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キングダム【ネタバレ】「最強の戦士」と569話考察

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キングダム【ネタバレ】第568話

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まずは568話のネタバレからです。

569話については記事の下へ続きます。

【 秦・山の民連合 vs 趙・趙軍犬戎軍連合 】

趙軍と犬戎軍に囲まれ、逃げ場を失った楊端和たち山の民連合軍は、無謀ともいえる敵中突破で脱出を計ります。

楊端和の激で士気を高めた山の民連合軍は、数で勝る犬戎軍と互角以上の戦いを見せますが、なかなか突破までには至りません。

そんな中、バジオウ隊が分厚い敵の包囲をいち早く抜けることに成功します。
バジオウ隊はそのまま敵の包囲を乱すために趙軍本陣に突撃をかけます。

バジオウ隊突破の報告を受けた楊端和がすぐさま全族長に伝令を送ります。

「バジオウ隊の空けた道を脱出口とする!包囲を抜けた者は何としても日の出まで逃げ切れ、そして再び結集すべし!」

「結集する場所は・・・」

極点突破に賭ける楊端和と山の民連合軍。

【 趙・舜水樹、犬戎王ロゾ軍 】

壁面の地に到着した舜水樹とロゾは、月明かりの下で無残にも死体のカーペットと化した戦場を見て驚きます。

「一体何が起こった・・」

そこへ趙軍を率いていた公孫龍がノコノコと、いやフラフラで現れました。

「も、申し訳ありませぬ」

公孫龍は楊端和を仕止め損ねたことを報告。
ただし、楊端和を見失ってはおらず、趙軍・犬戎軍で追っていることを伝えます。

ロゾが既にわかりきったことを公孫龍に尋ねます。

「この壁面の地に追い詰めながら逃げられたと言うのか」

公孫龍、「面目ない。」
意外にも素直です。何か凹んでる様にも見えます。

それもそのはず、公孫龍はバジオウに武将として致命的な傷を負わされていました。

舜水樹がその傷を見て尋ねます。

「その腕は?」

公孫龍、「敵の第一将バジオウに・・」

バジオウはわずか数騎で奇襲をかけ、公孫龍の右手首を切り落としていました。
これではもう公孫龍は矛を握ることは二度と出来ません。

「・・下がって手当てをしろ、後は俺が率いる」

舜水樹は公孫龍を一線から退かせます。

その様子を見ていたロゾが趙軍はぬるいのだなと笑います。

ロゾは部下のギアオに、この地で戦い、今は楊端和を追っている犬戎軍の指揮官ガエズの首をはねてお前がガエズの軍を率いろと命じます。
そして事が終ったらガエズの一族は皆殺しだ、と。

