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約束のネバーランド【ネタバレ】92話「撃ちまくれ」感想!

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約束のネバーランド92話ネタバレ

突然レウウィスの前に現れたアダム。

そのアダムの一撃で空高く飛ばされ驚くレウウィス。

そこにヴァイオレットも加勢し、全員で銃弾の雨を降らせる。

このアダムとエマ達の波状攻撃により思わずたじろぐレウウィス。

撃ちつ、逃げつつの「鬼」と「子供たち」のギリギリの一進一退の攻防が続く。

そんな中、レウウィスにチームワークの一瞬の乱れを突かれ、アダムとオジサンの攻撃を止められたため、上手くいっていた攻撃のリズムを断ち切られてしまう。

状況を冷静に見極め、レウウィスの視覚の喪失している時間がもうなくなることを悟ったレイが、もう一度、みんなに合図し最後の総攻撃の大連射を仕掛ける!

が、その時、その場の全員が凍り付く。

突然、エマが後ろからレウウィスの爪に刺されてまったのである。

全てが止まる。

「エマ――――!!!」

みんなの叫びが――慟哭だけが谺していた。

1. アダムの力!

突然、目の前に現れたアダムに戸惑うレウウィス。

視覚が回復しきっていない鬼は、一瞬何が起こったのか分からずにキョトンとしている。

22194…22194……。アダムは呟き続ける。

「今、家を投げた?何なんだあいつ。」横でレイも驚いている。

アダム! とエマも目を見張る。

「いけ!アダム! その怪物をブッ飛ばせ!」一緒に加勢に来た少女が叫ぶ!

!!?  アダム渾身の一撃が鬼の右腕に命中する。

そのまま空中へと飛ばされるレウウィス。

殴り飛ばされた? 私が? 人間に?

腕も折られた。「22…」

そうか、あの子か。 

バイヨンが出資した新農園からの試食品―――と、納得のレウウィス。

凄い…アダム!  エマが見つめる。

それに――来てくれた。  ヴァイオレットが!

そう、エマ達の加勢に来たのはアダムとヴァイオレットだったのだ。

先週からそうだが、アダムが信じられない力を発揮する!

「力」だけならレウウィスにも負けないのではと思わせるだけの凄さがある。

そのレウウィスも人間に腕を折られ、空中に吹っ飛ばされるとは予想だにしていなかったに違いない。

それにしても――。

人間が鬼に強烈な一撃を与えられるなんて。ホント胸がすく! スッとしたぁ!

あと気になるのはアダムの身元。レウウィスは何やら心当たりがありそうなのだが…

やはり今後、ノーマンともなにかしらの関わりがある結構重要な人物であったりするのでは? などと想像力が益々広がっていくばかりである。

あと嬉しいのは、何かと頼もしいヴァイオレットの参戦である。

エマもかなり嬉しそうで、このまま何とかレウウィスを一気に倒したいものである。

2. チャンス到来!

「今だ! お前ら! チャンスだ! 狙え!」 オジサンが叫ぶ!

バッ、バッ。 子供たち全員が一斉に銃を構える。

「中空、逃げ場がない。これはまずいな。」 少しだけ焦るレウウィス。

ズダダダダダダダ!

みんなの一斉射撃が雨粒の如くレウウィスに降り注ぐ。

四つん這いで素早く着地し一気に横に走り避けるレウウィス。

「この期に及んでまだ避けやがる。」 そのしぶとさに舌を巻くレイ。

「エマ!」 ヴァイオレットがエマに近付く。

「アダムとはそこで会った! 確認したい、閃光は?」

「撃った! でももう切れる。 目に限らず狙って、当てて!」

エマがすかさず答える。

「今のあの鬼は当てさえすれば、普通の攻撃もダメージになる!」

分かったと銃を構えなおすヴァイオレット。

そして、ピイイイイイイッとホイッスルを吹き、

「アダム! 投げまくれ!」と力強く呼びかける。

メリッ。 ズン。

アダムが自分の体より大きな建物の一部分をはぎ取って鬼に投げつける。

なんと!ここで初めて少しだけ焦りの色を見せるレウウィス。

なんだか人間らしいリアクション。

こんな反応は今まで見た事がないだけにとても新鮮な印象を受ける。

それとともに、今こそが鬼を斃すチャンスなのだと改めて実感させてくれる瞬間である。

チャンス! チャンス!

撃って、撃って。 投げて、投げまくれ!

3.〝感覚が戻るまで″の勝負

ドゴッ。 ギリギリでアダムの攻撃を避けるレウウィス。

やはり気付かれている。私の再生能力の低下。

やりづらいな。老いとは何とも歯がゆいものだ――。レウウィスは実感する。

電撃で全身の細胞を、閃光で視神経を、銃撃で傷や飛ばされた腕を。

そして今は先程殴られ、折られた腕を再生している。

これほど動いたのは久し振りだ。 昔、無茶し過ぎた報いもある。

しかしそれがなんだ。

せっかく何百年ぶりに楽しいのに!

