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鬼滅の刃【ネタバレ】136話「動く」感想!

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竈門炭次郎、不死川玄弥、嘴平伊之助は囲炉裏を囲みながら一息ついていた。
3人は食事をしながら語りいがみ合い、和やかな時が流れる。
そして炭次郎はその場を去る時、玄弥に「風柱」の事を語るのであった。

食後、炭次郎は修行を続ける我妻善逸に食事を差し入れる。
が・・・・そこで彼が見たのは、ただならぬ雰囲気を醸し出す善逸の後ろ姿であった。

その後炭次郎が訪ねた竹林では———————
「水柱」富岡義勇と「風柱」不死川実弥が相対していた。

と、いきなり激しい戦闘を繰り広げる2人。
炭次郎は陰から見守る。

が、2人の木刀が壊れ、素手での戦いに移ろうかというときに
見かねた炭次郎が止めに入る。

その時の炭次郎の〝ド天然〟な発言に激怒した「風柱」は、
炭次郎を殴り倒し、その場を立ち去るのだった。

その頃、一人の男が産屋敷邸を訪れていた。

それは不敵な笑みを浮かべた———————

鬼舞辻無惨なのであった。

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鬼滅の刃【ネタバレ】136話「動く」

1.「囲炉裏にて」

(炭次郎、玄弥、伊之助の3人が囲炉裏を囲み口々に食事を摂っている。)

「悲鳴嶼さんに、お前も色々言われると思ったけど・・・」
ズズ・・・ 玄弥は炭次郎に向かって汁をすすりながら言う。
「でも結局、何も言われなかったな。」

「いやぁ、呼吸が使えなかったら—————」
炭次郎も食べながら答える。
「俺も同じようになってたかもしれない。」

「で! これ食べたら義勇さんとこ行くけど玄弥も来る?」
炭次郎は玄弥に笑顔を向ける。

「いやいや、行けねえよ。」
玄弥がすかさず答える。
「岩動かせてねェし、呼吸使えないからな。」

「ハハハ! お前呼吸使えないのかよ! 雑魚が!!」
ゲハハハと伊之助が笑う。

「ギャ―——————ッ」  (玄弥、伊之助の取っ組み合いが始まる。)

「こらこらこら!」 すぐに炭次郎が割って入る。

「一緒に行けるなら話うと思ってたんだけど・・・・。」
暴れる伊之助を、尻に敷いて炭次郎が玄弥に言う。

「何を?」

「風柱・・・お兄さんの事なんだけど。」
炭次郎は玄弥を真っ直ぐ見つめる。
「あの人はさ・・・」

「・・・・・・」
玄弥は炭次郎をジッと見つめ返すのだった。

囲炉裏を囲む3人の和やかな雰囲気にまずはひと安心。
今回は哀しみや殺戮とは無縁な回であって欲しい・・・・・
と、望んでいるのは私だけではないはず!

でもこの始まり方だと今回は大丈夫そう? かな?!

そして平和だからこそ、
伊之助と玄弥の小競り合いも「可愛く」見えてしまうから不思議だ!

剣士達の〝束の間の休息〟はこうして何となく過ぎていくんだなぁ、
と、しみじみと実感させてくれる場面である。

2.「善逸から笑みが消える時」

眩い青空の下—————————
大岩に座禅する男が独り。

「あっ、善逸ここにいたのか!」
炭次郎はその後ろ姿に呼びかける。
(手に差し入れの「焼き魚」を持っている。)

「岩動いたか?」

「いや、まだだ。」善逸は振り向かずに答える。

「そうか・・・俺、次の訓練に行くんだけど・・・」
炭次郎は声をかけ続ける。
「大丈夫か? 善逸・・・ここ暫く喋らないし・・・心配で・・・・・」

「そうか、良かったな。」
善逸はやはり振り返らずに言う。

「俺は—————やるべきこと、
やらなくちゃいけないことが、はっきりしただけだ。」

「何かあったのか?」
善逸の異変に気付く炭次郎。
「俺にできる事があれば何でも・・・」

「炭次郎は炭次郎のやるべきことをやれ。」
善逸は依然振り向かずに語を続ける。

「でも・・・でも・・・心配だよ・・・・」オロ オロ
炭次郎は彼のあまりの豹変ぶりにまごつく。

「お前は本当にいい奴だよな。」
「いつもありがとう。」 善逸はキッパリと言う。

だけど・・・・

「これは絶対に俺がやらなきゃダメなんだ。」

そう言う善逸の双眸には、
並々ならぬ〝覚悟〟と〝気合い〟が宿っているのであった——————————。

善逸!?  
どうした? 何があった???

