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約束のネバーランド【ネタバレ】105話「まやかし」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】105話「まやかし」

エマ達はひたすら出口を目指して、迷路のような地下通路を歩んで行く。
ユウゴとレイは敵の襲撃の手際の良さに疑問と引っかかりを感じていた。

暫くしてエマ達は梯子を上がればすぐ出口というところにまで辿り着く。
が・・・! 突然上から2つの死体が落下してくる。
それと同時に、先頭にいたクリスがいきなり狙撃される。

エマが身を挺してクリスを救出する。

そこに特殊部隊・隊長アンドリューの声が響き渡る。
「支援者は全て殺し、出口は全て包囲した。 おとなしく出てくれば苦痛を与えずに殺す。」

エマが堪らず「約束を結び直して日常を守りたいだけ‼」と自分達の想いを絶叫する。

しかしそれは全てまやかしにすぎないと一蹴され、エマ達に催涙ガスが投げ込まれる。

ユウゴの機転で防火戸を閉じてガスの攻撃は防ぐことが出来たのだが・・・・
出口は塞がれ、退いても敵に囲まれている。

どう逃げる? 判らない・・・・。
でも―—————
ここから逃げなければ!!

今や・・・エマやレイ達は「絶対絶命の危機」に陥っていたのであった。

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1.地下通路にて

「次の道は?」 「こっち」
エマ達は地下通路をひたすら出口へ向かって突き歩む。
まるで網の目のような迷路。 でも大丈夫、道は全て覚えている。                          地の利は私達にある。絶対に逃げ切ってみせる・・・‼
エマは力強く自分に言い聞かせる。

「なあレイ、気にならないか?」
ユウゴが訝しむ。「敵が少なすぎる。」

「確かに・・・」レイが答える。

何か引っ掛かる・・・・・・。

なぜ監視カメラの死角を縫って来れたのか?
どうやって、このシェルターの位置を知ったのかが・・・?

レイは自問自答する。
嫌な予感がする・・・・・・何か見落としていないか?

「もうすぐだね。」先頭に立つ幼いクリスが笑顔で言う。
「この梯子を上へ上がったら出口だね。」

「先に行って出口を開けてくる。」先へ行こうとするエマだが—————
「なあ、エマ。」レイがエマの行動を止めるように語り掛ける。
すぐにエマはレイのもとに近寄る。

集団の先頭に立ったクリスの心は弾んでいた!
もうすぐ出口だ・・・・・!

―———————と!  パキュン パン!
「え」 いきなりクリスの頭上から2つ物体が落下してくる。

ドサッ ドッ。  それは血まみれの2人の死体だった‼
それと同時に―——————クリスを狙って一発の銃弾が撃ち込まれたのであった・・・・・・⁉

なんて序盤からショッキングなオープニング‼
こんなに血まみれな展開になってしまうなんて・・・・。

レイの「嫌な予感」は的中し、クリスの目の前に落ちてきた死体。
この出来事がクリスの心に「深い傷」となって刻みつけられないことを祈るばかりである。
どうかクリスの「トラウマ」にならないように。

そして、クリス自体も命を狙われてしまう‼
作者は情け容赦ないスリルと緊迫感を次々と繰り出し、読む者を圧倒していくのである。

クリスはどうなる‼  無事でいて‼  早く次へ進もう‼

2.アンドリューの脅威

パキュン‼ クリスの頭部を凶弾が狙う‼
が、その瞬間―——————エマが後ろからクリスにタックルし、2人は地面にもんどりうつ。

「エマ走って‼」ジリアンが叫び、クリスを抱えたエマが仲間の元へとダッシュする。

キュン、キュン、  走るエマに追いうちの弾丸が走る。

ガガガガガ。  ナイジェルがその銃声の元へ銃弾を送り込む。

ズザアッ。 エマはレイの足元に辛うじて滑り込む。
「クリス・・・」エマは急いで彼を抱き起こすが・・・・・・クリスの顔の左半分は鮮血に濡れていた。

全員が一瞬息をのむ。

「敵は防弾服を着てる。」 ジリアンが呟く。
「・・・・・・嘘だろ。 あの2人死んで・・・」ラニオンとトーマが我を忘れている。

「食用児諸君、聞こえるか。」

突然、機械的で冷淡な〝声〟 が、地下空間に響き渡る。
「私はアンドリュー。 君達を殺しに来た。」
その声の主はラートリー家直属の隠密特殊部隊の隊長アンドリューその人であった。

