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ゴールデンカムイ【ネタバレ】173話「僕の怪人」感想!

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ゴールデンカムイ172話あらすじ

関谷によって毒を飲まされた土方と牛山は棺の中で意識を失っていた。

土方を人質に関谷は刺青人皮を手に入れようと画策する。

一方で、行方不明となっていた土方と牛山を探しに門倉とキラウシにも門倉の罠が迫っていた。

しかし、門倉の凶運の前には毒の罠は意味を成さなかった。

門倉の凶運が発揮されていた頃、牛山は意識が混濁しているにも関わらず、棺を破壊し彷徨っていた。

ゴールデンカムイ173話「僕の怪人」始まります。

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ゴールデンカムイ173話ネタバレ

『これは、いじめらっこだった僕の友情の物語』

以前に門倉達が土方達の情報を得るために、聞き込みをした際に「フィギュアスケート」をすべるぽっちゃり少年がいた。

そのポッチャリ少年の現在の状況は、三人の少年に囲まれ、羽交い絞めにされている上に顔に「マリモ」を押し当てられていた。

「こいつ炭鉱会社のボンボンらしいぜ 坊ちゃんマリモは口に合わねえか?」

取り囲む少年は皮肉たっぷりにそう言う。

「え? 君達マリモを食べているのかい? 貧乏だとマリモを食べないといけないのか」

皮肉が通じないどころか、ポッチャリ少年の言葉に怒りの表情を浮かべる少年達。

怒りのボルテージを上げた少年達によって、ポッチャリ少年は縛られて木に吊るされてしまう。

日が暮れたら凍え死ぬと口にするポッチャリ少年の前に現れたのは意識が混濁し、まともに言葉も話せない牛山だった。

「あの・・・ 助けてくれます?」

そう言うポッチャリ少年に対して、牛山はただ一言「べちょ・・・」という言葉とお腹を鳴らしただけだった。

それを聞いたポッチャリ少年は、桃の乾物をあげるから、ほどいて助けて欲しいと牛山に頼む。

ぽっちゃり少年によると、桃の乾物は山梨にいるお爺様がいつも送ってくれるのだとか。(ボンボンですねぇ・・・)

少年の言葉を聞きつつ、桃の乾物を一つ食べきった牛山は、少年を助ける素振りを見せる。

まずは縄を外して欲しいという少年の意向は全力で聞く様子は無く、牛山は少年が縛られている木を抱えると力に任せてへし折った。

これには少年も驚いたようで、木が折れる際には勢いで靴が脱げてしまっている。

「助けてくれて、おりがとう 僕の名前はチヨタロウ 君の名前は?」

助けてくれたことに感謝を述べ、自身の名前を告げるチヨタロウだが、牛山の答えは意外なものであった。(チヨタロウ・・・初めて見たときは名無しモブだと思ったゾ!)

「おべんちょ・・・」

「オベンチョ?それが君の名前だね?」

怪力は発揮できても、意識は混濁したままのようで、牛山の言葉は意味を成していなかった。

(そんな牛山と会話が続くあたり、チヨタロウも中々に不思議な子である。)

