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ゴールデンカムイ【ネタバレ】187話「罪穢れ」感想!

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キロランケの腹に網走の忘れ物である「マキリ」を刺した谷垣。

アシリパに合流を目指していた杉元は白石と共に流氷に足を取られ、海に漂流してしまう。

一方で、アシリパから刺青人皮の秘密を聞き出そうとする尾形は一向に口を割らないアシリパに焦りを感じていた。

焦る尾形、迫る杉元 ゴールデンカムイ187話「罪穢れ」はじまります。

 

 

ゴールデンカムイ【ネタバレ】187話

「流氷にのせて いつかきっと再開う僕らをのせて」

 

海に漂流している杉元はアシリパに教えられた「ホパラタ」で海風を受けて進もうとするが、後ろに進んでしまう。

杉元はアシリパまであと少しのところで、未だたどり着けずにいる。

 

一方で、杉元に追いつかれると焦る尾形はアシリパから秘密を聞き出そうと躍起になる。

一向に口を割らないアシリパに対して尾形は聞き方を変える。

 

「俺は杉元に頼まれた」

 

その一言に黙り続けていたアシリパも驚きが隠せない様子。

 

「・・・・・・・・!? 杉元?」

 

 

尾形はその反応を確かめつつ言葉を続ける。

 

「網走監獄で・・・・・ 撃たれたふたりに近づいたとき・・・・」

「杉元にはまだ意識があった」

 

尾形によると瀕死の杉元は尾形に頼みごとをしたらしい。

 

「俺の戦友は旅順で死んだ アイツの嫁さんに金塊を・・・・ 少しでいいから分けてあげてくれ」

「眼の手術を受けさせたいんだ・・・ 頼む・・・ 尾形・・・」

 

杉元からの頼みを了承したという尾形に対して、アシリパは反論する。

 

「そんなこと一度も話さなかったじゃないか!!」

「見に行った時はすでに死んでいた って・・・」

 

アシリパの反論にも尾形は動じなかった。

 

「アイツが最後に話したのは故郷にいる親友の未亡人の事だったからだ」

「こんな話・・・・ アシリパは聞きたかったか?」

 

尾形の言葉にアシリパは図星だったのか、言葉を失う。

尾形は以前に杉元から金塊を狙う理由を聞いていたのだった。

言葉を失っているアシリパに対して尾形はさらに話はじめる。

 

「アイツとは仲良くなれなかったが、道中助けられたこともある」

「杉元の最後の頼みのためにも教えておく・・・・」

 

尾形の言葉に焦りを隠しきれないアシリパだったが、杉元が身を危険にさらしてまで手術を受けだせようとする人の名前を聞こうとする。

 

「そのひとの名前は聞けたのか?」

 

「ああたしか・・・  『トメ』 俺にはそう聞こえたが・・・」

「軍に問い合わせれば杉元の育った地元はわかるから、すぐ見つけられる」

 

尾形はそう答えるが、杉元が金塊を手に入れてまで眼の手術を受けさせたい未亡人の名前は『梅子』である。

杉元から未亡人のことは聞いていても、名前までは聞いておらず、アシリパにハッタリをかけているに過ぎなかった。

しかし、未亡人の名前を知らないのはアシリパも同様であり、ここまでは尾形のハッタリを見破れずにいる。

 

「他には? 何を言っていた?」

 

「故郷へ帰りたい」

「杉元はそう言っていた・・・!! だからアイツのためにも・・・」

 

「他には? 全部教えてくれ・・・ 最後に何か食べたいとか・・・ 言ってなかったか?」

 

「あ?ああ・・・ 言ってたぜ アイツは・・・」

「あんこう鍋が食べたいと言っていた」

 

「あんこう鍋?」

「そいつは杉元じゃない」

「尾形お前・・・ 誰の話をしているんだ?」

「私の知っている杉元なら『干し柿』と答えたはずだッ」

 

そういうとアシリパは尾形の手を振りほどく。

落ち着けと尾形が言うが、アシリパは聞く耳を持たない。

 

「近づくな  お前はなにひとつ信用できないッ」

アシリパは尾形に弓を向けたのである。

 

 

「あーあ・・・ 時間切れかな」

「やっぱり俺では駄目か、うまくいかんもんだな」

 

ハッタリが看破され尾形はふっきれたように話はじめる。

一方で、アシリパは尾形に弓こそむけ、その手には毒矢が握られているが、震えていた。

その様子をみた尾形は話はじめる。

 

「ところでよぉ・・・ 前から気になっていたことがひとつあるんだ」

「初めて会った時のこと、俺はよく覚えているぜ」

「杉元が俺を殺そうとする時に止めたな?」

「この金塊争奪戦で不殺の誓いをたてて・・・ 『清い』ままでいようとしているアシリパに・・・」

「ずっと違和感があった」

「あの父親から人殺しの心得までは教わらなかったのか?」

「アイヌの偶像も『清い』必要があるのか」

 

尾形の問いかけにアシリパは「何の話しだ」と言うが、尾形は続ける。

 

「やれよ俺を殺してみろ 清いままの人間なんてこの世にいるはずがない」

「自分の中に殺す道理があれば罪悪感なんぞに苦しまない」

「・・・道理をやろうか?」

 

 

「お前の父親を殺したのは俺だ」

 

 

「やれよ・・・ お前もできる・・・」

「お前だって俺と同じはずだ」

 

 

アシリパの答えは「私は殺さない」だった。

アシリパの答えに尾形は不満そうにアシリパに銃を向ける。

 

「・・・お前達のような奴らがいて良いはずがないんだ」

 

 

銃を構える尾形の背後には鬼のような形相をした杉元がいた。

 

 

杉元が間に合ったところで今回はここまで!

 

 

『次回188話はどうなるのか!?』

 

尾形のハッタリを見破ったアシリパ!

尾形にカマかけていたのでしょうか?それに対する尾形の答えが「あんこう鍋」とは尾形はこういうハッタリが苦手なのかもしれません。

次回はついにアシリパと杉元の再会です!

しかし、相変わらず杉元はアシリパに害をなす奴は許せないらしく、すごい形相で尾形の後ろにたってました・・・・。

谷垣に腹を刺されたキロランケも気になるところです。

 

次回も見逃せませんね!

 

 

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