エマが身を挺してクリス凶弾からを救い出したのだが・・・・・
クリスの顔は血で染まっている⁉  うわああぁ‼  死ぬなクリス!
読者はその場にいる全員と共に絶望の奈落へと突き落とされる。

クリスよ! お願いだから生きていてくれ!
パニックで心は半泣き状態だ。

そしてアンドリューの声。 あの神経質で蛇のような「目」を持つサイコパス野郎である。
このいやらしい男の口から一体どんな言葉が出てくるのか‼
固唾を飲んで、次の章に歩を進めよう。

3.絶望と希望と

「隠れても無駄だ。」 アンドリューの声は続ける。
「この1年と9か月で君たちの〝支援者〟は1人残らず始末した。」

「‼」 全員の顔に恐怖がはりつく。

「故に、我々はこのシェルターの場所は勿論、内部構造を全て知っている。」
(声は淡々と流れる。)
「出口は全て押さえた。君たちはここで死ぬ。」

「おとなしく出た来なさい。」
アンドリューの指先はトントンとライフルをタップする。
「そうすれば苦痛は与えない。」

全ての時間が凍り付く。
全員が歯を食いしばり、自分の恐怖と絶望に抗っている。

「みんな冷静に、まずは後ろに伝えろ。『敵がいる。周囲に警戒しろ』と。」
ユウゴがすかさずみんなを気遣う。

(レイの目が険しくなる。)

奴らは正真正銘俺達を殺す気だ。
こうしている間も連中は包囲してきているはず・・・

(そしてレイはひたすら思案する。)

敵は8人、出口は3つ。 迫ってきているのは最大で5~6人。
たった5~6人で迎え撃てるか?
―————————でも何か別の方法はあるのか・・・?    どうする、決めろ‼

「なんで?」
一方エマは、レイの横で違う事を考え続けていた。

なんで?
生きたいだけなのに。
同じ人間なのに。

「なんで。」
エマは思わず足を一歩踏み出していた。
「私達は〝約束〟を破るつもりはない‼」

「〝七つの壁〟を探して、もうすぐ〝約束〟を結び直せる‼」
「だから人間世界(そっち)には迷惑はかけない。」
いつの間にか、エマの声は絶叫へと変わっていく。

「私達は‼ 〝当たり前の日常〟を守りたいだけなのに‼」

「〝七つの壁〟?」アンドリューが答える。
「そうか・・・君達は〝七つの壁〟を探してて、〝約束〟を結ぶ段階にまで達しているのか?」

「そうだよ、だから—————」子供たちが口々に意見を言おうと————―——

「関係ない」アンドリューがその言葉を遮って続ける。

(え?  エマがその言葉に驚く。)

「それなら尚更、ここで殺しておかなければ。」

(??  エマには彼の言葉が理解できない。)

「たとえ世界が許しても、我々はこの秩序でなければならないのだ。」
アンドリューはそっと眼鏡を取る。
「『当たり前の日常』? 『守りたい』? 勘違いするな。」

「食用児(きみたち)には最初からそんなものは存在しない。」
チャッ。  そして、顔全体をマスクで覆う。
「全てまやかしにすぎないんだ。」

ブン   言葉を終わらせると同時に、アンドリューが何かの物体を放りを投げた―——————————。

全ての〝支援者〟が殺され、シェルターの全てが筒抜けだった。
その驚愕の事実に目の前が真っ暗になった気分だ。

そしてエマの必死の訴えを一蹴し、「君達にはそんなものは存在しない。」と言い切るアンドリューに―—————
我々読者も「絶望」の淵へと、真っ逆さまに蹴り落とされる。

〝全く会話が交わらない死刑宣告〟・・・こんなことがあっていい筈がない‼

あまりにも一方的で、あまりにも理不尽。
確かに人生に於いては誰しもが、大なり小なりはこういう経験をするものなのだが・・・・・、
今、このエマ達に起こっていることは、どこにも出口が無い「絶望」にがんじがらめにされているようなもの。

どこにも「希望」が、「救い」が存在しないのだ。
ホント、こんなことがあるのか? いや、あってたまるか‼

心の底から沸々と言い知れぬ「怒り」が込み上げているのは私だけではない筈!

