と前進させていく。

 

ピッチャーに交代した安室は、相手の攻撃を着実に防いでいく。

 

七回裏にて、バッター・安室は敬遠されたことに抗議の意を示し、勝負に挑む。

勝負に挑んだ安室は、ホームまで走り抜け、米花ライスフラワーズは勝利する。

 

名探偵コナン ゼロの日常【ネタバレ】27話

ホームラン

僕達が、

勝つ可能性はまだ―――

ゼロじゃありませんから!

 

(相手の振りかぶったボールを安室のバットは、キッイインと金属音を鳴らしながらど真ん中へ当てていた。)

 

(振り当てたボールは川の中へとボチャンッと落ちる。)

 

「ホ・・・ ホームラン・・・?」

 

相手のピッチャーはホームランを打たれたことに茫然とし、口が塞がらない様子でポカー・・ンとしたまま目を白黒と変えていく。

 

「すっげー 飛んだな―――」

 

小倉の一言ともに、チームメイトと応援するメンバーのわあっと歓声の声が上がる。

ホームへと帰ってきた安室を笑顔で出迎える梓。

その笑顔に応えながら、拳を掲げて出迎えた梓に拳を当て返す。

 

「いやぁ、

思いっきり振ったら当たってくれました!」

笑顔でホームに帰ってきた安室。

カラーページで魅せつけてくれる、最初からいきなりのホームランに度肝を抜かれる。

当たってくれたと笑顔で言うが、前号の空振り具合と大分表情が違っているのだ。

 

ホームランを打ったことで、チームの雰囲気が柔らかくなっている。

しんみりとした雰囲気を一気に吹き飛ばしてくれたのだ!!

 

さあ、安室によって作り出された雰囲気をどう生かしていくのか、次へ見ていこう!!

 

安室のアドバイス

「さぁさぁ これから これから!

9対1の8点差!!

追い上げていきましょう!!」

飛田はチームメイトを鼓舞するように、バットをブンブンと振りかぶりながら、叫ぶ。

 

「栗山さん ごめんなさい!

私が足をひねらなければ・・・」

大橋は栗山に謝る。

 

「だ・・・ 大丈夫です・・・

でも私・・・ ストレス解消に

バッティングセンターで 遊んだことしかないから・・・」

大丈夫と言いながら、冷や汗を流す、不安な表情の栗山。

 

「ストライク バッター アウト!!」

(その後ろで鼓舞していた飛田が、バッターアウトとなっている。)

 

「緑さん、

なるべくホームに寄ってかまえてみてください・・・」

不安な様子の栗山にヒソ・・・と声をかける安室。

 

「え?

バット振らなくても大丈夫なんですか?」

安室の言葉に驚く栗山。

 

安室の言葉通りにホーム寄りに、バッターボックスに立つ栗山。

すると、先程まで投げていたピッチャーはボール! ボールツー!とストライクが入らなくなる。

 

「急にストライクが入らなくなった!

どんなアドバイスしたんです? 安室さん・・・」

驚きの表情を見せる梓は、安室に尋ねる。

 

「あのピッチャー 女性が打席に入ると、

ボールを当てる ことを恐れてか

外角ばかり 放ってくるんですよ!」

安室は試合の様子に目線を外さないまま説明する。

 

「流石、目の付けどころが 違ぇや!」

小倉は安室の観察眼を褒める。

 

「梓さんや

彩代さんの打席で、そうなんじゃないかなと・・・」

小倉の言葉に対し、観察していた箇所を言う。

 

「フォアボール!」

「ラッキー!」

音符の吹き出しを出しながら、小走りに進んでいく栗山。

 

相手ピッチャーは目元を暗くしながら、苛立った様子で舌打ちをする。

 

「皆さんには、 僕が気づいた

相手投手の変化球を投げる前のクセや・・・

けん制のクセを・・・」

安室はこの状況を好機に捉え、チームメイトに自らの観察眼で得た情報を開示していく。

その言葉に頷き返しながら聞くチームメイト。

 

(キン キンと音が鳴らしながら、球が打ち上がっていく。さらに相手の守備選手を通り抜けていく。)

 

「安室さんの言った通りだ!」

 

状況は9対3と6点差となった―――――。

 

お得意の観察眼でチームメイトを勝利へと導いていく姿に、リーダーシップを発揮していく!!

野球が得意でない様子の栗山も、楽しめているというところがいい感じだ。

 

さあ、次の守備ではどう闘う!? 次へ進めよう。

 

防ぎきる守備と止まらない攻撃

「スリーアウト チェンジ!!」

ここまで続いていた攻撃が止まる。

 

「やっと 相手の攻撃が 終わったぜ!」

「でもまだ 6点差あるし・・・」

米花ライスフラワーズの攻撃が終わったことで一息つく。だが、まだ6点差という余裕を見せる杯戸ジャガーズ。

 

「敵さんのエースも

投げられぇんだろ?」

「楽勝 楽勝!!」

余裕綽綽とした様子で笑い声を上げる。

 

(ズドンと彼らの笑い声を遮るように大きな音が立つ。)

 

「え?」

「ストライクワン!!」

空振りした相手バッター。

 

「え?」

「え?」

茫然とする杯戸ジャガーズ

驚きの表情と声をあげる米花ライスフラワーズ

 

ピッチャーとなった安室が投げていた!

 

「あ、安室さん!

すご―――――い!!」

興奮した様子の梓。

 

バーボンの目つきに変え、不敵な笑みを浮かべながら投げる!!

