ゴールデンカムイ160話のあらすじ
キロランケの目的はオロッコ(ウイルタ民族)に近づき国境を越えるための協力を得ることだった!
オロッコと協力してのトナカイ狩りは尾形の射撃の腕が光り、成功裏に終わった。
トナカイ狩りの成功もあってキロランケの思惑通りにオロッコ(ウイルタ民族)の協力を得た一行。
無事に国境を越えられるように見えたが、ロシア国境守備隊から待ち伏せにあう。
ロシアに情報を流していたのは鶴見であった。
実はキロランケはロシア皇帝を暗殺の実行犯であり、ロシアに指名手配されていた。
その情報をつかんだ鶴見はロシアにキロランケが国境を越えることと、国境越えの際は原住民族の協力を得ることもロシアに伝えていたのであった。
皇帝殺しの重罪人を仕留めるべく、待ち受ける国境守備隊。
キロランケ達はどうなるのか!?
161話「カムイ レンカイネ」始まります。
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ゴールデンカムイ161話ネタバレ
【待ち伏せ】
待ち伏せからの奇襲は一発の弾丸によって始まった。
撃たれたのはオロッコの男、尾形と期間限定で銃を交換していた彼は最優先に狙われ頭を撃たれたのだった。
撃たれた男はそりから転げ落ち身動きが取れない様子。
一行はそりを止め、荷車を盾にするが、撃たれた男に向かって「アンマー!(父さん)」と駆け寄るオロッコ。
すかさずキロランケが駆け寄るオロッコを押し倒して身を屈ませる。
一方の尾形は敵の位置を森の中からだと断定。
尾形が見る森の中には4人のロシア人が・・・
警告なしで射撃したこともあってか、ロシア人の1人が「彼らで間違いないのか?」と射撃手に問います。
射撃手は狙いを定めたまま「オロッコが日本陸軍の最新式の小銃を持っているはずがない」と返します。
(移動するそりを離れた距離から射撃して初弾命中させるこのロシア人の射撃手も尾形並みですね・・・)
別のロシア人は撃ったのは指名手配の男かと聞きますが、「わからない」と射撃手は言います。
まるで分隊長のように偉そうなロシア人は「全員逃がすな、抵抗するなら殺していい」と冷酷に言い放ちます。
まだ状況が飲み込めていない白石はトナカイに隠れながら「追いはぎか!?」と浮き足立っています。
それに対して尾形はモシン・ナガンの銃身が見えたことからロシアの国境守備隊だろうと返します。
密入国がバレたのだと騒ぐ白石に尾形は「三八式を見て怪しんだのか、それにしても乱暴だな」と思考を巡らします。
尾形は「シライシ走って三八式を拾ってこい」と言いますが。
「出来るかッ!!」と一蹴されます。
「シライシッ!そりを進ませろッ!」
キロランケは白石に森の中へ身を隠すことを伝えます。
それを聞いた白石はトナカイを進ませようとしますが、動き出した瞬間にトナカイが撃たれます。
「森に逃げるの読まれてるぞッ!」
白石は目の前で力なく崩れるトナカイを見て焦りが隠せません。
「進むしかねぇ そのトナカイをどかせッ」
キロランケの言葉に犠牲を出しながらも森に向かって一行は進みます。
そんな中、尾形は疑問を口に出します。
「国境侵犯だとして、いきなり国境守備隊に襲われるなんて聞いたことがない」
アシリパはそれを聞いて、「私たちを待ち伏せていたと言いたいのか?」と聞きます。
そんなやり取りを背中越しに聞いたキロランケは冷や汗を流しながら、ロシア皇帝を暗殺した時のことを思い出します。
一瞬、思いつめた顔をしたキロランケは意を決すると立ち上がって撃たれたオロッコの男を助けにいきます。
銃で狙われている状況の中、キロランケの行動にアシリパ達もロシアの射撃手も動揺します。
分隊長っぽいロシアの男は射撃手に「早く撃てッ」と言いますが射撃手は撃ちません。
分隊長が二度目の射撃の催促をした一瞬の後に分隊長っぽい男はお腹に銃弾を受けて倒れます。
「いまだッ行け!!」
撃ったのはもちろん尾形です。
その手にはオロッコと交換していた「ベルダンM1870」が、単発の銃なため左手に次の弾を挟んで構えています。
尾形が作った隙に一行は森に向かって全力で進みます。
一方、撃たれた分隊長っぽい男は冷や汗を流しながら倒れて動けません。
そんな様子を見ても射撃手は動じることなく一点を見つめています。
尾形はそんな彼らを見て「ははっ」と一言残すと森に消えていきます。
【カムイレンカイネ】
森に逃げ込んだ一行。
撃たれたオロッコの男は幸いなことに骨まで見える重症でしたが、頭は貫通していなかったようです。
大きな帽子のおかげで狙いがそれたとか・・・
オロッコの男が死んでなかったことに安心する白石。
しかし白石は男を救助した際のキロランケの行動を無茶だと言います。
さらに白石は「つい最近知り合ったばかりの人だぜ?撃たれても不思議じゃなかったのに」と言葉を続けます。
それに対してキロランケは「カムイレンカイネ(カムイのおかげ)」と答えます。
しかしここで黙ってないのは皆の窮地を救った尾形でした。
「違うな・・・ 俺のおかげだ」
尾形は続けます。
オロッコの男が助かったのも帽子のおかげ、全ての出来事には理由がある。
「俺たちが襲われたのも理由があるはずだ」
尾形に続いてアシリパもキロランケの行動に疑問を持っていた様子。
アシリパは助けたことは絶対に間違ってないと先に述べた上で、何か思い当たることがあったからなのか?と核心を突きます。
しかしキロランケは節目がちに口を開こうとはしません。
そんなキロランケの様子に尾形は「やつらから直接聞き出すさ」と歩き出します。
「日露戦争の延長戦だ」
尾形の言葉で今回はここまで!
ゴールデンカムイ162話考察
ロシアの待ち伏せにハラハラが止まりません!
ロシアの射撃手はキロランケを撃たなかったのでしょうか?
もしかしてキロランケとなにか繋がりが・・・・
次回は尾形の反撃が始まります!
ロシアの射撃手の腕前は尾形に引けをとらないことはすでに判明しています。
これは次回は「尾形VSロシア射撃手」のスナイパー対決になるのでしょうか!?
気になるところは尾形は単発の銃なので装備の面で不利ということです。
如何にして尾形は敵と戦うのか?
キロランケもいつまでも何も話さない訳にはいかないでしょうし・・・
キロランケの進展も気になります!
次回も見逃せませんね!