弱点がない最強とも言うべき最上位魔人との戦いが繰り広げられています。
リュドシエルの攻撃もまるで聞かない相手を前にして、なんとマーリンが傷を負わせる攻撃をします。
弱点がなければ弱点を作ればいい。
そう言うマーリンには何か秘策がありそうです。
キューザック「弱点がなくば弱点を作る。かすり傷をい追わせた程度で粋がるな小娘」
確かにその通りです。
マーリンはどのようにして戦うのでしょうか。
七つの大罪【ネタバレ】291話『目には目を 歯には歯を』
【1.マーリン攻撃開始】
相手は弱点の無い敵ですので、かすり傷程度ではびくともしません。
しかし次の瞬間、ドンっという音とともにキューザックとチャンドラーは攻撃をくらいます。
どこからの攻撃なのでしょうか。マーリンは動いていません。
しかもキューザックとチャンドラーはかすり傷ではなく、先ほどとは比べ物にならない傷を負っています。
どういうことでしょう。
チャンドラー「何。ダメージが増大している。」
いったいこの攻撃の正体はなんなのでしょうか。
マーリンは勝ち誇った笑みで、敵を見ています。
【2.マーリンの仕掛けた攻撃の正体】
マーリン「ダブルインパクト。戦闘開始直後に私の放った、お前たちをがっかりさせた魔法を覚えてないか。」
攻撃魔法かと思われたマーリンの攻撃は、実は仕込みだったのです。
マーリン「ファーストウェーブで四大元素およびそれらを組み合わせた複数の属性魔法を放ちお前たちそれぞれの最も低い耐久どの属性を割り出した。チャンドラーは雷、キューザックは風。」
マーリンによる技の正体の解説が続きます。
マーリン「そしてセカンドウェーブはそれらの地球どを著しく下げる弱体化魔法。さらに私の魔力インフィニティーを一撃食らうごとに耐久度っが下がり続ける特典付き」
なんとも恐ろしい魔法です。
攻撃を受ければ受けるほど、ダメージが増えていくなんて。
リュドシエルもこれを見てマーリンは敵に回したくないと思ったようです。
キューザック「タネさえ分かれば。アブソリュートキャン」
そういうとキューザックにまた攻撃が加わりました。
どこからの攻撃かもわからない、耐久度が徐々に下がって行くこの魔法を止めるすべはありません。
ここでマーリンがこの魔法の正体を伝えます。
マーリン「この空間内には貴様らのしゃべりや動きに自律的に反応攻撃する完治不能の見えざる雷と風の魔力が無数に漂っているのだ。」
【3.チャンドラー反撃!レゾナント】
マーリンが作り出した無限に続く魔法にやられ続けるチャンドラーとキューザック。
どんなに弱点がない敵であっても、耐久力まで削がれていけば耐えきれるわけがありません。
息絶えるまで攻撃が続くかに思えたのですがここでチャンドラーが立ち上がります。
チャンドラー「我ら最上位魔神が人間ごときに屈辱を。あってはならんことだ。」
そういいマーリンの精神に入り込む「共鳴(レゾナント)」を使い魔法を止めようと試みます。
これは標的の精神を支配し生殺与奪権を奪い去る、驚異の技です。
これでは流石のマーリンも危険信号でしょうか。
精神世界には子供の姿のマーリンがいました。
それが本当の姿かと、チャンドラーは近付いてきます。
チャンドラー「最上位魔神に刃向ったことを地獄で後悔しろ」
マーリン「そのまま言葉を返すぞ」
と子供の姿でも攻撃してくるマーリンがいました。
憑依してくることは想定済みだと不気味に見えるほどの笑みを見せます。
マーリン「地獄に足を踏み入れたのはお前の方だ」
とアーサーの怨みを晴らすと不気味に笑います。
そしてチャンドラーは精神攻撃でもマーリンを破れませんでした。
【4.決着の時】
マーリンが精神世界でもその強さを見せつけたその時、傷だらけのゼルドリスが現れます。
ゼルドリス「調子に乗るな」
そんなゼルドリスに攻撃するのはリュドシエルでした。
ゼルドリスが倒れるとリュドシエルは「勝った」と、天を仰ぎました。
リュドシエル「女神族(われわれ)は勝ったんだ。」
すると、マエルを殺したエスタロッサの顔しか思い出せず混乱します。
はるか天空でゴウセルの禁呪が解け、エスタロッサとマエルを知る者の改変された認識が崩壊され、その衝撃がキャメロットの戦局を一変させてしまうことになります。
七つの大罪291話の感想!
マーリンの強さが際立っていて見ているだけでも恐ろしさすら感じました。
弱点の無い敵かと思われましたが、マーリンの前では最早弱点しかありませんでしたね。
そしてゴウセルの禁呪が解けどのような影響が出てくるのか次号の展開にも目が離せません。