若手一流料理人が競う「THE BLUE」で優勝し、親と一緒に料理を出していた「ゆきひら」の店を継ぐと決めた主人公、創真。
今回はその「BLUE」の第一関門を突破するお話でした。
食戟のソーマ【ネタバレ】284話「死にゆく料理人」
審査員はいつも通り一癖二癖ありそうな老人。
暴力団のトップでありながら、一流の料理人。
しかも裏の世界で働く料理人には贔屓をし、表の世界で働く創真達には不利な条件での審査を。
最後の晩餐と称する老人に、創真は怒り挑みます。
出した料理はあん肝の最中。
私は絶対食べたくないと思いました。
ひと口食べた老人は、いつものごとく身体中で美味しさを表現。
急に筋肉がムキムキに..。
創真は言います。
最後の晩餐、と言うなと。
老いても料理を楽しむ事は出来ると。
本当の死期が近づいてきたら、自分の店に食べに来い、それが本当の最後の晩餐である、と。創真は審査の事で怒っていたのではなく、老人の発した言葉に怒っていたのです。
ここが創真のイイ所です。
勝負だけではなく、審査員を一人の人間として接して話を盛り上げていく所など、人間味が溢れている話が毎回面白いです。
結果、老人は創真の優しい心に触れ、創真を合格させます。
次回は第2関門です。
創真以外のメンバーも出場しているので、気になります。