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約束のネバーランド【ネタバレ】第120話「形のない怪物」感想!

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「鬼とは何なのか?」
「なぜ鬼は人間を食べなければならないのか?」
ノーマンの口からその答えが明かされる。

ノーマンの説明のポイントはこの4つ。
1.鬼と呼ばれる〝彼等〟は、元々は細菌に似た〝何か〟であり、
  〝特殊な進化形態(食べること)〟で進化してきたこと。

2.彼等はヒトを食べたからこそ今の形や知脳、言葉や文化を得るに至ったこと。

3.彼等の進化の代償として、ヒトを食べ続けなければ形も知脳も保てないため、
  農園でヒトを生産して食べ続けているということ。

4.この世界の農園を全て潰せば、いずれ彼等は滅ぶということ。

そしてノーマンが導き出した「食用児達の明るい未来」を作るための答えは・・・

〝鬼は滅し、完全に絶滅させる〟 というものであった——————————。

約束のネバーランド【ネタバレ】第120話

1.「ノーマンの告白」

「鬼とは何なのか?」
「なぜ鬼は人間を食べなければならないのか?」
この2つの大きな疑問にノーマンが今、答えようとしていた。

「奴らはヒトを食べなければあの姿も形も保てない。」
ノーマンは鋭い目付きで、みんなに向かって語り始める。
「彼等は形のない怪物なんだよ。」

最初の姿は誰も知らない
恐らくは「細菌」に似た何かだった。

そんな細菌がどうやって進化・変容を遂げたのか―——————
その答えは〝突然変異〟と〝遺伝子の水平伝播〟であった。

この水平伝播とは他の生物の遺伝子を取り込むということで
〝彼ら〟の進化もそれに似ていた。

〝彼ら〟は食べることで進化する。
食べたモノの遺伝子を取り込み、その形質を受け継ぐのである。

虫を食べては虫のような何かに、
魚を食べては魚のような何かになった。

それを繰り返しながら様々な形へと進化していったのだ。

そして〝彼ら〟はやがて―—————「ヒトを食べた」

その結果〝彼ら〟はヒトに似た姿と高度な知脳、言葉や文化を獲得したのだ。

人間は〝彼ら〟の最大の好物となり、
〝彼ら〟はみるみる人間を超えて人間の天敵となった。

やがて人間は〝彼ら〟を畏れ、
鬼 
怪物
悪魔
神など様々な名で呼んだ。

しかし〝彼ら〟の速すぎる進化には代償があった。
それは食べ続けなければ形質を保っていられないという事であった。

〝彼ら〟がヒトを食べるのは、
そうしなければ形も知脳も保っていられないからだ。

一度知ったヒトの味を、知脳を、形質を欲して〝彼ら〟はヒトを食べ続ける。
〝約束〟の締結を経てもなお―——————

「それが鬼の正体だよ。」
ノーマンはその言葉で話を締め括るのであった——————————。

とうとう物語の本質、鬼についてが語られる。
それにしても、人間を食べ続けないと形質を保っていられないなんて・・・

そもそもこれこそが「この世界」の諸悪の根源であろう。
これで鬼達が人間を養殖する理由がはっきりと分かったのだ。

これで過去にGPで
死んだ鬼のノウマをパートナーの鬼ノウスが食べて
突然強くなった事にも合点がいった。

そう、鬼達は食べて強くなっていたんだ!

さらなる情報がノーマンから語られそうなので、続きを読んでいこう。

2.「彼らの弱点」

「食べて・・・進化する・・・?」
「だからいろんな姿形の鬼がいるのか・・・」
「人間を食べて自分の知脳や形質を保たせるために農園を作ったんだ・・・・」
子供達がそれぞれに意見する。

「けど・・・これだけ複雑な生物と化してなお
そこまで柔軟に遺伝子の組み替えが可能だなんて・・・」レイが疑問を口にする。

「ありえない・・・まさに脅威だよ。」ノーマンも同意し手を振りながら答える。
「でもその分極めて不安定な生き物なんだ。」

「だからね・・・・」ノーマンの目が険しく光る。

「農園を潰せば、いずれ鬼は滅びる。」

「!!」 全員がノーマンの言葉に固唾を飲む。

ノーマンは話し始める。

この1000年の間に―—————
〝彼ら〟は粗悪な量産肉を食べ続けたため
下級の鬼達の形質保持能力は
輪をかけて弱まっている。

早い個体なら
半年もヒトを食べなければ
知恵を失い
野に返るだろう。

「野に返るって・・・野良鬼みたいになっちゃうてこと?」

ノーマンは子供達の質問に頷いて言葉を続ける。

質の悪すぎる量産肉と
それに対する下級鬼の不満は
今や鬼達の社会問題になっているくらいだ。

「農園を潰せば、鬼は野良鬼のようになる・・・。」
エマは納得して言う。「だからノーマンは農園を・・・」

「でもそれって全部の農園を潰すってことだよね?」
ギルダが心配で口を出す。
「できるの? そんなこと。人間に・・・食用児に・・・・」

「できるよ。」

ノーマンはキッパリと即答するのであった———————————。

「農園を潰せば鬼は滅びる」
これこそがノーマンの真の目的であった!!

