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鬼滅の刃【ネタバレ】143話「怒り」感想

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蟲柱・胡蝶しのぶの渾身の一撃は上弦の弐〝童磨〟の頸を貫き天井へと突き刺した。

が、童磨にはその攻撃は効かず・・・・・・
逆に力尽きて倒れた蟲柱を天井へと引き上げて抱きしめようとする。

と、そこにカナヲが突然現れる。
天井でしのぶを抱きしめる童磨にカナヲは怒りと共に斬りかかるのであった。

カナヲの攻撃をかわして地上に降り立つ童磨。
だがもうその時、童磨はすでに蟲柱を体ごと吸収し終わっていた。

一方、別の部屋では————————
鬼殺隊隊士・我妻善逸が鬼と化したかつての兄弟子と対峙しているのであった————————。

鬼滅の刃【ネタバレ】143話

約束

幸せの道はずっとずっと遠くまで続いているって思い込んでいた。
破壊されて初めてその幸福が
薄い硝子の上に乗っていたのだと気が付く。

そして自分達が救われたように————————
まだ破壊されていない誰かの幸福を
自分も強くなって
守りたいと思った。

(胡蝶しのぶの渾身の刃は童磨の頸を貫きながら上昇し、そのまま天井に突き刺した。)

刹那、彼女の脳裡には———————
小さかった頃、鬼に親を殺された事、
その鬼を倒す岩柱の後ろ姿、
涙でかわした姉との約束。   
     ―———————などの過去の幾つもの光景が横切っていた。

姉ともそう約束した——————

鬼を一体でも多く2人で倒そう。
私たちと同じ思いを他の人にはさせない。
たとえ力が弱くても
鬼の頸が斬れなくても・・・・・
鬼を一体倒せば何十人。
倒すのが上弦だったら何百人もの人を助けられる。

(しのぶの刃が童磨の頸からポロリと抜け、彼女はゆっくり下へと落ちていく・・・・・・)

できるできないじゃない。
これは
やらなきゃならないこと———————

―————————と、
突然しのぶの心に炭次郎の顔が浮かび上がる。

「怒ってますか?」
その炭次郎はしのぶに向かってこう問いかけるのだった―——————————。

しのぶの親も姉と同じく鬼に殺されていた!
「鬼滅の刃」の、もう恒例と言ってもいい〝哀しみの過去〟が今回も炸裂する。

そして姉との「涙の約束」と「強い哀しみ」が・・・・
彼女をここまで支えてきたのだ。

〝できるできないではなく、やらなきゃいけない事をやる〟

この言葉が深々と読者の胸にも突き刺さる。

そう、これは私達読み手にも投げかけられた言葉。
これから長い人生を生きていくうえで覚悟しなければならないこと。

その事をしっかり自覚して進もうではないか!!

私、怒ってます!

(しのぶは炭次郎の幻影に話しかける。)

そう 私怒ってるんですよ炭次郎君。
ずっと、ず—―———っと怒ってますよ。

親を殺され 姉を殺され
そしてカナヲ以外の継子も殺された。

あの子達だって本当なら今も———————
鬼に身内を殺されてなければ今も————————
家族と幸せに暮らしていた。

ホントに頭に来る。

ふざけるな馬鹿。

なんで毒が効かないのよ。

この馬鹿野郎!!

力尽きる寸前のしのぶが見たのは——————
童磨は笑っていた・・・・
満面の笑みを顔中いっぱいに湛えて————————。

(しのぶは意識を失くし下へと落下する。)

そしてしのぶの体が床に叩きつけられ・・・・と、
その寸前で空中に静止していた。

天井に張り付いている童磨。
彼の周りの空中に咲く「氷の花」から出た数本の触手が
しのぶを抱き止めていたのだ!!

ガシ!! 童磨は触手を引き寄せて蟲柱を両手で抱きしめる。
そして堰を切ったように捲し立てるのであった———————。

「えらい!! 頑張ったね!
俺は感動したよ!!
こんなに弱い女の子がここまでやれるなんて・・・
姉さんより才も無いのに
よく鬼狩りをやってこれたよ!
今まで死ななかったことが奇跡だ!!」

「全部が無駄だというのにやり抜く愚かさ・・・
これが人間の儚さ
人間の素晴らしさなんだよ!」

「君は俺が喰うに相応しい人だ!
永遠を共に生きよう。」

「何か言い残すことはあるかい?
聞いてあげるよ。」

そう言われた「しのぶの目」は死んでははいなかった・・・・
童磨を厳しく真っ直ぐに見据えていた。

「地獄に堕ちろ。」

しのぶは最後の力を振り絞って・・・・
虫の息でそう言い放つのであった——————————。

そこに突然―————————

バン!!  おもむろに扉をあけ放ち、飛び込んできたのは———————

蟲柱の継子、栗花落カナヲ(つゆりかなを)であった!!?

「!?」

部屋に飛び込んだカナヲは、
天井で鬼に捕まっている蟲柱を見て
唖然とするのであった―—————————。

前に炭次郎がしのぶから感じ取っていた怒りのニオイ。
その正体はこれだったのだ!

親を、姉を、継子を、大切な人々を——————
理不尽に鬼に奪われたことへの行き場のない激しい怒り。

しのぶはこの〝激しい怒り〟を心の奥底に静かに潜ませて、
ずっと生きてきた。ずっと復讐の刃を磨いてきたのだ!

が、そんな「しのぶの心」を童磨の笑いが粉々にぶち壊す。
挙句に涙を流しながら抱きしめてエールを送るって・・・・??

