ワンピース942話「白舞大名 霜月康イエ」のあらすじ、ネタバレです!
さっそく読んでいきましょう!
物語はワノ国がオロチのものになる前にさかのぼる過去から始まる。
ワノ国でこの白舞こそが唯一正規の港を有する郷、良き客もあれば悪しき客もあり」
かつてのトの康(康イエ)が、今は亡きおでんと話している。
「ゆえに我々は鉄壁の軍隊でなければならぬ!!!」とトの康がおでんに言う。
続けてあきれながら、「いつまでウチに入り浸る!?まがりなりにも貴様は将軍の息子!!」
するとおでんが、「城を追い出されたんだ、もう血縁もあるやなしや♪みんな言ってるぞ、光月スキヤキの亡き後はおでんにあらず!!康イエ将軍だって!!」と笑いながら言う。
バカ野郎!!ボカッ!!いて~!!トの康がおでんの頭を殴った。
「お前こそが光月家を背負って立つ男!!」トの康がおでんを叱ると、そんな事より海にでてみたいというおでんの本音が出る。
かつての亡きおでんとの小競り合いを思い出しながら、ときは現在、
花の都、羅刹町の牢屋敷
「康イエ様―!!!」
和の国、花の都の人たちが声をかける。
トの康は都で盗みを働いたという理由で張り付けにされ、過去に軍を率いて将軍オロチに盾ついた大罪により死刑を言い渡されている。
本人曰く丑三つ小僧だという供述もあるが・・・
オロチの部下たちが疑問に思っていると、
「アレはウソだ!!どうせ死ぬなら注目を浴びたくそう答えた!!ウソをついて悪かった!!わしはそんな英雄ではない!!」
ではなぜ窃盗など・・・と不思議に思う花の都の町人達。
牢屋敷にはドレークやホーキンスの姿もある。
花の都の入り口
えびす町の町人たちが侵入し騒ぎになっている。
ヤスさんを殺すな!!!ヤスさん死んじゃなんねえよ!!あんたがいなきゃあたしら支えが無くなっちまうよ!!えびす町の町人たちが笑いながらトの康のいる牢屋敷に駆け付ける。
「さて!!皆の衆!!」
張り付けになっているトの康に皆目を向ける。
「見よ!!麗しき花の都!!絶景かな和の国!!」
トの康はワノ国中に笑いながら語り掛ける。
「この風景はまさに代々光月家と庶民たちの手で築き上げた我々の誇り!!!間違っても貴様の手柄ではない!!黒炭オロチ!!」
オロチが焦りながら花の都の処刑場に向かう。
「聞こえているかオロチ!!貴様は広大にあった森や草木も川や郷も!!欲深きドロで汚していくだけの!!!ただ害虫だ!!!」
おのれ康イエ・・・!!
康イエ様それ以上は・・・取り返しがつかなくなる・・・
住人達が慌てふためき止めようとする。
「今一つ!!皆に謝りたきことがある!!―昨今出回った判じ絵の札!!光月家の無念を思いわしが作った!!!いたずらでござる!!!ワハハハ」
え~~~!?ワノ国中にどよめきが起こる。
トの康はオロチの批判を言い続け、アシュラ童子(酒天丸)、イヌワラシ、錦えもんはその行為に何か感づいた。まさか・・・康イエ殿・・・!?
オロチの臆病のせいで月の印の「流行りの模様」を有する罪なき者たちを投獄するうろたえ模様!!!
そこにオロチが駆け付け「おのれ康イエ!!!蜂の巣にしてくれる!!!」
手には銃を持っている。それにひるまずトの康は
「オロチ・・・そうだな・・お前の心の呪縛読んでやろうか
器の小さき男には一生食えぬおでんに候!!わははは」
(よいな錦えもん、赤鞘の侍たち!!そして未来の将軍モモの助!!お前たちの作戦は今ここで白紙に戻す!!羅刹町に捕まった同志たちには新たな集合地を提示した
わしの命でできることはこれくらいである!!)錦えもんは全てを悟ったかのように涙を流し、かたじけない、と一言。
康イエサマー!!
そしておトコとゾロが牢屋敷にたどり着き、ゾロはトの康が貼り付けになっていることに気づく。
「子供らの目を塞げ!!光月に仕えた最後の大名が、あの世へ参るぞ!!!歌ってゆこうか!!!あらよっと♬」
(カイドウの首一つ!と!20年間・・・!!それを誰にも取れなかった・・・!!!行け鬼ヶ島へ!!主君の仇を討ち果たせ!!!吉報をあの世にて待つ!!!)
ドン!!ドン!!ドドン!!
オロチとたくさんの処刑人からの銃弾がトの康に打たれる。
(許せおトコ!!お前をを残してゆく父を!!)
えびす町の町人やおトコがトの康に駆け寄る
康さん!!康イエサマー!!お父ちゃーん!!お父ちゃーん!!!
う・・うう
えびす町の人たちは頭を抱え崩れ落ちる。
ぷわーはっはっはっはっは!!トノヤっさんが死んだー!!!あーはっはっはっはっはっは!!!
えびす町の人達は一斉に笑い出す。
「オイ・・・どうなってんだ!!人が死んで・・・!!何がおかしいんだよ!!」ゾロが怒りと不可解な感情をあらわにする。
あっはっはっはっはっ!!!お父ちゃんが死んじゃったよー!!!あははは!!おトコが笑いながら泣いている。
「てめぇ」
怒りを隠せぬゾロに日和が泣きながら説明する
「いつも笑っているえびす町の人たちは苦しくても悲しくても顔に出せないんです・・・!!!」
ゾロはだっまてそれを行く
「笑顔以外のすべての表情を奪われ・・・笑うことしかできなくなってしまったんです!!!
カイドウと・・・オロチが持ち込んだSMILE