チェンソーマン『ネタバレ』
2話『ポチタの行方』
公安のデビルハンターの車内
デンジの腹の音が大きく響く。ちょうど朝ごはんを食べていなく、お腹の空いていたデビルハンターの女の提案で、パーキングエリアで食事を食べることになった。お金のないデンジは遠慮するが、デビルハンターの女は奢るから大丈夫だと話した。半裸だったデンジはデビルハンターの女に着ていたスーツの上着をかけられる。今までデンジは汚い臭いと言われて誰にも近寄られずに優しくされたことがなかった。優しくされるデンジは顔もいいデビルハンターの女が好きになっていった。
パーキングエリア
うどんとフランクフルトを注文するデンジのもとに血まみれの男がやってきた。事情を聞くと娘が悪魔にさらわれて森のほうに連れていかれてしまったとのことだった。デビルハンターの仲間の黒服はすぐに助けにいくと男に説明した。カレーうどんを注文していたデビルハンターの女はうどんがのびるのが嫌なので、デンジに悪魔殺しを命令する。同じくうどんを頼んでいたデンジは嫌がる。デビルハンターの女はデンジが飼われていると説明し、返事は『はい』または『ワン』だけしか認めず、『いいえ』と言う犬はいらないと話した。知り合いのデビルハンターの鑑識課は使えない犬は安楽死されるとデンジに教えた。うどんが伸びる前にさっさと行くように命令されるデンジは『はい』と返事をして森の中へ入っていった。
森の中
優しい人だと思って好きになっていったデビルハンターの女の本性を知り、デンジは犬扱いされて憤りを感じ、死んだポチタのことを思いだし悲しくなった。森の中を進むと笑い声がしたので、そこに向かうと悪魔と少女が遊んでいた。デンジが近づくと少女は悪魔を殺さないでとお願いする。少女は自分の父親の暴力から悪魔が助けてくれたので殺さないでほしいと説明した。目の前にいる悪魔をポチタの姿と重ねて、デンジは気のいい悪魔もいることを考え、少女に一緒に逃げることを提案する。喜ぶ少女はデンジの手を握り大きく笑いだした、悪魔が筋肉の悪魔の正体をあらわした。筋肉の悪魔は触れた筋肉を自由自在に操り、デンジをおさえて少女と楽しいことをしようとした。デンジは胸のチェンソーの紐を口で引き腕のチェンソーを発動させる。悪魔の本性を見たデンジはクズだと判断し、筋肉の悪魔をきがねなく切り刻んで殺していった。少女を抱えてデンジは森を出ていった。
パーキングエリア
待っていたデビルハンターの女はデンジを使える犬だと言って迎え入れる。チェンソーで自分の体も傷つけたデンジは貧血になりデビルハンターの女に倒れかかる。デビルハンターの女がなぜそんな体になったのかを尋ねると、デンジは飼ってた悪魔が自分の心臓になったことを説明した。デビルハンターの女はその話を信じ、デンジの状態が前例のない珍しいものだと説明した。鼻の利くデビルハンターの女はデンジの体から人と悪魔の2つの匂いがすると話し、ポチタがまだデンジの中でいき続けていると言った。それを聞いたデンジはとても喜んだ。腹の音が鳴るデンジはうどんを食べたいと言った。フラフラな姿のデンジを見たデビルハンターの女は一人で食べれるか聞くと、デンジは食べれないと言い、デビルハンターの女にうどんを食べさせてもらった。伸びてるうどんも美味しく食べるデンジを見て、デビルハンターの女は健気で本当の犬みたいに感じた。デンジがデビルハンターの女の名前を聞くと、デビルハンターの女はマキマと答えた。デンジが好きな男のタイプを聞くと、マキマはデンジみたいな人が好きと答えた。
2話『ポチタの行方』感想
デンジがマキマのことをどんどん好きになっていく回でしたね。普段は優しくされないデンジはすぐに好きになっていってしまいましたね。マキマはデンジを犬のように思っているので、恋は実らないとは思えないので、マキマにずっと便利な犬扱いされていってしまうと思います。デンジの気持ちを考えるとかわいそうな展開になっていってしまうんではないんでしょうか。それとも今後の展開によっては二人の純愛なラブコメな話になっていくんでしょうか。デンジ頑張れ~!と応援したい状況ですね。デンジの状態があまり前例のないこととマキマが話していたので、これから新キャラでデンジに似た能力の持ち主がでてくるんでしょうね。銃や剣とかが鉄板ですがチェンソーに合わせて電動工具でドリルとかが出てくると思います。他の公安で飼われている犬達は同じような扱いをされているんでしょうか。体に悪魔の力を宿した人間には人権がないという考えなんでしょうね。言うことを聞かない犬達は躊躇なく殺されていく現場なんでしょうね。次はどんな展開になっていくんでしょうか?本部に向かうのか、寄り道で悪魔がまた出てくるのか、はたまたマキマの家にお邪魔していくのか。自分の希望としてはマキマの家にお邪魔していく回を読んでみたいですね(笑)。これからの展開にわくわくですね。