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週刊少年サンデー

MAJOR 2nd【ネタバレ】157話

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「MAJOR 2nd」第157話レビュー(週刊少年サンデー2018年47号 10月17日発売分)

おそらく国技の相撲よりよっぽど国技している、野球および野球漫画フアンのみなさん、元気してますか。
今回は、夏の大会に向けさらにハードな練習を重ねようとする大吾と、そんな動きに引いている太鳳、今後どうなることやら、というところからの第157話についてとりあげていきます!
なお、キャラの名前は基本敬称略、苗字か名前かはネット界隈で使われる頻度の高いほうにします。

MAJOR 2nd【ネタバレ】157話

関鳥さんに、どストレートすぎる指摘・・・ツ!

いよいよハードモード練習の始まり、さっそくあくる日から朝練です。
しょっぱなのランニングで一人遅れる関鳥。あきらかに苦しそう。
関鳥いわく「なんか昨日からちょっとヒザが痛くて・・・」
そりゃたいへんだ。

そんな関鳥に、あろうことか大吾、普通女子に言おうものなら、頬にでかい紅葉(この意味は、わかりますね?)ができてもしかたない一言。
「ちょっと太りすぎなんじゃないの?」
あちゃー!言ってしまった!
たしかにそのあと、やせればもっと動きがよくなるはずなどとフォローしていますが、
「1ヵ月で減量5kg目標!がんばって!」は明らかに思いつきで言っていますね。
そりゃ関鳥も「ええーっ!」といって当然でしょう。
5キロってそう簡単に落とせる量じゃないですよ。
ライザップみたいにきちんとしたトレーナーの指導の下でやるンでもない限り。

どうせ勉強なんかしないって、弥生も地味にヒデエこというなあ・・・。

で、そのあとようやく、太鳳と弥生が到着です。
当然、遅れたことに対して、先に来て練習していた面々からは殿様出勤だなどと文句を言われます。
いちおう、大吾はここは冷静な対応をし、次からは気を付けてとたしなめてその場は収まります。
それにしても大吾の方針に不満たらたらだった太鳳はわかりますが、なぜ弥生まで?!
すぐにその謎は解けます。

実は弥生、ハードな練習に乗り気ではない太鳳を家に迎えに行っていたのでした。
いいやつ沢弥生!!
「あんなに張り切ってんだから、とりあえず大吾の熱意につきあってやろーよ!」と発破をかける弥生。
しかし最後の一言は余計ですね。
「どーせあなた勉強なんてしないでしょ!?」ってのは。
高校への内部進学が危ういと危機感抱く人間に言うセリフじゃないっしょ。
ヘイッ弥生、ちと決めつけがすぎるぜッ!

太鳳は自分自身のこともさることながら、弥生を心配していた。

太鳳がハードな練習をいやがっているのは、たしかにまず太鳳自身が、もともと「そこそこでいい」野球を志向していたがために風林中学の野球部を選んだという事情もあります。
まあ設定の整合性のあわなさ(太鳳や大吾など現2年生の、休部状態になるまでの1年生当時の練習状況)は突き詰めるときりがなくなるので、細けえことはいいんだよってことで、ひとまずおきます。
しかし太鳳は、弥生やアニータの抱えている故障についても気にしていました。
とくに肘に爆弾をかかえた弥生を再び担ぎ出そうとすることに危惧を抱いていました。
大吾がそれを気にすることもなく、よりキツイ練習を課すことが、太鳳にとっては一番気に入らないのです。

そしてついに練習後、太鳳は、男子が着替えている間、本音を女子たちの前で口にします。
「女子が男子と同じペースでやったら、そのうち潰れるよ。うちは9人きゃいないのに、誰かケガしたらアウトじゃん」
もっともな意見・・・!
聞いていた女子部員みな真剣な表情。

しかるにそんな会話が行われてたとは露知らずの大吾、明日もまた朝から練習との通告。
もう、大吾ちゃんったら、何もわかってないンだから。
まあ、面とむかって言われなきゃわかるはずないっすよね。

「やめてもらっても構わない」って、大吾あんたそれでええんか?!

そして大吾、帰宅後夕食もそこそこに(オカズ残してます)、庭で素振り。
そこに睦子が現れ、話を振ります。
そして、練習ちょっときつくない?と切り出します。
大吾は強くなるためには仕方ないといいますが、睦子はくいさがり、関鳥・弥生の具合を引合いに出し、ケガ人が出て出場できなくなったら元も子もない旨、下手に出る態度で説得します。
しかし大吾、いっちゃならねえ禁断の一言
「このくらいで音を上げて嫌になる人は、最終的に使えないし、いらないよ!」「やめてもらっても構わないって言っといて!」
そして大吾は睦子に背を向けて去ります。
こりゃ相当まずいですよ!相当カタクナになってますよ!
大吾あんたそれで本当にええんか!?と心配になります。

MAJOR 2nd157話【感想】私なりに思うところ。長期戦になってもおかしくない様相。

いよいよ大吾の態度はカタクナになり、持久戦も辞さないという感じの様相を呈してきました。
やめてもらっても構わない、って、新戦力の当てもないのにそれを言うかって感じです。
映画「男はつらいよ」シリーズの車寅次郎ふうにいえば、「それをいっちゃあ、おしまいよ!」という感じです。
今日びのヤングは「男はつらいよ」なんて知らないかもですが。

ともあれ、ガチで大吾が睦子に伝えた言葉をほかの部員たちにそのまま伝えようもンなら、練習後の太鳳の本音を真剣に聞いていた女子たちの中の何人かが、反大吾陣営に回りえます。

まあ大吾はまだ中学生、まだまだ人間はできてない、大人の指導者なみの人格や考えを求めることはチト酷な話なのやもしれません。
関鳥に、どう考えても思いつきで5kgやせてといったのも、いかにも中学生らしい思いつきのセリフって感じがしましたし。
顧問たる山口先生はやる気も野球の知識も乏しいンで、大人の指導者がおらず、実質大吾が指導者をやるほかない状況、先の大会であそこまで勝ち上がれたのが不思議なくらいです。

まあ、いったいどうなるんだろうと読者をヤキモキさせる、次回への「引き」としては、なかなかいい形で終わったとは思います。

今回はここまで。

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