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ゴールデンカムイ【ネタバレ】159話!杉元佐一のハラキリショー

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ゴールデンカムイ158話あらすじ

杉元のハラキリショーはロシア人の刺客の乱入という形で終わった。

刺客はロシア政府の人間から雇われ、その目的はロシアで諜報活動をしていた、元陸軍のヤマダ座長の命であった!

ヤマダ座長の命は杉元達の活躍により守られたが、目標であった「杉元が目立つ」が達成できなかったとする月島は樺太公演は失敗だったと言う。

失敗という月島に対して杉元は貴重な情報が得られたと反論する。

その情報とは樺太で最大といわれるアレクサンドロサカヤ刑務所の存在と極東の少数民族たちが数年前に大勢懲役囚として移送されたとのこと。

キロランケの目的地はそこだと結論付けた杉元一行は、次の目的地に歩みを進めるのであった。

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ゴールデンカムイ159話ネタバレ

【アシリパ一行と敷香】

「アシリパさんはまだ豊原付近にいる」と杉元は予想していたが、アシリパ達は樺太アイヌの犬ぞりで豊原より先の敷香まで北上していた。

※敷香(現在のボロナイスク、杉元のハラキリショーから約288km)

犬ぞりのおかげで、だいぶ距離稼げたが手持ちがスッカラカンになったというキロランケ。

そんなキロランケに対して白石は以前に高く売れたクロテンを罠を使って獲ればいいと言う。

軽く獲ればいいと言う白石に対しアシリパは「小川が凍ってしまったからホイヌ(テン)は獲れにくくなる」と言葉を返す。

アシリパの狩猟談によると、水が嫌いなホイヌ(テン)は丸太とか川岸の上を通るので罠を仕掛けるけど。川が凍ると氷の上を渡れるようになるとのこと。

※同じアイヌでも住んでる地域が違うと狩猟の仕方も変わってくるみたいです。

ここでは樺太アイヌと北海道アイヌの罠の違いが描かれています。

丸太を使って橋のように罠を置く樺太アイヌの罠に対して、北海道アイヌは川岸に罠を仕掛けるので、丸太は使わないといった違いが見て取れます。

【ウイルタ民族】

テンの話をしながら進むアシリパ一行、そんな折にオロッコ(ウイルタ民族)の棺を発見。

アシリパもアイヌ以外の民族に精通している訳ではないようで、「オロッコ?」と疑問が口に出ます。

そんな中、キロランケの解説が始まります。

キロランケによると樺太には大きく分けて3つの少数民族が生活しているようです。

その3つとは「樺太アイヌ」、「オロッコ(ウイルタ民族)」、「ギリヤーク(ニブフ民族)」

さらにキロランケの解説は続きます。

続キロランケによると、樺太アイヌの生活圏は敷香(しすか)あたりが北限であり、それより北にはオロッコやギリヤークが生活しているのだそうです。

今回アシリパ達が発見した棺は木の上に棺を乗せ天葬を行うもの。

この天葬を行うのはオロッコだけなんだとか。

自身の博識ぶりを長々と話すキロランケに対して白石は少しうんざりした顔をしながら「へぇ、おもしろいねぇ」と声を漏らします。

しかし、キロランケは自分の世界に入っているのか、全く意を返さずに「ただその文化も消えつつある」と伏し目がちな顔をキメます。

キロランケの長話がそんなに嫌だったのか尾形が突然の発砲!

驚く白石とキロランケを横目にアシリパが何を撃ったのか問いただします。

尾形はそしらぬ顔で「エゾシカだ」と一言。

話が遮られたキロランケはエゾシカを撃ったという尾形に「樺太にエゾシカはいねぇよ」とぶっきらぼうに言います。

尾形が撃った獲物を見てアシリパは「確かにユク(エゾシカ)に似てるけど、こんなの初めて見る」と驚きと困惑が混ざった声を上げます。

「トナカイだ」

初めて見る獲物に困惑する一行の中でキロランケが一段と声を大きくして言いました。

しかも撃ったトナカイを見てみると首からなにか下げています。

ここで博識なキロランケ先生によるオロッコ講座が再会します。

この首から下げているのは「ウラーチャーンガイニ」と言い、首輪の先にはロープで結ばれた棒があり、これがトナカイのスネに棒が当たって痛みで遠くへ逃げないようにするための首輪なんだとか。

