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鬼滅の刃【ネタバレ】140話「決戦の火蓋を切る」感想!

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鬼殺隊隊士・竈門炭次郎は異空間へと落とされる。
彼はそのまま落下し―————
よもや下に激突! という所を水柱・富岡義勇に救われる。

が、背後から息つく間も無く鬼が襲い来る。
炭次郎は振り向き様に一刀両断するも・・・・
襖からさらに夥しい数の鬼どもが乱入する。

炭次郎と義勇は2人で難なく鬼達を瞬殺するのであった。

―———————その頃、
蛇柱・伊黒小芭内の日輪刀が鬼どもを切り裂いていた。

一方、岩柱・悲鳴嶼行冥と霞柱・時任無一郎も怒りを胸に・・・・
鬼を倒しながら駆け抜けていた。

風柱・不死川実弥が
嘴平伊之助が
不死川玄弥が
我妻善逸が————————

それぞれの思いを胸に
鬼を倒しながら異空間を駆ける―———————

そして、蟲柱・胡蝶しのぶが襖の一つを引き開ける。
と、そこで待っていたのは・・・・・

「わあ 女の子だ。」
美味しそうに女性を喰らいながら
蟲柱を認め、にんまりと微笑む・・・

弐の上弦の鬼・童磨の姿であった―—————————。

鬼滅の刃【ネタバレ】140話「決戦の火蓋を切る」

1.「落ちる!!」

炭次郎は刀を両手で握ったまま―——————
遥か下へと落ちていく————————。

何だここは・・・!!
上下左右めちゃくちゃだ!!
血気術で造られた場所なのか!?

(炭次郎は落下しながらも考え続ける―————)

珠世さんが無惨を抑え込んでいたが・・・
いつまで保つか分からない・・・

一刻も早く無惨に辿り着き、倒さねば!!

(が!! 背中から落ち続ける炭次郎には何もなす術がない。)

ふと下に目をやると・・・・硬そうな板間の床が見える!!

ダメだ!!
このままでは叩きつけられて死ぬ!!
技を出して軌道を変えて———————

どこかを掴むんだ!!

・・・・・・・・・・・・!!

ダメだ!!  態勢が悪い!!
落下の風圧で踏ん張りがきかない!!

このまま背中ごと激突してしまう!!

―————————ガッ―—————————

床へ激突! 寸前の炭次郎の着物を―—————
横から現れた義勇の手がムンズと掴む!!

ドッ ドン !!

そのワンクッションで―————
炭次郎は激突を免れ、
何とか無事に下へと背をついた・・・・・・。

「大丈夫か?」

「はい!」
炭次郎が元気に答える!
「ありがとうございます! 助かりまし・・・・・」

   !  !  !  !

言葉が終わらないうちに―————————   
後ろから異形の鬼の爪が迫る!!  「・・・・た。」

  「 水の呼吸   壱ノ型   〝水面斬り〟」

一閃。 振り向き様に鬼の頸を斬り落とす。

ガタッ。

「炭次郎!!」 義勇が気配を感じて叫ぶ!!

ミシッ・・・・
 

   バ ァ ア ア ア ア ン  !  !  

突如!? 襖が開き————————  
 
さらに夥しい数の鬼どもが、
炭次郎に向かってなだれ込んでくるのであった!!

いきなりの空間移動! 落ちる炭次郎!!
これが鬼舞辻無惨の血気術なのか!?

この凄まじく圧倒的な力は・・・・
この時点でもう読者の想定をはるかに超えている!!

無惨は一気に自分のフィールドへと
全てを引きずり込んだのだ!?

こんなの普通ありえないだろう!!
もう口がアングリである。

そして、義勇のおかげで間一髪、
激突を免れた炭次郎に鬼が襲いかかる!

が! 心配ご無用!! 炭次郎は強いのだ・・・・って!? 

突然の鬼の大軍団の乱入!?

これはヤバすぎるのでは!??

次へと読み進もう!