この怒りを胸に、読み続けよう。

4.絶体絶命⁉

「まずい———ガスだ‼」 ユウゴが瞬時に投げられたモノを見極めて叫ぶ。
シュウウウゥゥ 「防火戸を閉めろ‼」ユウゴが絶叫する。

ダアアアァン! 梯子の手前の防火戸が激しい勢いで滑り降りる。

これでガスの侵入をかろうじて防ぐことはできた。

長くはもたない・・・
レイはこの状況を冷静に分析する。

退いたところで敵に囲まれいる。
出口は塞がれて地の利もない。
どう逃げる?  判らない—————————でも‼

ここから逃げなければ‼

レイは、この「絶体絶命の危機」を回避する方法をひたすら自問自答するのだった。

催涙ガスが投げ込まれ、防火戸を閉めらざるおえなくなったエマ達。
上にも行けず、かといって引き返すわけにもいかない。 これぞ「袋のネズミ」だ。

まさか・・・さらにここまで追い込まれてしまうなんて・・・・・まさに「最悪」のどん底である。

だが、レイなら何とかしてくれるはず!
というか、そう思わないと心が張り裂けそうでもう限界ギリギリな状況なのだ。

なんとかなる。 レイならなんとかしてくれる・・・・・・と‼

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約束のネバーランド106話考察

今週は危機また危機の連続で、エマ達はトコトン追い詰められ、これまでにない苦境に立たされる。
彼女らがここまで「絶体絶命」になる事って・・・今までにはなかったような気がする。

これまではエマやレイ、仲間の誰かが危機に陥っても必ずその状況を「打破する」キャラクターなり、計画なりが
用意されていたのだが・・・今回においては、全員揃って危機的状況に追い詰められてしまう。これはヤバすぎる。

従って、「希望ワード」がこれ程見つけにくい回はない。
だが敢えて挙げるとすなら「レイの目がまだ死んでいない‼」ということだ!

「希望ワード」ではなく、「希望の兆し」と言い換えた方がシックリくる・・・

「希望の言葉」がほとんど見つからない―——————。
これは「約束のネバーランド」にとっての「緊急事態」だといっても過言ではなかろう。
今回はエマ達にとっても、読者にとってもホントに辛い回なのである。

―—————————さて、次週である。  実は・・・まだエマ達には「切り札」があった‼

忘れていたことが一つあった。ルーカスとロッシーの存在である。
今回色々あり過ぎて全く思い出せなかったのだが、この2人は別行動をとっているではないか!

特にルーカスは切れ者なので何か手を打ってくれるかもしれないし、百戦錬磨のユウゴに、エマとレイの頭脳もある。

この3つが合わされば、この状況を打破できる化学反応が起こるはず!?

大丈夫。今まで幾度となく危機と修羅場を乗り越えてきたエマとレイ達である。
今回もきっちりと全員で、この絶体絶命の危機を乗り切ってくれるはずである。
いや、乗り切ろう! と、信じようではないか‼

それが私達読者が、エマ達に渡すことができる唯一の武器であり、協力できる唯一の方法だから。

さあ! こんな時こそ我々がドンと構えてしっかりと見守ろう!

きっとエマやレイ達が〝読者の想い〟を感じ取り、それをさらなる「大きな力」に変えて、
きっと未来へ向かって歩んで行ってくれる筈だから‼

来週も心して待て‼

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現在、「週刊少年ジャンプ」にて連載中で、『このマンガがすごい!2018』[オトコ編]で1位であり、アニメ化も予定されている———今、この世界で最も熱いマンガの一つが「約束のネバーランド」です。 今回、 ...

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