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前回が158話だと思ったんですが、番外編ってことで話数はついていなかったみたいです。
失礼しました。
暁のヨナ 第158話「流説」ネタバレあらすじ
(花とゆめ12号)
前回が番外編で過去のお話でしたが今号は本編に戻ります!
戒帝国が火の部族領に侵攻してきて、それをヨナや四龍たちが退けた後からですね。
ヨナたちは火の部族長の弟であるカン・テジュンに連れられ、彩火の都にある別荘に招待してもらいます。
テジュンは、兄であるカン・キョウガがヨナたちに危害を加えないよう説得に行くというのですが、本当にいいキャラしてるなと思います…!
初登場は完全にヨナとハクの真逆のポジションで敵対していたのに、今は農民と一緒になって農作業をしたり自分の危険も顧みずヨナの手助けをしたりしていますもんね!
実は、私は最初はテジュンというキャラクターがあまり好きではなかったのですが、今では大好きなんです。
話の途中で嫌いから好きにこんなに大きく変わった登場人物は初めてかもしれません。
そしてそのテジュンの別荘なのですが、部屋割りで少し問題が起きます(笑)
テジュンはヨナに部屋を一人で使ってもらうつもりでいたのですが、ヨナや四龍たちは一緒でよいと言うのです。
ヨナは命を狙われる立場ですし弓を扱えるとはいえ戦闘能力も高くはないので、部屋を同じにした方が、四龍たちがヨナを守りやすいからかなと思います。
…いやぁ~確かに、毎日一緒に旅して野宿していれば慣れちゃうものなのかもしれませんが、ヨナは見た目に反してすごくたくましくなりましたね!
きっとお城で暮らしていたころのままだったら完全に部屋を分けていたと思います。
私がもしヨナの立場だったなら、部屋は完全に別で、その上入り口の扉に「進入禁止!」と張り紙をしていそうですw
その部屋割りについての言い合いの中でテジュンが3年前の話を持ち出して、ヨナとハクの関係性を尋ねるのですが、その時のハクのストレートな返答がファンとしてもうたまりませんでした!!
飄々とした顔で、「この人(ヨナ)を好きな気持ちは偽ってねえよ。」って言うんです!
今までの話からもハクはとてつもなくヨナのことが大好きだということがわかっているわけですが、それを表に出さないでしかもさらっと本音を言えてしまうなんてやっぱりかっこいいですね…!!
ちなみにその言葉を聞いたヨナはというと、顔だけでなく身体中真っ赤になっています(笑)
普段はハクのことを仲間の一人として見ているヨナですが、こういうふとした時にハクへの恋心を感じて乙女になるところがすごくかわいいです♪
赤面するヨナを見たテジュンは顎が外れるくらいの勢いでヨナと四龍の部屋を分けることを強引に決定します。
私、個人的にこのテジュンの顔大好きですw
黙っていれば凛とした雰囲気でかっこいいテジュンですが、ころころと表情を変えたり突然叫んだりするところが部族長の弟という肩書きに合っていなくて逆に良いなと思います!
ギャップ万歳!(笑)
それからこの時の、テジュンの部下であるフクチのボケもたまらないですねw
フクチがヨナのハクへの気持ちを聞いてそれをテジュンに伝えたら、間違いなくテジュンは再起不能になると思いますw
そんなこんなで一人で部屋に行ったヨナですが、その前で情報屋のオギと会います。
…って別荘にまで来ていたんですね、オギさん。
二人はヨナの父親である先王イルや現在の王であるスウォンについての話をするのですが、その途中で酔っ払った火の部族の民にヨナが絡まれてしまいます。
ヨナの悲鳴を聞いた仲間たちがすぐさま助け出すのですが、その時に酔っ払いたちはキジャの龍の腕を見て更にテンションが上がります。
民に悪意がないのはわかりますが、龍の力のせいで辛い過去をもっている仲間もいるので見世物のようには扱ってほしくないですね…。
早めに出立した方がいいかもしれないと言う仲間たちですが、別荘の外では黒いフードを被った謎の人物が四龍に対して興味を示していました。
不穏な空気を感じたので、もしかしたらそのうち敵として出てくるのではないでしょうか…?
四龍についても詳しそうな気がしました。
そしてシーンは変わって、空都にいる水の部族長の娘であるリリに移ります。
リリの横を、スウォンの部下のケイシュクが馬に乗って通り過ぎようとするんですが、近くで遊んでいた女の子が毬をその前に転がしてしまうんです。
リリの側近であるテトラとアユラのおかげで子どもは怪我をせずにすんだのですが、それさえも無視するケイシュク。
その対応を見た市民はみなざわつくのですが、その話の中で、「先王イルを殺したのはハクではなくスウォンなのでは?」という噂も流れていることが分かります。
世間一般の思想を変化させるのは大変なことですが、ヨナたちの旅が結果的に民に何かしらの影響を与えられているのは私も嬉しいです。国民には真実を知ってほしい…!
ケイシュクはヨナたちに邪魔をしてほしくないと思っているので、それならもっと愛想よくすればいいんじゃないかな…と自分の無い頭で考えたのですが、例えば今回の場合、馬を止めるとスウォンの社会的地位が下がりかねないからそのままスルーしたのかな?と思いました。
民よりも上の立場にいて国を治めたいんでしょうね!
この民の間で広まっている噂や怪しいフードの人物が今後のストーリーにどのように係わってくるのかとても楽しみです!