ダメだ・・・狂っている・・・完全に狂気の世界だ!

そして圧倒的に強すぎる・・・強すぎるのだ!!
しのぶの渾身の毒の突きを喰らってっも笑い続けている・・・・・

が!! しのぶの心は絶対に折れない!!
童磨に「地獄に堕ちろ」と言い放つのだ!!

そう、しのぶの心は童磨に決して屈しない。
理不尽な悪に負けないのである!!

しのぶ!! 耐えろ!!

カナヲ!! しのぶを救え!! 

とり急ぎ次へ進もう。

怒れ!! カナヲ!!

「師範!!」 カナヲが叫ぶ!!

瞬間、しのぶの左手の指が動く。

それを見た童磨は—————

ゴキィ・・・ッ  いきなりしのぶを強く抱きしめて羽交い締めにする!

カナヲに激しい戦慄が走る!!

と、しのぶの手から日輪刀がすべり落ちる―————————

ガシャッ。

刀が地面にぶつかる。

音がその場全体に木霊する。

「うわあああああ!!!」

  花の呼吸  肆ノ型  〝 紅 花 衣 〟(べにはなごろも)

カナヲの絶叫と怒りの刃が炸裂する!??

「!!」  

が———————————

童磨の姿はすでに天井にはなく、
トッと地上に降り立っていた。

「いや―——、危ない危ない。」
童磨はあくまで笑顔である。
「吸収している最中に斬りかからないでおくれよ。」

ズズズ・・・

なんと・・・
しのぶの体は・・・
前半分が・・・・
既に童磨の体の中に取り込まれていた・・・

ビキビキ ぶるぶる・・・ぶる・・・
「フーッ、フーッ」
カナヲはあまりの衝撃に我を忘れて芯から震えている。
が、うかつな攻撃をしないようにジッと耐えている。

「おや? 挑発に乗らないねェ。」
しのぶを殆ど吸収し尽くした童磨が笑顔で話し出す。
「この娘がさっき指文字したからかな?」

「俺の能力とか教えたのかい? 一瞬だったのに凄いなぁ。」
童磨は吸収されずに胸に残った〝しのぶの蝶の髪飾り〟を撫でる。

「いやあ、それにしても今日は良い日だなぁ。
         次から次に上等なご馳走がやって来る。」

ペロリと蝶を舐めてニンマリ微笑む童磨なのであった—————————。

え? そんな・・・! 嘘だっ!! しのぶが死ぬなんて!!

これは冗談か? 悪い夢だと言ってくれ・・・・

今、目の前で起こったことがまだ信じられない・・・・

何なんだこの無力感と虚無感は・・・・・・・

もうこの事に関して何も書けない、書ける気がしない・・・・

童磨のあのイヤな笑顔なんか見たくない・・・・・

もうやけになって次へと歩を進めるしかないのである・・・・・

兄弟子

その頃とある別の部屋では———————————
我妻善逸がただならぬオーラを纏って屹立していた。

「いるんだろう、出て来い。」
善逸は目の前の襖に向かって厳かに呼びかける。
「そこにいるのは分かってる。」

「口の利き方がなってねえぞ。」
横柄な声と共にスラっと襖が開く―—————「兄弟子に向かって・・・・・・。」

カタン 開いた襖の縁に鋭い爪が食い込んでいる。

「相変わらず貧相な風体をしてやがる。」
そう言いながら襖の奥の暗闇から―—————————
刀を背負った鬼殺隊の隊士の姿をした鬼が現れる。

「久し振りだなァ・・・善逸。」

「獪岳(かいがく)・・・鬼になったお前を・・・・」
善逸の眉毛が逆立つ―———————

「俺はもう兄弟子と思わない。」

そう言い放つ善逸の表情には・・・・
鋭く研ぎ澄まされた氷のような殺気が漲っているのであった—————————。

わぁお!! 久し振りの善逸登場!!
しかも対峙するのは鬼と化した「兄弟子」!!

こんな展開、聞いてない!
善逸の過去も聞いてない!

それにしてもこの只ならぬピリピリ感。
ここ最近の善逸の本気モードはこのためだったのか!?

この2人の間には・・・過去に一体何があったのか・・・・・・!?

その答えは来週を待つしかないのである。

鬼滅の刃143話の感想

今回の「鬼滅の刃」は・・・・。
全編が暗く冷たい「怒り」と「殺された命」に彩られている。

家族と継子を「殺された」しのぶの人生の理不尽さへの「怒り」。
童磨をはじめとする鬼達への悲壮感漂うやり場のない「怒り」。
家族で師範でもあるしのぶを「殺された」カナヲの怒髪冠を衝く激しい「怒り」。
そして、善逸の——————―——
決着させなければいけない過去の因縁と兄弟子への「怒り」。

こんな少しの間に・・・・・・・
激しくどす黒い「怒り」と、
「殺された」という単語がこんなに沢山出てくるのだ!!

ここまで暗くて重たい「鬼滅の刃」は久し振りなので・・・・・
その激し過ぎる悲劇に触れて・・・・もうダウン寸前である。

が、戦いは今この時もずっと続いている。

しのぶの意志を継いで、その死を乗り越えて・・・
読者もずっと戦っていかなければならないのである。

涙をぬぐえ!

顔を上げろ!

そして、しっかりと前を見据えろ!!

しのぶの想いと共に全員で鬼に立ち向かえ!!!

来週も・・・この目で全てをしっかり見届け、受け止めて、
彼女の揺るぎない魂と共に「未来」へと少しずつでも歩もうではないか!!

そして、胡蝶しのぶの冥福を心からお祈り致します。

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