首輪の説明を聞いたアシリパは白石の首に「ウラーチャーンガイニ」を付けは始めます。

なんでも勝手に遊郭に行かないようにとのこと。

アシリパはご丁寧に首輪から下がっている棒の位置をチンポにあたる長さに調節するという親切設計。

首輪をつけられた白石は思わず走り出しますが、勝手に遊郭に行くのは無理そうな様子。

ここで白石が「首輪をしてるってことは誰かが飼っているトナカイなのかな?」と疑問を言います。

ウイルタ民族に詳しいキロランケによると、近くにオロッコ(ウイルタ民族)がいるはずだと断言します。

オロッコは夜に放牧して日が昇ると飼っているトナカイを集めるのだとか。

そんな時、遠くから「ホーゥ」っと声が聞こえてきます。

トナカイを呼んでいるのだろうと言うキロランケの言葉に白石は「あーあ知~らないッ尾形怒られる♪」と尾形を茶化します。

これにはいつもクールな尾形も感じる所があったのか申し訳なさそうに頭をかきます。

間違いとはいえ他人の飼っているトナカイを撃ってしまった尾形に対して、キロランケは一緒に謝ってやるから心配するなと声をかけます。

ウイルタ民族に謝るため彼らの天幕まで歩みを進めたアシリパ一行。

殺してしまったトナカイの飼い主に事情を説明したところ、「トナカイを殺したら、トナカイで返してくれ」、「トナカイを持ってないなら山へトナカイを狩に行こう」と言われます。

そんなウイルタ民族の言葉に白石は周りにいるたくさんのトナカイを見ながら「こんなにトナカイがいるのにわざわざトナカイを狩に行くの?」とため息をこぼします。

ため息をこぼす白石にキロランケはウイルタ民族にとって飼っているトナカイは唯一の財産であって殺して食べることはしないと言葉を返します。

さらにキロランケは続けます。

キロランケによるとアシリパの父親も若い頃に尾形と同じように飼っているトナカイを撃ってしまったとのこと。

アシリパの父親もウイルタ民族に謝罪してトナカイ狩に参加したそうです。

そんなキロランケの昔話にアシリパは「その話も始めて聞いたかも・・・」と父親の知らない一面に思いを馳せます。

思わぬ話を聞いた一行、尾形も思うところがあったのか「一緒に行くか?アシリパ・・・」と声をかけます。

尾形の誘いに「何かアチャ(お父さん)のことが思い出せるかも」とアシリパはトナカイ狩りの参加を決めます。

そして一行はトナカイ狩りに向かうのでした。

【トナカイ狩りとキロランケの思惑】

トナカイ狩りに出発した一行はキロランケから道中トナカイについて話を聞きます。

ウイルタ民族は飼っているトナカイを「ウラー」山にいるトナカイを「シロ」と呼び分けているそうです。

そんな一行の前に「シロ」の群れが。

群れは雪のを掘って、雪の下のトナカイゴケを食べるのに夢中になっており、まだアシリパ達には気付いていない様子。

双眼鏡を使って獲物を観察する尾形に向かって、キロランケは「夢中で食べてはいるが群れの中にはヌガと呼んでいる見張り役の番兵が必ずいる」と声をかけます。

さらに「そいつを狙い撃てば群れは混乱して逃げないので他のシロを矢継ぎ早に斃せる」とアドバイスを送ります。

アドバイスを受けた尾形は「そこは人間と同じか」と自信ありげに言葉を返します。

キロランケは群れの番兵に見つからずにシロに接近する方法を説明します。

それは飼いトナカイに長い紐を付けて先へ走らせ、その後ろに隠れて接近するというもの。

その説明を聞いてアシリパは「オロチックウラー」とつぶやきます。

どうしてそれを?と疑問を口にするキロランケにアシリパは言葉を続けます。

「オロチックウラー」とはトナカイ狩りの囮に使う「化けトナカイ」という意味でアチャが話してくれたのをいま思い出したとのこと。

(これだけでもアシリパがトナカイ狩りに参加した意味があったというものですね)

一行もそう思ったのか和やかな雰囲気から気を引き締めてトナカイ狩りに乗り出します!

しかし次の瞬間にはトナカイに頭を噛まれた白石の姿が・・・。

心配して声をかけるアシリパに対して、白石は「バカ正直に謝らないでさっさと逃げれば、こんな面倒なことにならなかったのにッ」と八つ当たりを見せます。

「いいや、これは予定通りなんだ 俺たちが敷香から先に進むにはオロッコとの接触がどうしても必要だった。」

八つ当たりする白石を横目にキロランケが悪い顔をしながら言葉を残して、今回はここまで!

ゴールデンカムイ160話の考察

予定通りなのだと言葉にするキロランケの顔は中々に悪い顔をしてましたね・・・。

先に進むということは、さらに北上するということなのでしょう。

アイヌのイヌゾリの次はトナカイのソリなのでしょうか!(サンタ・・・)

というか、こんなペースで北上するアシリパ達に杉元は追いつけるのか・・・。

次回も見逃せませんね!!

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