ゴールデンカムイ173話あらすじ
炭鉱会社のボンボン、チヨタロウは、関谷の毒によって意識が混濁している牛山と出会う。
チヨタロウは桃の乾物を牛山に与えて「オベンチョ」と名づけ子分にする。
そんな時、チヨタロウと牛山の前に、チヨタロウをいじめる少年達が現れる。
少年達は牛山の体格と言動にたじろぐが、チヨタロウの挑発により、マリモを投げつけようとする。
しかし、この行動に牛山が反応し少年が相手でも手加減を一切せずに少年達を叩きのめしてしまう。
この牛山の行動に一番驚いたのはチヨタロウであり、暴れる牛山を桃の乾物でおとなしくさせつつ、牛山を危険な兵器とみなし、葬ることを決意する。
一方、宿屋で布団が包まっていた門倉に土方の刀と脅迫状が届く。
その脅迫状には、土方はフグ毒で仮死状態に近く、呼吸は浅いが棺内部の空気はもって数時間であること
手持ちの刺青人皮と土方を埋めた場所の交換だと書いてあった。
刺青人皮を持っているのは、不在の永倉であり、門倉とキラウシは土方を助けるべく宿屋を飛び出すのであった・・・
ゴールデンカムイ174話 「湖の中心で突っ走る」始まります。
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ゴールデンカムイ174話ネタバレ
『おっさんずリミット・・・』
土方を助けるために宿屋を飛び出した、門倉とキラウシだったが、先に根をあげたのは門倉だった。
「もう走れないッ 苦しい・・・」
「先に俺が死んじゃう」
門倉の言葉にキラウシも「ん・・・ジジイ~!!」と呆れている様子。
永倉を早く見つけようというキラウシに対して、門倉は残された時間が少ないことを理由に「なんとか」ハッタリで土方の居場所を聞き出すことを提案する。
門倉の曖昧な提案にキラウシは、そんないい加減じゃ失敗すると反論するが門倉も黙ってはいない。
「じゃあほかにいい手があるのかよ!! 言ってみろよ! ほら!!」
「思い付かねぇだろ貧乏人ッ」
キラウシも言われるままではなく、「お前だって無職で貧乏だろッ 肛門ほじりジジイ!!」と言い返す。
そんな二人が言い争っている頃、チヨタロウは牛山を葬るべく動き出していた。
額に汗が吹き出るチヨタロウを突き動かすのは「僕のまちを守らなければ・・・」という使命感だった。
使命感に駆られる、チヨタロウの前には「湯壷」と呼ばれる湧き出る温泉によって凍った湖面に出来た穴があった。
「おいで オベンチョ」
チヨタロウは桃の乾物を片手に牛山を誘い出す。
『氷上の取引』
氷上で腰掛ける関谷のもとに、門倉が現れる。
丸腰で来たかを確認するため服を脱げと言われる門倉。
しかし、門倉は服を脱ぎながら「肛門に猟銃を隠したぜ 覗いてみるか?」と軽口で返す。
軽口を言う門倉であったが、その心の内は冷静だった。
門倉は冷静に状況を確認していた。
関谷が受け渡し場所を湖の真ん中にしたのは、一番近いほとりでも1キロ以上離れており、そんな距離を狙撃できるやつはいないと門倉は考察する。
そんなことを考えているうちに門倉は真っ裸になっていた。
「で・・・ 刺青人皮は?」
関谷の問いに門倉は外套の中にあるから探せと言う。
関谷は怪しい動きをすれば取引は不成立になると告げるが、門倉はそれは困ると頭をかきながら目を逸らす。
「いま・・・ 斜め後ろをみたな?」
「向こうの岸にあんたと一緒にいたアイヌが待機しているのか?」
「尻に挟んで隠してる刃物は、そのアイヌに借りたのか?」
門倉はキラウシから借りたマキリ(小刀)を尻で挟み込んで隠し持っていた。
しかも、キラウシによると門倉の尻に挟まれたマキリはキラウシの父に彫って貰った大切なものだという。
借りる際も、「どこに隠すのか?」という再三の問いに門倉は「うん わかった」としか答えていない。
今まで座っていた関谷は門倉に相変わらず雑な男だと言うと立ち上がる。
門倉もそれに合わせてマキリを鞘から抜く。
「門倉さん・・・ あんたどう思う?」
「神様って本当にいるのかね?」
『さよなら オベンチョ』
「ほら!はやく取りに来ないと、この桃捨てちゃうぞ!」
そう言うのは、牛山を葬ることを決意したチヨタロウである。
チヨタロウは湯壷の前で涙を流し、牛山と一緒に過ごした時間を思い出しながらも、桃を投げる。
「取りに行けッ」
投げられた桃に反応した牛山は飛び上がりながら見事なスピンを見せた。
回転しながら桃を口に加えると牛山は湯壷に落ちた。
チヨタロウは泣きながら「ごめんよオベンチョ 僕を許してくれぇ」とその場から駆け出してしまう。
『門倉の作戦』
門倉が隠し持ってマキリを抜くと関谷は履いていた「ゲロリ」で氷上を滑走する。
「くっそやられたッ 待てえ関谷ああッ」
口ではそういう門倉だが、これは門倉の作戦の内だった。
話は少し遡り、門倉がキラウシから肛門ほじりジジイと言われた頃、いい案を求める門倉にキラウシが一つ提案する。
それは取引をわざと失敗させて関谷を逃がし、キラウシが後を追いかけて土方と牛山の場所を突き止めるというものだった。
「それ採用」
こうして関谷は門倉の作戦にはまっていたのであった。
門倉の予想通りに関谷は岸から距離を保ちつつ取引場所から一番遠い湖畔へ向かっており、そこではキラウシが待ち構えていた。
門倉の作戦だと知る由もない関谷は氷上でスピードを落とさず湖畔を目指していた。
しかし、関谷の前に突如、湖から牛山が現れた。
これには関谷も驚いたようで、額から汗を流している。
しかも、現れた牛山はチョウセンアサガオの効果が切れており、関谷を見つける氷から出ようとする。
関谷よりも牛山の登場に驚いたのは門倉だった。
「牛山さん!? よりにもよって・・・・」
「なんでそんなところから現れるんだ!?」
「まずいッ 逃がすな 捕まえろ門倉ッ!!」
キラウシの言葉に関谷に飛び掛る門倉だったが、氷の上を引きづられた挙句に関谷には逃げられてしまう。
「なんて大誤算だ・・ ついてねぇ!!!」
関谷に逃げられたところで今回はここまで!
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ゴールデンカムイ175話考察
関谷に逃げられたからには、土方の安否が心配ですね・・・
意外と牛山みたいに土方も抜け出しているかもしれません。
個人的には関谷が繰り出す運試しと門倉の凶運による対決がもう一度、見たいところです!
次回も見逃せませんねッ!
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