今まで「鬼滅の刃」の〝お笑い担当〟といっても過言ではなかった我妻善逸の・・・・・
彼の魅力的な「笑顔」が今回は一切見えてこない?!
いや、顔さえ見せてくれないではないか!!!

そして「おふざけなし」だと超かっこいいぞ!!
善逸は・・・・実は・・・・こんなにイケてるキャラだったんだ!
ヘタレなイメージばかりが目立ち過ぎていたが、これで改めて認識し直した次第だ。

にしても何が彼を変えたのか?
それもこれからオイオイ分かる筈である。

にしても! 「鬼滅の刃」史上初めて、起きたままで・・・・・・
善逸「シリアス・モード」突入である!!

3.「竹林の天然コンビ」

えーと、ここかな?
義勇さんのいる所は? 
この辺りででいいんだよな?

日の暮れかけた「竹林」の中、
炭次郎は迷いつつも義勇のいる場所を探していた。

と—————
あっ! 建物があるぞ。

彼の目の前にこじんまりとした日本家屋が見えるのであった。

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

竹林の中では——————
水柱・富岡義勇と風柱・不死川実弥が木刀を手に対峙していた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ・・・・・・・・

辺り一面、2人の夥しいオーラが激しく渦巻く。

と、先に動いたのは「風柱」だった。

    風の呼吸 壱ノ型  

    〝鹿旋風・削ぎ〟

(激しい竜巻が義勇を襲う!!)

義勇は木刀で竜巻を受けるが————————
ビシッ! 木刀で受けた部分に亀裂が走る。

はっ・・・速っ!!!
藪に中で様子を見守っていた炭次郎に驚愕が走る!

でも見える!!
動きを追えるぞ・・・・・!!

「オラオラァどうしたァ!!」
激しく攻め立てながら風柱が叫ぶ!
「テメェは俺達とは違うんじゃねえのかよォ!!」

   水の呼吸 肆ノ型

    〝打ち潮〟

(義勇も負けじと技を繰り出す。)

「遅ェんだよォォ!!」風柱が叫ぶ!!
   風の呼吸 伍ノ型・・・・・

   水の呼吸 漆ノ型―————————

     〝雫波紋突き〟   
         〝木枯らし颪〟

(お互いの技が同時に決まる!!)

バキ バキッ!!!

(2人の木刀が同時に根元から破壊される!?)

「よォし、次は素手で殺し合うかァ!」
ボキボキ・・・ 風柱が木刀を捨て、指を鳴らして戦闘態勢ひ入る———————

「待った待った待ったァ!!」

ババッと炭次郎が割って入る。
「ちょっと待ってください! 殺し合ったらいけませんよ!」

「うるせェんだよ! さっきから盗み見しやがってェ」風柱が憤る。

「おはぎの取り合いですか?」
炭次郎が真剣に、そして困り顔で言う。
「もしそうなら俺が腹一杯になるまで作りますから・・・・」

「ふざけてやがるなァァ・・・・」風柱がさらに激怒する。

「えっ? いやいや真面目です!!」
炭次郎は慌てて両手を振る。

「不死川さん〝おはぎ〟大好きですよね?」

「前の稽古の時、ずっと〝餅米〟と〝あんこ〟の匂いがしてたし・・・・」
炭次郎は満面の笑顔になる。
「戻ってくるたび〝抹茶〟と〝おはぎ〟のいい香りがしてたので・・・てっきり・・・・」

「・・・・・・・・・・」不死川は呆れて言葉が出ない。

「不死川は・・・・〝おはぎ〟が好きなのか・・・・・」
水柱が横で静かに呟く。

「おいしいですよね! 〝こしあん〟ですか? 〝粒あん〟ですか?」
炭次郎はあくまで無邪気に聞く。

   ボ ギ ャ ! ! !

いきなり「風柱」にアッパーで殴られ・・・・空中に吹っ飛ばされる炭次郎であった。

————————————————————————ん?

パチリ!         (炭次郎の両の眼が開かれる)

「あららっ!あれっ!」  (そのままガバリと起き上がる。)

「義勇さん!?」     (そして目の前の「水柱」に話しかける。)

