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鬼滅の刃【ネタバレ】131話「来訪者」感想!

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鬼殺隊水柱・富岡義勇は過去に大切な人を死なせ、代わりに自分が生き延びていることに
強い罪悪感を抱いていた。

そのことを義勇の告白で知った竈門炭次郎は、彼を何とか元気づけようと言葉をかける。
すると、炭次郎のある一言が義勇に響き、改めて彼の〝心の目〟を開かせるに至るのであった。

開眼した義勇は、遅ればせながら拒んでいた〝柱稽古〟に参加するのであった。

一方、蟲柱・胡蝶しのぶは自宅の仏壇の前にいた。
そして、しのぶの様子を見に来たカナヲに、〝柱稽古〟に参加しない旨を伝え、
さらに姉を殺した鬼について優しく語り始めるのであった。

ところ変わって潜伏中の珠世のもとに鎹ガラスがやって来る。
カラスは産屋敷耀哉の使いで、要件は「産屋敷邸」へ招待するというモノであった。

この鬼である私を・・・・!?  いったい・・・・??
突然の「屋敷への招待」に、不安を隠しきれない珠世なのであった。
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鬼滅の刃【ネタバレ】131話「来訪者」

1.義勇の想い、炭次郎の想い。

炭次郎は、憂いに沈む富岡義勇の横顔を見ながら思案に暮れる————————。
きっと、義勇さんは自分が死ねば良かったと思っているんだ。

自分よりも生きて欲しかった大切な人が、自分よりも早く死んでしまったり、
自分を守って死んだりしたら———————体を、心を抉られるようにつらい・・・・・・。

錆兎。 狭霧山で俺に稽古をつけてくれた少年。
それは不思議な体験。すでに死んでいた彼が俺を助けてくれた。
そうか、錆兎は義勇さんと同期で、生きてれば同じくらいの年なんだ。

錆兎は〝選別〟の時、みんなを助けたんだ。
錆兎が生きていたら凄い剣士になっていたんだろうなあ・・・・・。
それもあって義勇さんは、自分が死んでいたら良かったと思っているんだ。

わかる。 その気持ちは痛いほどわかる。
俺も・・・煉獄さんが命をかけて守ってくれた。
煉獄さんは優しくて強く、誰よりも凄い人だった。

煉獄さんは俺が強くなって鬼を殲滅する事を信じ、想いを託して亡くなった。
けど、煉獄さんの代わりに俺が死んだら良かったんじゃないかと思った・・・・・・。

「信じると言われたなら、それに応えること以外考えんじゃねぇ!!」

不意に伊之助に言われた「言葉」が脳裡を過ぎる。
「うん、そうだ・・・そうだよ。」炭次郎は涙を溜めながら頷く。

だけど義勇さんに何て言ったらいいんだろう?
義勇さんのことを何も知らない俺がとやかく言えることじゃない。

だけど・・・・
だけど・・・どうしても一つだけ聞きたいことがある。

「ぎ・・・・義勇さん!」
炭次郎は思い切って尋ねる。

「義勇さんは錆兎から託されたものを・・・繋いでいかないんですか?」

パアン  その瞬間、富岡義勇の両目が大きく見開かれるのであった。

義勇が今まで一人でずっとか抱え込んで来た「錆兎」への想い。

友人でありライバルを永遠に失くした喪失感
代わりに自分が死んでいたら良かったという罪悪感。
自分の居場所がどこにも無いという孤独と疎外感。

全てが義勇の口から炭次郎の目の前に吹き出していく。
その静かで感情がないかのような語り口調とは裏腹に―——————

義勇の普段のクールさの根源は、このネガティブな感情から派生していたのだ。

炭次郎も「錆兎」「煉獄さん」と同じ共通項を持つだけに、
その共感度もハンパないのだが・・・・

そこに突然現れるのが伊之助だ!!
彼は過去にとても大切な言葉を炭次郎に投げかけていたのだ!?
この意外性も「鬼滅の刃」ならではだ!!  やるな伊之助!  見直したぜ!