「桃の乾物をあげるからオベンチョは、今日から僕の子分だよ!」

チヨタロウの提案に牛山の答えは「おべんちょ~」であった。

そんな返答にチヨタロウは「やったぁ! 僕の子分『怪人オベンチョ』だ」とはしゃいでいる。

チヨタロウが子分を見つけた頃、関谷は土方の刀を手にしながら、土方の運命はこんなものかと落胆している様子。

そんな関谷が目にしたのは、破壊され空になった牛山の棺だった。

「なんてやつだ 自分で棺を破壊して這い出てくるとは こんな奴は初めてだッ」

予想外の光景に驚く関谷だが、すぐに冷静さ取り戻して思考を巡らせる。

「俺がここに来てから数時間経つな・・・ とっくに土方を取り戻しに来てもおかしくないはずだ」

「牛山に最後に与えたチョウセンアサガオの効果が無くなるには12時間はかかる」

「この場所の記憶は無いだろう」

『土方の刀』

関谷が牛山の脱出に気がついた頃、牛山はチヨタロウに餌付けされていた。

エサを持ってきたと声をかけるチヨタロウに、牛山は木のウロな中から「ミイィ・・・」と返事をしている。

そんな牛山に対して、スケートを教えるから今日は一緒にスケートをしようとチヨタロウは言う。

一方で、宿屋で布団に包まっていた、門倉の元に土方の刀と脅迫状が届く。

突然のことに門倉は驚きながらも、永倉を探すが代わりにいたのはキラウシだった。

キラウシによると、永倉は「タヌキは役に立たない」と言ってひとりで探しに行ったとのこと。

「関谷だッ! 関谷が土方さんを拉致したんだ 脅迫状を送ってきやがった」

その脅迫状には、土方はフグ毒で仮死状態に近く、呼吸は浅いが棺内部の空気はもって数時間であること

手持ちの刺青人皮と土方を埋めた場所の交換だと書いてあった。

土方が生きている証拠がないと言う、キラウシだが、門倉の意見は違った。

「あいつは几帳面に必ず人質を生かしておく 人質が生還する運命も肯定しているのさ」

「刺青人皮をもっているのは、永倉さんだ! 探さないと」

「受け渡しまで時間がねぇ! 失敗すれば土方さんが死んじまうぞ!」

そういって門倉とキラウシは慌てて宿屋を後にするのだった。

『僕の怪人』

門倉が慌てて宿屋を後にした頃、牛山とチヨタロウはスケートを楽しんでいた。

意識が混濁してるにも関わらず、見事なすべりを見せる牛山。

この頃のスケート靴は、通称「ゲロリ」と呼ばれ、下駄にスケートの刃が付いた構造をしている。

牛山がチヨタロウから離れてすべっている時、チヨタロウに声をかける人がいた。

「おいボンボン ここで遊ぶなって忠告したはずだぜ」

「またマリモ食わせてやろうか?」

チヨタロウに声をかけたのは以前にチヨタロウを木に縛った少年たちだった。

そんな少年達の前に牛山が「うだぁ~」と姿を現す。

突然の大男、しかも意味不明な言葉に少年達はあっけにとられながらも「・・・だれ?」と声を絞り出す。

「クックック・・・ おべんちょだよ・・・」

そう言いながら、チヨタロウは牛山に桃の乾物を与える。

「僕の子分さ クックック・・・ どうしたぁ? マリモを食べさせるんじゃなかったの?」

牛山に肩車をしてもらいながら、チヨタロウは少年たちを挑発する。

チヨタロウの挑発に少年達の一人が手にしていた、マリモを投げつけようとするが、次の瞬間には牛山に張り倒されていた。

「え?」

驚きの声を上げたのは、「チヨタロウ」だった。

チヨタロウの思考が追いつかないまま、牛山は二人目の少年をつまみ上げる。

摘み上げられた少年は必死に謝るが、チヨタロウの制止も聞かず、牛山は少年を放り投げてしまう。

最後に残った少年も、牛山に頭を鷲掴みにされ、悲鳴を上げている。

「やめて オベンチョ もうやめて!」

「ほら桃だよッ オベンチョの大好きな桃だよッ」

目の前に出された桃の乾物でやっと牛山は動きを止め、その間に三人の少年達は一目散に逃げていった。

「なんてことだ・・・」

「怪人オベンチョがこんな危険なものだったなんて・・・」

「こいつは・・・ まさに兵器だ!」

「葬らないと!!」

チヨタロウが牛山を葬ると決心したところで、今回はここまで!

ゴールデンカムイ174話考察

仮死状態に近いとされる、土方はどうなるのか!?

土方と交換に刺青人皮を要求した関谷・・・

しかし、肝心の刺青人皮は永倉が持っている・・・

門倉とキラウシは永倉を見つけることができるのでしょうか?

次回の174話では、土方の今後が気になるところです。

牛山は殺しても死ぬことは無さそうなので、意識が早く戻ることをお祈りしつつ、174話を待つことにしましょう!

次回も見逃せませんね!

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