2.「スゴイ義勇さん」

「水の呼吸  陸ノ型」 (炭次郎が——————)

「水の呼吸  参ノ型」 (義勇が———————)

   〝ねじれ渦〟
 

           〝流流舞い〟

バラ バラ バラ ・・・・・・・・
2人の周りの鬼の群れが塵となって崩れ去る・・・・・・・・

義勇さんが凄い・・・・
俺の僅かな動きで何の技を出すかを把握し、
お互いが斬り合わないように動くなんて・・・・・

この人ヤバイ・・・・・

義勇の無表情な顔を見ながら
ある種の畏怖を感じる炭次郎であった。

「行くぞ!」 「はい。」
2人は闘志を確認し合うのであった————————。

さすがは水柱・富岡義勇!! 

計算し尽くされた「流れる」ような攻撃は―——————
一切の無駄がなく、その名の通りまさに〝水〟だ!!
惚れ惚れするぐらいの完璧な強さである。

そしてその後の「テルテル坊主」の様な表情はどうだ!
この妙なギャップがさらに言いようのない凄みを・・・
常人離れした「何か」を感じさせるのである。

この人ヤバイ・・・・・
そんな炭次郎の気持ちが良~~く分かるエピソードである。

3.「それぞれの想い」

(小芭内と甘露寺)
「蛇の呼吸  伍ノ型  〝蜿蜒長蛇〟」(えんえんちょうだ)!!

蛇の日輪刀が舞う!

蛇柱・伊黒小芭内が群がる鬼を瞬殺する。

「怪我は?」 彼は横にいる恋柱に優しく問いかける。
「ないです!」 甘露寺蜜璃の目はトキメキでハート形である。

「では行くぞ。」 「はいッ!」
こうして2人の道行きは続くのであった。

(悲鳴嶼と無一郎)
広くて長い廊下を・・・・
鬼を斬って斬って斬り進む2人の男がいた。

それは岩柱・悲鳴嶼行冥と霞柱・時任無一郎であった。

「凄い鬼の量ですね。」無一郎が言う。
「私達を消耗させるつもりなのだろう・・・・」悲鳴嶼が答える。

―———————と、無一郎が確認する。
「・・・・・・お館様は?」

「一足先に逝かれた。 堂々たる最期だった。」
振り返らずに悲鳴嶼は言う。
「余命幾許もなかったために自ら囮になられたのだ。」

無一郎にお館様の面影が去来する。
「お館様は僕が生死の境をさまよっていた時、
 ずっと励まし下さった・・・・・・」

「まるで父のように・・・・・」

(無一郎の両目からは止めどなく涙が零れ落ちる。)

「無惨は兄だけでなく僕達の父まで奪った。」

「無惨に地獄を見せてやる。」

「安心しろ・・・・皆同じ思いだ。」
悲鳴嶼が憤怒の形相で無一郎に答えるのであった。

(不死川実弥)
お館様・・・ 俺は守れなかった・・・・
そこには一人坐し、茫然と佇む風柱・不死川実弥がいた。

鬼が襲うが正座のままで一刀両断する!

と、ワサワサとさらに鬼どもが湧き出してくる。

「皆殺しにしてやる!」
涙しながら・・・ゆらりと立ち上がる風柱であった―———————。

(伊之助、玄弥、善逸)
「猪突猛進!!」 
伊之助が叫びながら鬼を斬りまくって走る!!

「いい腕試しだぜ!!」
走る! 走る!! ひたすら斬って走るのであった!!

何だここは・・・・
兄貴・・・・無事でいてくれ・・・・
不死川玄弥も戸惑い、思考しながらひたすら走る。

音が聞こえた・・・
許さない・・・・ 俺はアイツを絶対に許さない!
我妻善逸が険しい表情で駆ける。

皆それぞれが・・・・・
様々な想いを胸に・・・・
最終決戦に望んでいるのであった———————。

何処に行こうと小芭内の甘露寺への想いは揺らがない。
彼の純な一面を見れて・・・・好感を持った読者も多い筈だ!

やっぱり応援したくなりますな! 初々しい若者の恋心を!?