「不死川は怒って行ってしまったよ。」
義勇は俯き加減に答える。

「そうですか・・・・どうしてケンカしてたんです?」
炭次郎はまだ心配気だ。

「ケンカではなく・・・・稽古で手合わせをしていたんだ。」
義勇は依然俯いている。

「なーんだ! そうだったんですか!」
「通りで木刀だったんだ・・・・邪魔してすいません。」と炭次郎。

「いや、そんなことはない。も不死川実弥の好物がわかって良かった。」
そして水柱は顔を上げる。
「今度あった時にあげようと思う。」
 
「あ————! それはいいですね。」炭次郎は満面の笑みを浮かべる。

「そしたらきっと仲良くなれると思う。」義勇は言い切る。
「俺もそうします。」炭次郎も同意する。

ムフッ。 ド天然コンビは2人して笑顔を浮かべ続けるのであった。

激しい技の応酬の後・・・・・・・なんだぁ? この「ふわふわ」した展開!?
しかし炭次郎、あの激しい空気の中で2人の間に割って入って———————

挙句に「おはぎの取り合いですか?」って????(笑)

天然も、ここまでくれば・・・・・
「笑い」を通り越して「感心」の域に突き抜けてしまっている!

そして義勇の畳み掛けるような天然ぶりにも絶句!
「おはぎ」でここまで盛り上がれる2人って・・・・・・・

もしかしてこれも、「鬼滅の刃」の隠された魅力の一つなのかもしれない!
あらゆる意味で恐るべし!? 「鬼滅の刃」!!!

4.「無惨来たる!!」

黄色い残光が美しい三日月の下———————
チッと舌打ち、イライラ歩く人影があった。

「一体何なんだアイツはァ?」
それは風柱・不死川実弥であった。
「調子の狂ったガキだぜ本当に!」

カサッ! ん? 気配!?

しゅっ  グシャッ!! 
(刹那、腕を高速で動かす!)
風柱は反射的に気配のもとを掴み取る!!

(握り締めた拳から血が滴り落ちる・・・・・・)

「なんだアアこれはァ!」
実弥の開いた指から「でろん」と零れ落ちたのは————————

無惨に潰れた〝目玉だけの鬼〟であった。

所変わって産屋敷邸————————
その中の一室、庭に面した縁側が開け放たれた部屋。

その中央には顔面が包帯で包まれて表情が全く見えない・・・・・・・
〝お館様〟こと産屋敷耀哉が寝ている。
脇には当主代理のあまねがきちんと座して耀哉を見守っているのであった。

と、気配なく突然一人の男が縁側に現れる。

「・・・・・初めまして・・・だね。」
〝お館様〟が包帯で覆われて見えない目をその人物の顔に向ける。
「鬼舞辻・・・・・無惨・・・・」

「・・・・何とも醜悪な姿だな、産屋敷。」
突然姿を現して、そう言い放つ人物。

それこそ産屋敷が、鬼殺隊が、命を懸けて追い続ていた宿命の男・・・・・

〝鬼舞辻無惨〟その人であった——————————————。

来たァ~~~!!!
ついに鬼舞辻無惨が来たァ~~~~!?
しかもめちゃくちゃダンディーで、「正義」みたいな登場の仕方!?

これぞ急転直下の展開!!
もしやいきなりのリーダー対決!?

これは先が読めない!!
突然現れた鬼舞辻の意図は一体??

次回はどう転んでも・・・・作者はアッと驚く展開を用意している筈である!! 

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第136話の感想

今回で一番目立ったのは・・・・・〝ザ・割って入る男、炭次郎〟である!!

前半、玄弥と伊之助の小競り合いに割って入り、
後半は水柱と風柱の稽古(をケンカと間違えて)に割って入り・・・

2つとも自分のペースに巻き込んで
妙に事態を収取してしまうのだから質が悪い!!

これも炭次郎の才能の一つなのだろうか?

でもこれは、ただの「天然君」ではダメで、
人のために尽くす「究極のド天然」でなければ・・・・・・
ここまでの力は得られないはずである。

そう! 炭次郎の〝他個中心的なド天然さ〟が、
時には剣、呼吸、体力以上に・・・ものすごい武器になるという事を、
証明して見せてくれたのが今回なのである!!

さて! 来週である!
鬼舞辻無惨のいきなりの登場で、異常な緊張感に包まれた今回のラスト!
それに続く来週は—————————————

いきなりの「最終決戦」勃発か?
単に「あいさつ代わり」にやって来たのか?
はたまた狙いは禰豆子なのか?
それとも我々が知らない何か重大な理由があるのか?

もう考えれば考えるほど、
「想像の袋小路」に迷ってしまいそうで・・・・・・・・

この迷路から抜け出すには、思い切った「思考停止」、
いったん脳を〝シャットダウン〟した方がよさそうである。

そう、一回頭を真っ白にしてから次へと向かおう!!

大丈夫、何が起きても大丈夫。 
私達には炭次郎の笑顔と、純粋さがある。

たったそれだけを強く信じて———————
改めて来週へと〝強い一歩〟を踏み出して行こうではないか!?

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