最新まんがのネタバレ あらすじ 【女子部 ※男子歓迎】| 鬼滅の刃、ワンピースなど 無料で読もう

MANGAワン

週刊少年ジャンプ

紅葉の棋節【ネタバレ】第7局「雪柳」感想!

投稿日:

【関連記事】

紅葉の棋節【ネタバレ】一覧

紅葉の棋節【ネタバレ】第7話

10月。季節は秋。母に「頑張れ。」と言われ家を出る紅葉。
母の脳裏には小さかった頃の紅葉と、桜が将棋を指す姿が浮かんでいる。

いよいよ「奨励会」が始まります。
何度も来た会場は紅葉には少し違った感じに見えているようです。

銀杏 「まさか私の対局日と君の奨励会が重なるとは・・・
    市原一門の初陣って感じだね!」
紅葉 「そうですね。」
銀杏 「と・・いうわけで、はいコレ。」
銀杏がポケットから取り出したのは、将棋の駒の柄のお守り。
紅葉 「え・・コレは?」
銀杏 「勝利祈願。さすがに例会ってなると私、見守れないしね。その代わり的な?」
普通、師匠は見守ってないけどなと思う、紅葉。
銀杏 「ま、辛くなったらそれ見て頑張りな。」

 お守りを見ながら紅葉は思う。我ながら単純だなと。こうやってまた、この人に背中を押される。
自分の将棋を見失わずに済んだのも、奨励会に入会できたのも、銀杏がいたからだと。

紅葉 「銀杏さん。俺頑張ります。」 決意の表情の紅葉。
銀杏 「そんじゃ行こうか、命がけの戦場に。」

 棋譜の山に埋もれながら寝ていた雪柳。
「雪柳」 の声に目を覚ます。 「また研究しながら寝てたのかお前。ったく・・」
起き上がる、雪柳。 「相変わらずすげぇ棋譜の量だな。」
「あぁ・・超速早繰り銀対策考えるのが楽しくなっちゃって──。」
「研究もいいけど新人来るの今日からだぞ。
雪柳はそれに答えます。
「だからさ。どんな新人がくるか分からないから日々の積み重ねが大切なんだ。負けない為に──。」
 

雪柳は過去を思い起こす──。

自分は決して天才ではなかった。好きだから毎日のように将棋を指した。
だけど、負けた星の数が積もるばかりで・・・・プロになりたいなんて思いは・・・夢の話なんだと思っていた。

そんな時、TVに写った赤江竜王。
「ただ目の前の一局一局と大切に向き合っているだけです。私が竜王に辿り着けたのは、その積み重ねの結果だと思います。」

その人は天才と呼ぶには素朴すぎる棋士だった。何年も己を研鑽(けんさん)し、ようやくその席を手に入れた人だった。
だからこそ、じんときた。
それからより一層将棋を指した。コツコツと──積み重ねるように。 中々結果はふるわなかった。師匠になってくれる人も見つからない。
諦めかけていたときに、「私の弟子にならないかい?」と声をかけてくれたのが、赤江竜王だった。
この人の言うことは本当だってそう思った。
「才ある者を埋もれさせるのは勿体ない。」赤江竜王の思いで、僕ら門下はみな、拾って頂いたご恩がある。
だから僕らは負けられない。より多く勝つことがせめてもの恩返しだと信じてる。
僕ら門下生は一蓮托生。他のどの門下にも負けない。

それが僕ら赤江門下の「矜持」(自負・プライドの意味)──

 奨励会員の集まる部屋の扉の前に立つ、紅葉。(この扉を開ければ奨励会員か・・・気持ちで負けると将棋がダメになる!!)
自分に気合をこめて、両頬をたたく紅葉。

「おはよ──ございます!!」気合を入れて扉を開けた紅葉。・・・目の前にいたのは綿貫。「げっ」と本音が漏れてる紅葉。
「げ?っとは何だ貴様。」いきなりげっ、と言われたらそうなりますね。
「えっと合格おめでとう。」「嫌味か?全勝合格の貴様は5級だろう。」綿貫は6級、紅葉は5級のようです。
「相変わらず嫌な奴だな。素直に受け止めろよな。」「ふん!」相性が悪いんでしょうね、この2人は。