そして、炭次郎は思案の末に質問を投げかけるのだが・・・
まさかそれが義勇を開眼させる切っ掛けとなろうとは当の炭次郎も知る由もないのである。

では次へ読み進めよう。

2.錆兎の想い。

炭次郎の思わぬ一言が義勇の目を開かせる。

パアン  さ・・・錆兎・・・・。
錆兎にいきなり平手打ちされ、啞然とする幼い富岡義勇。

「自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ。」
回想の中の錆兎は真っ直ぐな目で毅然と言い放つ。
「もし言ったらそれまでだ、お前とは友達をやめる。」

翌日に祝言を挙げるはずだったお前の姉も、そんなことは承知の上で
鬼からお前を隠して守っているんだ。

お前は絶対死ぬんじゃない。
姉が命をかけて繋いでくれたその命を、託された未来を。

「お前も繋ぐんだ、義勇。」

痛い・・・・・

炭次郎の

「繋いでいかないのか?」

の一言と共に、錆兎に頬を張り飛ばされた痛みが回想と共に鮮やかに蘇ってくる。

何故今まで忘れていた?
錆兎とのあのやり取りを・・・・こんなにも大事なことを!!

そう・・・・
思い出したくなかった・・・
封印しておきたかった・・・・

思い出すと悲し過ぎて何もできなくなったから・・・

蔦子姉さん・・・

錆兎・・・

未熟でごめん・・・・・

その横で、急にピクリとも動かなくなった義勇に戸惑う炭次郎がいた。

まずい・・・どうしよう? 酷いこと言っちゃったかな?
落ち込んでる義勇さんに変に追いうちをかけてしまったかな?

炭次郎は突然閃く!!
そうだ、早食い勝負をするのはどうだろう?
俺が勝ったら稽古しませんか?的な感じならいけるかな。

我ながら名案だとほくそ笑む炭次郎に・・・・・
振り向いた義勇が言う。
「炭次郎、遅れてしまったが俺も稽古に———————」

「義勇さん、ざるそばの早食い勝負しませんか?」
炭次郎がドヤ顔で言い放つ。

は?  なんで?  義勇は目が点になる。

ズゾゾゾ でもなんだかんだで一緒にそばを食べる2人の姿があった。(笑)

そして義勇も柱稽古に加わり、鬼殺隊全体の本格的な訓練は進んでいくのだった。

富岡義勇の過去への旅も・・・・・ちゃんと決着が付く。
炭次郎の言葉が錆兎の言葉とリンクし、一番大切な言葉を思い出したのだ!

それは義勇のこれからの存在理由をも照らし出す力強い「言葉」。

「お前も繋ぐんだ、義勇。」

これで義勇は二度と迷う事はないだろう。
二度と自分の存在理由に疑問を持ったり、自暴自棄にはならないだろう。

炭次郎! グッドジョブ!! やっぱり君は良い仕事するね!!

炭次郎と関わった人間は、多かれ少なかれ必ず良い影響を受け、
必ず前向きに変わっていくのだ!! 誰も例外はない。

そして、この調子で全ての人にポジティブ・パワーを与え続けろ!?
これからも頼むぞ、炭次郎!!

にしても・・・「早食い勝負」って!? ウケる!
2人してソバをすする姿も超お茶目でとても微笑ましい。

ともあれ富岡さん、一件落着でもう何も言うことなし! 良かった良かった!!

3.しのぶの想い。

一方、蟲柱・胡蝶しのぶは浮かぬ顔で仏壇の前にいた。

落ち着いて、大丈夫。
姉さん、私を落ち着かせて。

仏壇に祀られる姉に向かって必死で問いかける。

感情の制御ができないのは未熟者です。
そう自分に言い聞かせながらも顔は半分強張っている。

「ふ——————、ふううう。」彼女から大きな吐息がもれる。

「師範、お戻りでしたか。」そこにカナヲがスッと現れる。

「私は風柱様の稽古に行って参ります。」 そして笑顔で語を続ける。
「師範の稽古は岩柱様の後でよろしいですか?」

「私は今回の〝柱稽古〟には参加できません。」
しのぶはハッキリと言い切る。

「え・・・ど、どうして・・・」急な決定に戸惑うカナヲ。
「カナオ、こっちへ。」しのぶはそんな彼女に手招きをする。

カナヲは言われた通り真正面に寄りモジモジする。
「あの・・・、私はもっと師範と稽古したいです。」

ニコォ! その言葉を聞いたしのぶに、まんべんの笑みが浮かぶ。
「・・・カナヲも随分自分の気持ちを素直に言えるようになりましたね。」

「やはり頃合いです。」そして優しく語りかける。  「?」

「話ておきましょう―———————」
その時カナヲには・・・・しのぶの瞳がどこか険しく、そして冷たく見えるのだった。

「私の姉、カナエを殺したその鬼の〝殺し方〟について・・・・・・・」

おぉ! 胡蝶しのぶが1人でクローズアップされているなんて超珍しい!
しかも何か1人で思い詰めて、悩んでいて・・・・・様子が変だ。

そしていきなりカナヲに、姉を殺した鬼の話をし始めるなんて!
いったい彼女に何が起こっているのか? しのぶの過去がこれから語られるのか?
今の段階では何も言えないのがもどかしい・・・・・。

が、もしかしたら来週以降、しのぶの過去編が始まるのかもしれない!