 

(ズドン ズドン ズダンと大きな音が鳴りながら、相手バッターは驚き、空振りしていく。)

 

9対7と2点差まで追いついていった―――――。

 

ピッチャーもできる安室さん、凄い!!

目つきも段々と不敵になっていく。抑えきれない雰囲気を感じる。

頑張れ!! 米花ライスフラワーズ!!

 

勝利は目前か!? 次へ進もう。

 

最後の勝負

「えいっ!!」

男性チームメイトに負けない梓。

 

(打った球は、相手選手の間に落ちていく。)

 

「ナイスバッティンッ

梓ちゃん!!」

チームメイトの言葉に笑顔と拳で返す。

 

「最終回、

あと一人 あと一人!」

「声出していけ!!」

段々と追い上げられていった杯戸ジャガーズ。ここにきて、疲れの様子を見せる。

 

「7回裏、2点差・・・

ツーアウト 一・二塁」

「あとは頼んだ・・・」

 

「安室さんっ!!」

10番の背番号を背負って登場する安室。

 

「ボール!」

バッターボックスに立つ安室に勝負を挑まないピッチャー。

 

「ありゃあ

やっぱり勝負してもらえないか・・・」

「となると・・・・・・

次のバッターは今日ノーヒットの・・・」

「・・・・・・」

顔曇らせるチームメイトたち。その目線の先にいる飛田を見る。

次のバッターである飛田は気合十分といった様子で、バットを振る練習をする。

 

とうとう来た!

自分の花道!!

 

なぜここまで

沈黙を貫いてきたのか・・・

 

いつ打つの?

今でしょ!

チームメイトたちに期待されていないことを知らない飛田は好機がきたと、笑みを浮かべる。

 

「スリーボール!」

相手ピッチャーは不敵な表情であるのに対し、安室は表情を変えない。

が、次の瞬間。安室はバットを逆さに持ち替えた。

 

「あ、あれは!!

敬遠に抗議した

伝説の名選手の構え!!」

 

ふ・・・降谷さん!

緊張が走る。

 

構えられたピッチャーは、安室の表情を伺い見るが、変わらない。

 

「ナメんな!!」

挑発と受け取ったピッチャーは投げる。

 

が、安室はバットを振り返す。

 

「抜けた―――!!」

 

守備選手を通り抜けるボール。

 

「同点!!」

 

ホームへと帰ってきたチームは同点へと持っていく。

チームは歓声を上げる。

 

安室は止まらない。三塁を踏むとそのままホームへと突き進む。

 

「三塁 まわったぞ!!」

「え!? もう!?」

「バックホーム!」

 

バックホームに向けて投げられる。

ボールとキャッチャーの間に挟まれるも走る安室。

 

安室はスライディングで突っ込む。

投げられたボールを素早くミットに収めるキャッチャー。

 

勝負の瞬間。

どちらが早くタッチできたのか!?

 

固唾を飲む米花ライスフラワーズ。

杯戸ジャガーズの驚きの表情を浮かべるキャッチャー。

 

「ホラ・・・・・・」

安室が立ち上がると共に、背番号の10の“1”が剥がれていく。

 

「ゼロじゃ

なかった

でしょ?」

剥がれ落ちた背番号は0となった。

後ろ姿で表情の見えないが、笑顔を浮かべる横顔。

勝利の拳を掲げた姿の超えた先に見える、米花ライスフラワーズ勝利の笑顔。

 

9対10。

米花町vs.杯戸町の草野球対決。

米花ライスフラワーズの逆転勝利!!―――――。

 

 

「我らが米花ライスフラワーズの

勝利を祝しまして、

乾ぱ――――い!」

ラーメン小倉にて開かれた祝勝会。

 

「やるな 兄ちゃん!

最高のRH(ランニングホームラン)だったぜ!

うち(ジャガーズ)に入らないか?」

安室の実力を認め、勧誘する杯戸ジャガーズ。

 

「いいや!!

安室さんはRF(ライスフラワーズ)だ!!」

それに負けぬように声をあげる小倉。

試合の始める前の険悪な雰囲気を感じさせない程、仲の良い姿を見せる。

両方のチームに人気者となった安室―――。

 

一方の飛田(風見)は―――

「たまには 自分にも

花をもたせてくれたって・・・」

飲みながら涙を流す飛田。

 

「飲みすぎですよ?

飛田さん・・・」

そんな飛田の様子に呆れた様子の梓と栗山のすがたであった―――――。

 

 

勝利へと導いた安室!!

しかも、両チームの仲も和解させてしまう程!

 

オチの担当が風見になってきた最近のゼロの日常!

 

来週から11号~15号までお休みなので

16号を待とう。

 

名探偵コナン ゼロの日常27話の感想

今回の「ゼロの日常」は、前号の草野球対決の決着。

 

最初のホームランから女性に対する投手の特徴、相手投手のクセ、バッティングの実力だけでなく、ピッチャーでの実力も高さが分かる話である。

時折、バーボンの表情もあるのだ!!

相手の敬遠に対しても、感情を見せつけない潜入捜査官らしい姿もある。

少しでも勝利の可能性があるなら、それを信じる信念を感じさせる。

また、新しい一面の姿をみることができ、野球を実況でもアニメでもなく、漫画で楽しめた話でもある。

次の「ゼロの日常」は、深夜の日常という言葉。

深夜での仕事? 夜更かし? 夜ならではの楽しみ方?と考察が止まらない!

次まで楽しみに待ちましょう!

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