ブラッククローバー【ネタバレ】180話「研ぎ澄ます刃」
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ヤミ、ジャックの隊長二人をフィンラルが空間魔法でサポートしながらランギルスと交戦していたが、ランギルスの自分の意志に関係なく敵を攻撃する防御魔法によって、二人の攻撃は阻まれてしまった。
ランギルスの父親であるヴォード家当主は、防御魔法を見て「何と言うレベルの空間魔法だ…!!あんなものを相殺できる空間魔導士はこの国には存在しない!それを自動防御で常に…まさに最強の盾!!」と自分の息子に対して、畏怖の感情を抱いた。
フィンラルが「ここはオレ達に任せて行ってくれ…!」と父親とランギルスの婚約者のフィーネスに向かい言ったが、父親は動こうとはしなかった。
しかも、父親はフィンラルに対して「よせ…!黒の暴牛の運び屋のオマエではランギルスは…」と言い放ち、フィンラルがランギルスと戦う事に異を唱えた。
しかし、フィンラルは「黒の暴牛の運び屋だとか…金色の夜明けの副団長だとか関係ない…今オレが戦うのは…オレがアイツの兄だからです!」と言い切った。
そこにヤミがやって来て「ウチの運び屋、ナメねーでくれます?」と言い、フィンラルが出した空間魔法に父親と母親を放り投げた。
フィンラルを心配するフィーネスが「生きて戻ってきてね…!」と言うと、「えぇ…!ランギルスと一緒に…!」と何か決意を感じさせるように答えた。
フィンラルの空間魔法で非難させているのを見て、王も「自分をまず逃がさんか」と叫んだ。
王様も非難させようと空間魔法を発動させようとしたが、ランギルスによって阻まれてしまう。
王に向かって「オマエはオレがバラバラに削り飛ばしてやるんだからな…!!」とランギルスが言うと、ジャックが断裂魔法”デスサイズ・狂い裂き”を発動させるが、斬撃を空間魔法で抉り取る事でランギルスは攻撃を回避した。
その衝撃で王がいた後ろの壁が壊れたので王を逃がす事には成功したが、ジャックにはもう敵であるランギルスしか見えていなかった。
ジャックがまだ自分とやり合えると思っていることに腹を立てたランギルスは、「身のほどを知れ、人間共!!」と叫び、攻撃となる空間魔法”堕天使のはばたき”を発動させた。
フィンラルも防御しようと試みるが魔力の違いからか全てを防ぎきれず、ヤミ達に「残りどうにか避けてください!!」とお願いした。
ヤミは闇魔法”黒穴”で、ジャックは強化魔法を使い脚力を強化し、ランギルスの攻撃を避けていく。
ヤミはその間もランギルスに攻撃するタイミングを見て、闇魔法”無明斬り”で攻撃しようとするがランギルスには届かず、反撃される寸前にフィンラルの空間魔法で移動して難を逃れた。
あの防御空間をどーにかしねーとヤツの懐に潜り込みよーがねぇがフィンラルの魔法では相殺しきれないと、ヤミは考えていた。
長期戦では自分達が不利となってしまうと考え、一瞬で突破するしかないと言う考えに至った。
しかし、それにはもう一手必要だと、ヤミは考えていた。
ジャックの裂断魔法は魔法の性質そのものを変化させ、どんな魔法も裂断してきた。
それはジャックの中にある”裂きたい”と言う欲求が強いが為に、特異な空間魔法に等しい性質をも裂ける力を得るに至った。
ランギルスが自分の空間魔法が裂かれたことに動揺している隙に、二人は裂断魔法”デスサイズ”と闇魔法”闇纏・次元斬り”を同時に発動させ、ランギルスの防御空間を斬り裂こうとしていた。
ランギルスの防御は剥がせたが、一気に攻撃に転じたランギルスに、追い詰められてしまう。
フィンラルも「オレの魔法じゃ敵を倒すことは出来ない」と思いながらも、自分に今出来得る精一杯のことを模索した。
無に還れととどめを刺そうとするランギルスの目の前にヤミとジャックが現れた。
フィンラルが防御を捨て二人をランギルスの近くに移動させることを最優先したのだ。
だが遅いと笑うランギルスに対して、フィンラルは仲間と一緒にオマエを救う!!!と決意を新たにしていた。
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ブラッククローバー180話感想
今回はフィンラルの活躍が随所に目立っていました。
ランギルスの自動防御する空間魔法を目のあたりにしてオマエでは勝てないだろうと言う父親に対して、フィンラルが「今オレが戦うのは…オレがアイツの…兄だからです!」と宣言した時には、弟を救おうとしている兄貴の決意みたいなものを感じました。
今まで弟に対して劣等感を持たざるを得なかった環境を考えても、フィンラルが父親に対してそう言ったのは、覚悟が必要だったと思いますが、それでも兄だからと強く宣言していたフィンラルは格好いいと思いました。
またフィーネスに「ランギルスと一緒に」と言った一言にも、自分が転生から助け出して、元に戻ったランギルスと帰ると言う意味もあったように感じられました。
ヤミとジャックの攻撃も凄かったですが、ランギルスの防御魔法によって傷ひとつ付いていないランギルスも強いなと実感しました。
元から金色の夜明けの副団長であり、天才と呼ばれていましたが、転生魔法でエルフ化したことによってさらに強さに拍車がかかっているように感じました。
プライドが高いのは変わっていないらしく、自分と対等にやり合えると思っていたジャックに対して激高し、広範囲に攻撃を仕掛けてきた時には、まだ未熟な部分も持ち合わせているのかなと思いました。
ヤミが隊長らしく、ランギルスの防御魔法を突破する方法を思案している時に、もう一手としてジャックの能力を上げていたのには感心しました。
二人は顔を合わせれば暴言ばかり言っているような印象でしたが、お互いの魔法の強さは認めているのかなと感じる部分ではありました。
ランギルスがフィンラルを「そいつの空間魔法じゃ攻撃も防御もろくに出来やしない」とバカにする反面、フィンラルは自分の未熟な部分を認めて攻撃でも防御でもなく隊長二人移動を最優先にしたところは流石だなと思いました。
最後のシーンの仲間と一緒にオマエを救う!と言うフィンラルの目は、覚悟と決意を表しているかのように感じて、すごく感動しました。
ブラッククローバー181話考察
ランギルスとの決着がそろそろ着くのかなと思います。
今回、ラストでフィンラルの決死の空間魔法で移動したヤミとジャックですが、ランギルスは遅いと笑っていました。
ランギルスも対抗策はあるのかなと言う感じはしましたが、フィンラルの空間魔法とヤミ・ジャックの連携プレーなども見れたら面白いかなと思いました。
またミモザ達のところに来たエルフとの戦いも見ごたえあると思います。
そして、城に迫ってきていた魔宮に乗っているリヒト達の動向も気になる所ではあります。
援護にくるのか、それとも他に目的があって行動するのか、今後の動向を気にしていきたいと思います。
次の展開も楽しみにしています。
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