秘密のベールに包まれた柱達の過去がこれから順番に語られていくのかも・・・・
と、想像するだけでもドキドキと、柱特有の過去の切なさを思って―———―——
今から胸に熱いものが込み上げてきそうな読者も少なくないはずである。

4.珠世の想い。

冴え冴えとした三日月が光る星空を——————1羽のカラスが寒々と横切っていく。
カラスはとある屋敷の窓辺に降り立った。
そこには、和装の女性がテーブルの書物を前に研究に勤しんでいる。

「こんばんは珠世さん。」 カラスが語りかける。
そう、このカラスは「鬼殺隊」の伝令を伝える役目を担う〝鎹カラス〟なのである。
「初めまして、産屋敷耀哉の使いの者です。」カラスはそう語るのだった。

「・・・・・・どうしてここが分かったのですか?」珠世が尋ねる。
「人脈と、視覚の把握能力です。危害を加えるつもりはないので安心してほしい。」

「では何の御用でしょうか?」
鬼である自分になんの用なのか・・・・珠代は不信感でいっぱいになる。
産屋敷は何か騙そうとしている? それとも?

「では用件を話しましょう。」
カラスは珠世をジッと見つめる。

「鬼舞辻無惨を倒すために協力しませんか?」
そしてカラスの口からさらに信じられない言葉が飛び出す。

「産屋敷邸にいらしてください。」

え?  鬼である私を・・・・鬼殺隊の本拠地へ・・・・・!?

ドクン!?  珠世の体に得体の知れない激しい戦慄と悪寒が走り抜けるのであった!!

鬼殺隊と珠世が協力する?
もしそうなれば、これぞ〝鬼に金棒〟である。

「人に仇なす悪鬼を殲滅する」という同じ目的を持つ者同士、
人間だの鬼だのの垣根を越えて、全力で上弦と鬼舞辻無惨に立ち向かう。
その決戦の時がついぞ迫ろうとしているのである!

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鬼滅の刃132話の考察

今週の「テーマ」は目次を見て頂ければ、みなさんにもすぐに分かって頂ける筈である。

そう、今週は―——————〝想い〟が、全ての共通項となっているのだ。

登場人物それぞれの〝想い〟が現れ、飛び交い、交錯し、深まり、広がって行く。

義勇のネガティブな想い。
錆兎の義勇への想い。
炭次郎の共感と仲間の意志をつなぐ想い。
しのぶの覚悟の想い。
カナヲの、しのぶへの想い。
そして珠世の恐怖と不信感いっぱいの想い。

登場人物それぞれの〝想い〟が現れ、飛び交い、交錯し、深まり、広がって行く。

それは、上記に紹介した想いだけには留まらず、煉獄さんの〝想い〟や———————
この場にいない産屋敷耀哉の〝想い〟さえもカラスに代弁させる念の入れようである。

これらのキャラクターの熱い想いが、この物語を動かす原動力となり、
次週へつながる「心の架け橋」を作り上げていくのである。
さあ、「富岡義勇の問題」が、ひと段落したところで次週である!!

次週は、しのぶと珠世にスポットが当てられそうな予感である。
しのぶの過去とは?
珠世は鬼殺隊と共闘するのか?
〝柱稽古〟の状況は?
そして・・・なりを潜めている鬼舞辻無惨と上弦の鬼達の気になる動向は?

様々な「気になるテーマ」が相変わらず目白押し状態である!

ま! そう焦ることはない。

この「鬼滅の刃」の読者は・・・最後まで、トコトン最後まで————————
この物語に付き合う覚悟がシッカリとできているのだから!!

そして、炭次郎といつも繋がり、彼に全てを託すことができるのだから!!

そう、私達読者も繋いでいくのだ。炭次郎の強く優しい素敵な意志を。

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