犬戎軍の責任の取り方はコレのみでしょうか・・。

ロゾは楊端和を犬戎の縄張りから外へは出さないと舜水樹に言います。
すでに縄張り内の大枠は包囲してあると。

そこへ公孫龍が、楊端和達は隊を小さく分散して逃走しているので、深い森に潜伏されたら厄介だと進言。

ロゾはガン族に楊端和の追跡を命じます。
ガン族は追跡専門のいわば特殊部隊。わずかに十人ほどの隊ですがロゾは信頼を置いているようです、

「奴らの鼻にかかれば隠れることなど出来ぬ、まさに狩人よ」

【 楊端和小隊とガン族 】

ガン族は鼻が利くとロゾは言いますが、全員が目が血走ってギョロギョロしているところを見ると、目が利くの間違いじゃないでしょうか、ガン(眼)族だけに。

それはさておき、
ガン族はピンポイントで楊端和のいる隊を探し当てます。
要所々で笛を鳴らし、自分達と楊端和の居場所を味方に知らせて追撃の数を増やしていきます。

敵に見つかってしまった楊端和率いる小隊。

楊端和お付きの兵ラマウジが、兵力を分散させたことが裏目になったことを嘆きますが、楊端和はそれを否定します。

「ここに敵の目が集中しているとういことは、他の隊が助かりやすくなるというこだ」

しかし、多勢に無勢。楊端和たちの前方からも敵ニ隊が現れ、楊端和たちは挟まれる形となってしまいました。

「私のことはいい、自分の命だけを考えろ!」

両軍激突!乱戦となり、楊端和とラマウジも分断されてしまいます。

「ラマウジ、皆に集結の地を!必ず後で会うぞ!」

【 楊端和と最強の戦士 】

夜も更け、暗闇に包まれた森の奥、岩陰にもたれ息を潜めていた楊端和がガン族に見つかってしまいます。

「武器を捨ててこっちへ来い、犬戎王がお待ちだ」

遠くから微かに聞こえてくる蹄の音・・
楊端和はガン族ら犬戎軍に答えます。

「まだそうはいかない」

ガン族の鳴らす笛は犬戎軍に楊端和の居場所を伝えていましたが、楊端和を探していた山の民にも当然ながら聞こえていたのです。

今からお化けが出るぞ的に楊端和が敵を脅します。

「どうする、駆けつけてしまったぞ、”最強の戦士”がな」

楊端和の寄りかかる小岩の上に満身創痍のバジオウ参上!!
これこそヒーローのタイミングです。

バジオウと馬の姿を見て楊端和が声をかけます。

「すまぬ、無理をさせた・・お前にも、馬にも・・」

最後の力を振り絞ってバジオウをここまで運んだのでしょう。馬は楊端和の声を聞くとその場に倒れてしまいます。

「バジオウだっ 殺せっ!」

犬戎軍がバジオウと楊端和に斬りかかります。

バヒ!ドン!

一瞬で6人を倒すバジオウ。
カッコイイです。

楊端和も応戦しますが足首を負傷したようで思うような動きが出来ず、痛みで地面に手を着いてしまいます。
俊敏さが楊端和の持ち味ですから、羽をもぎ取られたようなもの。

バジオウはそんな楊端和の姿を見て一瞬手を止め考えます。

次の瞬間、バジオウ判断により、楊端和を担いで急斜面の茂みへダッシュ!
楊端和を守りながら戦うことよりも、今は逃げた方が楊端和の命が助かる確率の方が高いという判断です。

楊端和は下ろせといいますが、バジオウは担いだ方が速いと下ろしません。
楊端和を担ぐ手の傷口からから血が吹き出ます・・ブシュッ
それを見た楊端和がバジオウに声をかけます。

「すまんな、結局いつもお前に一番血を流させる・・」

バジオウは冗談で返します。

「昔そういう誓いを立てました」

楊端和もバジオウの優しさから出る冗談に乗っかります。

「立ててないだろ、バカ」

たった3コマですけど、なんだかちょっと良いシーンです。
少女漫画なら見開きで一ページ使うでしょう。

追いかけている犬戎族がバジオウと楊端和に向けて警告します。
それは、この先を進むと深い渓谷に落ちてしまい、間違いなく命を落とすことになるぞ!と。

ロゾからバジオウの命はともかく、楊端和は生け捕りにしろと命令が出ているので、渓谷に落ちて死んでもらっては困るのです。

バジオウも渓谷に気付きます。
とても人を担いで渡れる幅ではありません。
しかし、バジオウは勢いをつけて猛ダッシュ!

「端和様っ」

「バジオウ、お前を信じるっ」

踏み切るバジオウ!!