ここで斃れる私ではないよ。  自分に語り続けるレウウィス。

ガガガガガガガガ。 連射は続く。

そう―――〝目が、感覚が戻るまで″

「この機会を逃せば私たちの負け。」   エマが撃つ。

「それまでさえ防ぎきれば…私の勝ちだ!」   レウウィスが笑う。

「押し通す!」 ガガガガガガ。 連射しながらエマが叫ぶ!

ダン! かわすレウウィス。

ガガガガガッガガガ。 間違いない。効いている。

ガガガガガ。  でもまだ足りない。

ガガガガ。  もっともっと撃ち抜いて奴を消耗――。

.

「させないよ。」とレウウィス。

ギュウン。「!」

大きなジャンプで、鬼が一気にヴァイオレットに近付く!

ピッ。 ピンを抜き、すかさず後ろからエマがヒュッと閃光弾を投げる。 

カッ!  想定内だといわんばかりに既に目をガードしているレウウィス。 

「同じ手は食わん。」

!?

ダン。パパパパパパ。 すぐにレイの連射が吼える!

「けどこれで迂闊には近づけないだろ。」レイの銃弾が語る。

「そうだな、確か“ボッ”(下顎がオジサンの弾丸に砕かれる。)にっ?」

グラッとよろめくレウウィス。

ガガガガ。 ブン!  銃撃と投擲。

オジサンとアダムの追い打ちが畳みかける。

建物の破片を避けながら思考するレウウィス。

「単調だね〝アダム〟」ジュワジュワと既に下顎は再生している。

「複雑な思考や動作はまだ難しいかな。」

ブン。 さらにアダムが壊れて半分になった大理石の柱を投げつける。

「よく見給え、その先には二人いた筈だよ。」レウウィスが言う。

その柱が飛んだ方向にナイジェルとヴィクトリアを認めるエマ。

「逃げて!」エマが叫ぶ!

ドゴオオン。

辛うじて柱を避けた二人だったが、柱が歩道と激突したはずみに

もうもうと霧のような白煙と土埃が立ち昇る。

全員の視界が白い霧に遮られる中、アダムの後ろに気配が――。

ドッ! アダムにレウウィスの容赦ない蹴りが炸裂する。

アダムは激しく吹き飛び、建物に勢いよく激突して壁にめり込まされる。

あまりの衝撃に、その建物の屋根上で狙撃をしていたオジサンが

グラリと態勢を崩し、落下しそうになるが何とか片手でこらえる。

「アダム! オジサン!」

あまりの急展開に思わず叫ぶエマであった。

今回は、レウウィスの心の声、本音がずっと語り続けられる。

そして、「老い」を感じるレウウィスにさらに人間臭さを感じ、何とも言えない不思議な気分にさせられてしまう。まるで途中から人間を相手にしているかのようなのだ。

もうひとつビックリしたのが、会話の途中でレウウィスの顎が砕かれ千切れる場面だ。

絶対的な強者の「鬼」が、いきなりアゴをつぶされる。この容赦のない展開に読者は

度肝を抜かれてしまうのである。

そして子供たちに押され気味のレウウィスだが、

しっかりと状況を分析し相手の「攻撃の流れ」を見事に断ち切るのである。

まるでレイと知恵比べをしているようで、

戦闘の陰で緻密な頭脳戦も繰り広げられているのである。ホント恐れ入ります。

4. 最後のチャンス…凍り付く時間。

レイがさらに冷静に状況を分析する。

あの鬼…今に回復する。感覚が戻る。

―――今が最後のチャンス。

「撃ち尽くすぞ!」 大きく叫ぶ!

レイが!

ヴィクトリアとナイジェルが!

エマが!

オジサンが!

連射に次ぐ連射! 撃って、撃って、撃ちまくる!

が―――すべての時間が瞬時に凍り付く。

エマが―――。

エマが後ろから…レウウィスの鋭い爪によって貫かれていた―――。

「え」エマ自身が事態を飲み込めず驚く……。

「残念、時間切れだ。」

レウウィスがクールに言い放つ。

時は止まったままで誰も動こうとしない…。

いや、動けないのだ――。

ヴィクトリアもナイジェルも止まる…。

オジサンも動かない…。

レイも凍り付き、微動だにしない……。

「エマ―――――!!!!」

辛うじて動いたのは―――。

みんなの激しい慟哭だけであった………。

驚きで声が出ない―――。

読者の時間もキャストのみんなと同じく凍りついた筈だ。

エマが刺されてしまうなんて………。

あまりのショックでこれ以上何も書けない―――。

それぐらい読者の心をズタボロにするメガトン級の破壊力をもつラストシーンである。

約束のネバーランド93話の考察

いままででは絶対にあり得ない衝撃のラストシーンで幕を閉じる今週号。

エマの安否が気になり過ぎて何も手が付かない。

なにせ死んでもおかしくない重傷を負ったのである。

「お願いだから生きていて欲しい!」

もう一度エマの〝明るく輝く笑顔〟を私たち読者に再び見せてほしい。

それだけ……ただそれだけを神様に、作者に願うばかりである。

もう他には何も贅沢は言わないので―――お願いします。

そして、エマのためにも輝く明日を、明るい未来を信じ続けていこうではないか!

私たち読者は、やはりそうする事しかできないのだから!

エマを信じて!

折れない心を信じて!

そして、来週への希望を信じて!

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