そして無一郎、悲鳴嶼、不死川兄弟、伊之助に善逸。
それぞれの思いを「力」に、ひたすら「鬼舞辻無惨」へと突き進む。

総力を挙げての最終決戦は―———————
それぞれの心のけじめと、新たなスタートでもあるのだ。
  
 

4.「童磨登場!!」

血の臭いがする・・・・・

蟲柱・胡蝶しのぶは
異様な気配を感じ取る―——————。

ここは何処?

(彼女は自問自答しながら・・・・)

カタ・・・・
その気配が漂ってくる場所の襖をそっと開ける。

そこでしのぶが見たものは—————————

無数の女性の血まみれの死体。
その中心で背を向けて胡坐をかく男の後姿。
ボリボリとイヤな音が響く。

        ―——————————そんな地獄絵図の如き光景。

「ん?」
その男はしのぶの気配に気付き・・・・・

( ぐ る り ん )

ゆっくりと振り返る・・・・

「あれぇ 来たの?」

手には齧りかけのちぎれた腕を握り締め、
その口元には鮮血がこびりついている。

彼の目が「しのぶ」を認めると・・・・
顔中に満面の笑みが浮かぶ。

「わぁ 女の子だね!」

そして、しのぶに向かって饒舌に喋り続ける。

「若くて美味しそうだなぁ。」

その男の正体―——————

それは喜々とした様子で
「弐」が刻まれた目を、彼女に向けている・・・・

彼こそ・・・・弐の上弦の鬼〝童磨〟なのであった————————————。

うわ~~! 出ました~~~!?

久々の登場!?  弐の上弦〝童磨〟!!
しかも人を喰いまくっている!?

こんなサイコパス野郎に、しのぶは勝つことができるのか?
全国の読者は心配で・・・・矢も楯もたまらずにいるはず!

彼女の無事な勝利を祈る日々がこれから続くのである。

第140話の感想

今回の「鬼滅の刃」は―—————重厚な〝心の群像劇〟である!
そして登場人物全員の心の内にキッチリと触れられる貴重な回でもある。

しっかり炭次郎を助けるも・・・あくまで無表情な「水柱」
恋柱への気遣いと好意が半端ない「蛇柱」
いつもの如くトキメク「恋柱」
お館様に父親を重ねて涙する「霞柱」
いつもの涙は止まり、憤怒の形相の「岩柱」
自分の無力さに涙する「風柱」

そして「柱」だけではなく隊士達もひた走る―————————

腕試しの猪突猛進ボーイの「伊之助」
戸惑いながらも兄を心配する「玄弥」
お笑いキャラを封印し険しい表情でひた走る「善逸」 

そして「蟲柱」は〝童磨〟と遭遇する―———————。

今回は1話分の中に
こんなにもいろんな心情が詰め込まれているのだ!

が、決して取り散らかった雑然とした印象にはならず、
スッキリと卒なく締まって感じるのは、その構成力の成せる業。

物語はこのまま一気に激しく突き進んで行くに違いない!

さあ! 来週は上弦との戦いである!
童磨以外のあと2体の「上弦達」もすぐに登場しそうである。

そして————————
それぞれの戦いと、それぞれの心の揺れが
もっともっと深く描かれるに違いない。

「柱」達の・・・鬼との戦い・・・・・
特にこの最終決戦では、
「柱」や炭次郎達は一つの節目を迎えるであろう。

そう、「鬼」との戦いとは———————

それぞれの「過去」との決別、
       そして新たな旅立ちを意味すからなのである!

登場人物たちはそれに向かって葛藤し、
もがき苦しみ、
自問自答しながら・・・・・・
一筋の光を掴み取ろうと奮闘するのである。

読者はそれに従って見守っていくしかない。
イヤ、見守る事で力を渡すことができるのだ!

最初から読み続けている読者諸君も、
鬼殺隊が目指す本当の未来を見るために、
炭次郎達と共に戦い、頑張っているのだから!!!

この思いは―——————
必ず炭次郎達に届いていると、私は強く確信しているのである!!

さあ行こう! ともに「想う」、輝く未来へ!!!

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