ピヨ~~~~~~~~~~~~~~~ン

キングダム 第568話 END

キングダム【考察】569話

”壁面の地”に追い詰められて、どうやって脱出を計るのかと期待していたわけですが・・
いつもの個による、いつもの極点突破で、いつもの力押しでしたね。ちょっとワクワクしてた時間を返してほしいです。

では、来週以降の考察に入ります。

楊端和を仕止め損なったわりには、舜水樹もロゾもそれほど慌ててはいません。
慌てていないのは犬戎の縄張り内だから、数では勝っているからという理由だけとは思えません。
余裕を持って”壁面の地”に移動していたことからも、趙軍と犬戎軍にはまだ何か策があるように二人の態度から窺えます。

今回、楊端和は他の族長たちに”日の出まで生き延び”そして”再結集する”という、いわば命令を出しました。
この”日の出まで”が気になります。

ブネンの軍は夜になってもまだ舜水樹・ロゾの軍と合流していないようですので、やはりあくまでブネン軍は”隣の戦場”に移動したのであって、ロゾたちとの合流ではなかったと考えていいでしょう。

となると、ブネン軍の行き先は犬戎たちの城か兵糧庫以外、今のところ考えられないわけです。
なぜなら、ブネンに指示を出したのはおそらく舜水樹。
壁軍兵糧を燃やした張本人です。
兵糧が少ない秦が兵糧を奪いに来るのは当然と考えているでしょう。
舜水樹が自軍の兵糧庫に何らかの手立てを施しているのは間違いありません。
ブネン軍得意の待ちの戦術が生きることを見越しての配置ではないでしょうか。
壁軍兵糧を燃やした後に、舜水樹とロゾが会話をしていましたよね、”これで戦いやすくなった”と。
それは兵糧庫で待ってれば敵の方から来てくれるという意味にも聞こえます。

キタリの目的は仇討ちが第一。
壁は兵糧庫を燃やされた将。
この二人が今一緒に行動しているということは、二人に関係する事案がブネンのもとにあると考えられるのです。

楊端和が”日の出まで”にこだわるのは、夜の内、暗闇でコソコソと行動を起こすしかない何らかの使命がある特殊部隊、或いは民間人の時間を作るためと考えられます。

そうでなければ、ガンダムでいうところのソーラ・システムのような太陽光を利用した一発逆転兵器でもなければ”日の出まで”の説明がつきません。
やはりこれは、”犬戎の城か兵糧庫に仕掛けた策が発動、或いは完遂するまで”の意味なのでしょう。

もうひとつの”再結集”の意味は、戦力を集中する意味とは別事情で人手がいるのかもしれませんね。

あっ、楊端和とバジオウの安否に関しては、今さら何をか言わんやでしょう。

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ここからはさらに深堀して569話の考察をしていきます♪

【 楊端和のセオリー 】

趙の王都圏入り口にある都城「列尾」を落とす直前、バジオウは信に楊端和の戦い方を簡単に説明していました。

「楊端和様ハ イツモ 敵ヲ真正面カラ ネジ伏セル」

そんな楊端和が、敵の大将である舜水樹とロゾを目の前にして退却を選びました。
多勢に無勢とはいえ、自らセオリーとは真逆の行動をとったのです。
それも何話にも渡って・・
そりゃあ何かありますよね。ていうか何かあって下さい。

【 暗示めいた会話 】

自軍に大きな犠牲を強いてまでして、敵を”日の出”まで引きつけておく必要があるのは何故なのか・・

だいぶ前に「リョウ楊」にて公孫龍軍と山の民連合軍が対峙して睨み合い状態の時に、フィゴ王とバジオウが会話をしていました。

①フィゴ王がバジオウに言います。
「あれほど死闘を繰り返してきた貴様らと こうして肩を並べる時がくるとはなぁ・・分からぬものだな」

②さらにこうも言います。
「女王があんな女じゃなかったら貴様らを道連れに全滅するまで戦ったのだがなぁ・・」

③お下品なフィゴ王はこんなことまで言ってます。
「族長たちは皆 どこよりも戦果をあげて 端和が自分に惚れて自ら股を開くのを夢見てはりきっておるのだ ハッハハハハ」

これらのセリフは、原作者の原先生がそれとなく後の展開上、読者が違和感を感じないように、あえて戦闘開始前に言わせたのではないでしょうか。

①は後の犬戎族を暗示している?