そこに──千鳥登場!!!
 「今回から互いに奨励会員じゃ!!よろしく頼むわ。」と、綿貫に気づき、からみ始める(?)千鳥。
千鳥 「あ!オメェは全国で紅葉に負けた奴!!」 ビクッ!とする、紅葉、綿貫。
綿貫 「舘虎千鳥か・・・言っておくがな、あの大会までは俺が勝ってたんだよ。」
千鳥 「そんなん昔の話じゃろ。今10回やったら7回紅葉に負けるしな、ワシ。」
綿貫 「何っ!蔵道!例会終わりに俺とも10局指せ!」
千鳥 「今日はワシとVSする約束じゃし。」 大騒ぎな千鳥と綿貫。
ふと、紅葉の目に、吉野の姿が。吉野も全勝で会員となっています。

「へー、アイツが伝説の弟?」 「例の棋譜が本物なら、かなりできるよな。」
「いやでも、あの受けの妙手は雪柳が見つけた所もあるし・・・」 「落ち葉にあの手が指せるか・・・?」
「なんだかんだ、伝説と同じ血をひく者ってやつ?」 
会場がざわめいていますが、紅葉は慣れた物です。

「おい守屋、お前指したんだろ?」
「実際のところどーよ?」
守屋(紅葉の二次試験の相手)が答えます。「あ・・ああ・・伝説の弟ってのにビビっちまっただけで、そんな・・たいしたこと・・・」
「何言ってるの?」ここで、渚が制止ぎみに言います。「負けは負けでしょ?将棋指しとしてみっともない。」
ぽかんと、見つめる紅葉。
「それに伝説の弟って・・・失礼だよ。君を負かした彼は、蔵道紅葉くんでしょ?」紅葉を指差す渚。
「わ・・わりっ」
「だって!ごめんね、彼負け込んでて。普段はいい奴なんだ。」と紅葉に言う渚。
「俺は別に・・・」と答える紅葉。
「染井くんとの棋譜見たよ。試験も全勝。君・・・強いね。でも、僕は負けないから。」
威圧される紅葉。この人は違う。と感じています。

「おはようございます。」
部屋に入ってきたのはおなじみ、劇画調の清浦。キタ──(*゚∀゚)──ッ!!
「これより、今期初回の例会を行う。今日から新人もいるということで、これから取るものを皆身につけるように。」
配られているのは奨励会員のバッジ。名前の下に、誰の門下であるかも記載されています。
本当のスタートラインに立ったと実感している紅葉。

「それでは本日の組み合わせを発表する。」
綿貫、舘虎、染井など、次々と名前が呼ばれていく。

「雪柳渚 対 蔵道紅葉」
この組み合わせに会場の会員が思う。最強の赤江門下のホープがいきなりアイツと当たるのか──

紅葉、渚それぞれが思う

渚:早速当たることができるなんてね──赤江門下としての矜持を示す為、借りを返すよ、市原門下。
紅葉:いきなりこの人と・・・赤江門下の雪柳さん・・竜王の弟子が俺をみてくれた──なら俺も、市原門下として、真っ向から受けて立つ!!

不適な笑みの渚、にやりと紅葉。奨励会初戦の開幕!!

紅葉の棋節【ネタバレ】第8話考察

 いよいよ奨励会員としてのスタートを切る、紅葉。主要キャラの級を列記します。
  紅葉:一次試験→5勝   二次試験→1勝=5級
  染井:一次試験→免除  二次試験→1勝=5級
  舘虎:一次試験→5勝1敗 二次試験→1勝1敗=6級
  綿貫:一次試験→4勝2敗 二次試験→1勝2敗=6級
 という、スタートです。

研究熱心な渚。「積み重ねる強さ」。そしてなにより、紅葉を「伝説の弟」としてではなく、一個人「蔵道紅葉」としてみています。
これは素晴らしいことですね。紅葉自身もその部分には喜んでいる様子です。
まあ紅葉自身「伝説の弟」と呼ばれることには相当慣れてしまっているところがありますが・・・・

そして、早速の紅葉対渚が始まります。 赤江門下対市原門下。
渚にとっては、新星杯トーナメントの大谷のリベンジ、紅葉は受けて立つといった立場です。
物語はこの「赤江門下」対「市原門下」を中心に進んでいきそうな雰囲気ですね。
現在「市原門下」が1勝といった感じです。 どう進んでいくのか楽しみです。

スポンサーリンク

-週刊少年ジャンプ
-

Copyright© MANGAワン , 2024 All Rights Reserved.