ブラッククローバー 200話 あらすじ
前回、アスタが剣をパトリにかざすと、アスタはパトリの精神世界の中に引き込まれてしまう。
引き込まれた時にパトリの記憶をみてしまったアスタは、パトリがアスタが目標とし憧れを抱いていた魔法帝を殺めてしまったのを知る事となった。
パトリの精神世界の奥底に引きこもっていたパトリ本人と話をして、自分で判断して魔法帝まで殺めたのに、こんな所で絶望していないでもっと踏ん張れと、パトリを鼓舞した。
そして、アスタは自分が魔法帝になるからオマエ達のことも諦めないと言ったアスタの決意を聞いたパトリは現実世界で自分が出来る事をやろうと決めた。
現実世界に戻ったパトリは、アスタに最後まで付き合ってほしいと頼んだ。
ブラッククローバー 201話【ネタバレ】
パトリとの戦いに奮闘していたアスタ達を置いて出口に向かった悪魔は、外への扉に辿り着いた悪魔の前にある人物が立ちはだかっていた。
その人物こそ、本物のリヒトだった。
リヒトは完璧に覚醒するまでには至っていなかったものの、悪魔と言う存在はしっかりと認識し、外には行かせないと言う思いを持って悪魔に向かって攻撃を仕掛けた。
悪魔は五つ葉の魔導書(グリモワール)を見せつけ、リヒトから奪えなかった魔導書(グリモワール)をパトリから奪ったと言った。
悪魔は言霊魔法を発動させ、「雷(いかずち)の矛」と言うと雷の刃を作り出し、リヒトに向かって投げつけたがリヒトはそれを剣で受け止め跳ね返した。
悪魔は「地の盾」を発動しリヒトの攻撃を受け止めると、「刃の嵐」や「割れなさい」という事で、攻撃と同時に地面を崩すことでリヒトのバランスを崩した。
そして「縛りなさい」と言うと、下から縄のように出てきた黒い物体に剣を使えなくさせられてしまう。
悪魔は、リヒトの剣が魔法を吸収出来るその剣も、魔力は吸収するが物理攻撃は相性が悪いのを指摘してきた。
悪魔は「鉄(くろがね)の槍」と言い大きな槍を出すと、自分の言霊魔法は物質も作ることが出来ると言い、リヒトに向かってその槍を投げた。
すると、動けないリヒトに向けた悪魔の攻撃を茨(いばら)で槍をそらした人物がいた。
悪魔は「セフィラの徒以外のエルフがいたんですね」と予想外だったと言いながらも、飄々とした表情で言い放った。
そこにいたのは、エルフ化した碧の野薔薇(あおののばら)の団長のシャーロットだった。
バヴァルを追って影の王宮に入ってきたと言うシャーロットが、バヴァルが倒れているのを見つけておかしいと思ったので、調べていたようだ。
シャーロットが悪魔に驚いていると、そこにヤミ団長が現れ「悪魔って本当にこの世にいたの?」と若干ずれた質問をする。
そして特に驚愕するような様子もなく、悪魔の顔色が悪すぎだと指摘した。
以前にノゼル団長とヤミ団長が感じた大きな魔力を感じた時、ヤミ団長はノゼル団長がアスタ達が戦っていたパトリの元に向かったので、自分はもう一つの方に来たのだと明かした。
悪魔の悪意しか感じない氣を不思議に思いながら、シャーロットの「邪魔しにきたのか?」と言う質問にとりあえずアイツ(悪魔)を片付けるのが先じゃない?と言う風に返した。
シャーロットもそれに同意したのか、「ついてこれないと見殺すからな」と言うエルフ化したシャーロットにエルフ化する前のシャーロット団長との似ている事を言う。
そして、「テメーのその体傷つけんじゃねーぞ」と返した。
そして、シャーロットの茨を「炎の波」で燃やす悪魔に、ヤミが闇魔法”黒穴”と”闇纏・無明斬り”を連続で発動させるも、悪魔はさらりとかわしてしまう。
悪魔が「刃の嵐」を発動させるもシャーロットは茨を発動させ刃をいなすと、悪魔は「かれなさい」と言い、発動させた茨を枯らしてしまった。
そこへヤミが悪魔の頭上から現れ”闇纏・次元斬り”を繰り出し、悪魔が上手な連携だと褒めると、仲が悪いと思っていたのになぜかと言う疑問を投げかける。
ヤミは「何でだーね」と答えるも、キリっとした目つきで悪魔を睨みつけた。
場面は変わり、寝ているフィンラルの回復が終了した所にネロが現れ、おでこを突つきまくる。
その痛みで起きたフィンラルに対して、ネロは「魔神ノ骨ノトコ連レテケ」とカタカナ交じりの言葉で話した。
ブラッククローバー 201話 感想!
今回は悪魔とリヒトとの対決がメインとなりました。
悪魔の強さはアスタ達との戦いで少し見ましたが、想像以上に強大な力を持っているなと実感させられました。
悪魔の言霊魔法も魔法で作り出すものだとばかり思っていましたが、物理攻撃すら言葉ひとつで作り出せると言う事実に、言霊魔法のやっかいさを感じざるを得ませんでした。
リヒトも魔力を吸収する剣で応戦していましたが、相性の悪い物理攻撃で剣を封じられ動けなくさせられた、巨大な槍を投げつけられた時はもうダメかと思いました。
しかし、シャーロットの登場、そしていつも通りいい加減さを出しながら登場したヤミ団長を見た瞬間、先ほどの絶望感から一転してワクワクしてしまいました。
悪魔の言霊魔法、禍々しいほどの魔力を持つ悪魔が影の王宮の外に出てしまったら外にいる仲間も危険になりえる状況だったので、とても心強いなと思いました。
ヤミ団長とシャーロット団長の登場は悪魔とのこれからの戦いにおいて希望になったと思いましたし、なにより二人が力を合わせれば最強だなと確信することが出来たと思います。
シャーロットがエルフ化する前と同様のやり取りに安心すると共に、エルフになろうと根底の部分は変わらないのではないのかなと少し嬉しく思いました。
そしてヤミ団長がエルフ化したシャーロットに向かって言った「傷つけるんじゃねーぞ」の言葉にシャーロットに対して大切なのだと言っているような気がして嬉しく思うのと同時に、本物のシャーロットが聞いたら顔を赤らめるような言葉だなと思うと笑ってしまいました。
ブラッククローバー 202話 考察
今回は悪魔vsシャーロット・ヤミの戦いが始まったと言う所で終了しました。
次回はシャーロット・ヤミも交えて悪魔との本格的な戦いになってくると思うのですが、やはり苦しい戦いにはなる事は予想できるかなと思います。
ヤミ団長の攻撃をかわして、シャーロット団長の攻撃も言霊魔法で封じてしまう悪魔に対してどのように立ち向かうのかは注目したいです。
やはり個人の攻撃では限界があるので共闘と言うのも一つの選択肢になると思います。
表面上では文句ばかりで仲の悪い二人ですが、力を合わせればスゴイ攻撃に変わる可能性を秘めていると思うので、楽しみです。
そして、ネロが遂に話した事にも意味があると思います。
魔神の骨と言うキーワードが出てきたので、フィンラルに連れて行かせるとしてどうなるか注目していきたいと思います。
次の展開も楽しみにしています。