②は楊端和の圧倒的武力、或いは家族を人質になどしない楊端和の包容力か。いずれにせよロゾとの違いを暗示している?

③はフィゴ王が大きな戦果をあげることを暗示している?
現在フィゴ王はトアクを討った後、所在がわかりません。
ちなみにトアクは出てきて1、2ページで討たれるような小物です。大きな戦果とは言い難いでしょう。

これらが暗示であったとすると・・

犬戎族が山の民連合に加入。

楊端和は「リョウ楊」城内の犬戎兵家族に対して保護を約束。

孤立したロゾをフィゴ王が討つ。或いは討たれる。

といった展開が考えられるのです。
まぁ、こじつけにすぎないのですけれど。

【 YMTグループに新加入? KJZ 】

いずれにせよ、ゴリゴリに減らされた今の山の民連合が”再結集”したところで、犬戎連合軍を”真正面カラ ネジ伏セル”ことは不可能に思えます。やはり犬戎族の加入が濃厚じゃないでしょうか。
史実に何ら影響しませんし・・

なによりコスプレ集団として幅も広がり、賑やかになります。
ちょっと商業的な思惑を感じずにはいられませんけどね。

これから先、討たれたり出奔したり裏切ったりするキャラがいることを考えれば、キャラの増員をする絶好の機会に思えるんですよねぇ。
山の民連合としてもシュンメンの席は空いたわけですし。

読者様の仰るとおり、エンポ爺が茶を沸かして待っていてくれる状態なら犬戎の加入はあってもおかしくないと思います。

ちょっと話が逸れますが
犬戎族が仲間になると仮定して、ロゾに代わるリーダーが犬戎族に欲しいですね。
いまのところソレらしき人物は描かれていません。
当然その人物は城内にいる可能性が高くなります。キーマンであり、隠し玉ですね。
山の民との折り合いもつけられるような文武両道系の女性を希望したいです・・

話を戻します。
実質、「リョウ楊」は犬戎族の城。その犬戎族が味方になれば
趙軍も知らない地下道を使っての兵と兵糧の移動、城の確保と敵の足止め、これら王翦御希望の結果を得られるわけです。

楊端和が”敵ヲ 真正面カラ ネジ伏セル”戦いをするにはグループに新加入でもないと今の戦力では難しいでしょうし。

ですが・・・

【 どうやって? 】

読者様のご指摘にもあるように、城内の犬戎族全てを一夜にして速やかに懐柔させる説明に無理があるんですよね・・。

城内で犬戎同士が戦闘していたら、それこそ舜水樹に連絡がすぐにいくでしょうし、限られた兵や家族だけコッソリ脱出ってのも無理が生じちゃいますし・・
フィゴ王大暴れ説も舜水樹に連絡いくでしょうし。

ご指摘のように楊端和が犬戎裏事情を知っていたのは何故?って問題もあります。

ただ犬戎族が恐怖によって支配されている姿を、あそこまで強調し、読み手に楊端和と対比させていた理由は何だったのかと考えると、単なるリーダー比較ではなく、後の懐柔策につながる布石、いわばフリであったのではと思えるのです。
見返りが保護だけってのは弱いので何かあるでしょうけれど。

エンポ爺がキレっキレのネゴシエーターに見えないのがまた不安を煽りますね。

不安といえば先週も書きましたが、舜水樹とロゾの余裕っぷりの理由がわかりません。
城は空けるわ、箱庭だから大丈夫的な追撃といい、どんだけ余裕なのよって思わずにはいられない動きですからね。
これで何も無ければ、楊端和の御都合により
そんな動きをしていたことになっちゃいますよ・・

【 やっぱりKJZの加入なしの場合 】

犬戎族の加入もなく楊端和の兵が増えるとしたら、それは猿手族が引き連れて来るのでしょうね。
どうやって「列尾」を越えて来るのかはわかりませんけれど・・

来週が楽しみですが、信たちの戦場へ話が移っていると思われます。休刊明けですし、御無沙汰ですもんね。

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