そうか! ヒトを食べる事で進化して、
ヒトを食べなければ全てを維持できないのであれば―———————
人間を食べさせなくすればいいんだ!!

なんてノーマンらしい頭の良い発想だろう。

そして農園を潰して仲間を救いつつ鬼を倒せるという
これぞ一石二鳥の方法ではないか!

けど、実際ホントに農園を潰す事ができるのだろうか?
が、それができるとノーマンは言い切る。
という事は、必ずできる根拠があるからだろう。

それがどういうものなのか―—————
その答えは次章で語られるはずだ!

そのままの勢いで読み進めよう。

3.「ラムダの正体」

「エマ、ザジの力を見たでしょう?」ノーマンが尋ねる。

「そう、刀で鬼を斬り倒していた・・・一撃で3体も・・・」
エマがその場面を思い出す。

ノーマンの言葉は続く―—————。

ザジはラムダで生まれた。
ラムダの実験の副産物だ。

「ノーマンとアダムがいたとこだ!」 子供達が合いの手を入れる。

(その時、ノーマンの口元にチラリと冷たいものが見える。)

鬼の5つの貴族とラートリー家が手を組んで
もっと多種多様な高級肉を
もっと質の良い、鬼が求める人肉を
ありとあらゆる手立てで・・・
手段を選ばず生み出している・・・

それが——————————

〝試験農園 ラムダ7214〟の正体なんだ。

(ノーマンは右手を腰の位置に上げ、軽く握り締める)

ラムダで繰り返される投薬と実験と品種改良・・・・
その過程で
筋肉や神経、感覚などにおいて
異常な発達と成長を見せる個体が
次々と発生した。

「それがザジやハヤト達ってことか!」レイが気付く。

「うん。」ノーマンは頷く。
「ジンやハヤトはラムダではなくその系列の農園生まれだけどね。」

そしてさらにノーマンは続ける。

そう、
ハヤトの異常な足の速さも
アダムの怪力と回復の早さも・・・
鬼達の実験の結果で生み出されたのであった。

この力は鍛えれば鬼にも勝る戦力になる。
これは皮肉にも
全て鬼がくれたんだ。

(ノーマンは自分の額を指差しながら言う)

僕らの知恵同様にね。

彼ら〝イレギュラー〟を確保する意味でも
僕らはまずラムダと系列農園から襲って解放したんだ。

今このアジトにいる子供達の何割かは未来のザジなんだ。

僕はラムダの檻の中でずっと考えていたんだ―—————
エマならきっと家族みんなで笑って暮らせる未来を作る。
自分や家族だけじゃない全食用児を救える道を望むってことを。

「でしょう? エマ。」
ノーマンは微笑んで優しくエマにそう問いかけるのであった————————。

ここで新農園〝ラムダ7214〟の真の姿がノーマンによって明かされる。
そこは投薬と実験と品種改良の場所・・・・・。
人間にとっては悪夢以上に史上最悪の場所だったのだ。

が! そのラムダから
鬼に対抗できるだけの力を持った子供達が誕生する。

そしてその力にいち早く目を付けたのがノーマンであったのだ。
彼らの力を増やし、使い、さらに農園を潰していく。

これなら確かにこの世界の全ての農園を潰していくことは可能だろう。

そして微笑ましい事にノーマンは
エマが考えるであろう「未来の世界」を、
エマがするであろう「食用児全員の救出」を―————————
ずっと考え続けていたのだ。

さすがノーマン。
エマやみんなへの想いが積もり続け・・・・
みんなが暮らす安全な未来を
ずっと一人で描き続けていたのだ。

このノーマンの熱い想いはエマに届き、
この物語を見守って来た読者全員にもしっかりと届いたのだ。

これでやっとみんなの笑顔の世界が開かれる―——————
そんな優しく穏やかな温かさをほんのひと時味わいながら
最終章へ向かおう。

4.「ノーマンの答え」

ノーマンは笑顔で・・・
両手でジェスチャーを交えて語り続ける。

僕もエマと同じく作りたいんだ。
家族も仲間も全食用児が笑って暮らせる未来を————————―。
エマやレイやみんなと今度こそ一緒に生きたいんだ。

だからそのための最善の方法は何かを考えた。

(ノーマンは拳をグッと握り締める)

策は既にある。
武器戦力やその他の手配・・・準備はできている。

人間の世界へ逃げるよりも何よりも
未来永劫、
最も確実に最も安全に
全食用児を救える方法を———————

「〝鬼を滅ぼし、絶滅させる〟 これが僕の答えだ。」

ノーマンは厳しい顔でみんなに断言する。

「これでネバーランド(大人になれない世界)はもう終わりだ。
この世界に、僕たちみんなの楽園を築こう!!」
そう言い放つノーマンの顔には冷たい笑顔が浮かんでいた。

子供達みんなの顔が輝いている。
が・・・・・その中で一人エマだけが・・・・・
驚きと困惑が入り混じった複雑な表情を浮かべるのであった―———————。

このエマの最後の困惑の表情。
これは我々読者も何か引っかかる。

そう、それはノーマンの微妙な変化に対するものに違いない。

ノーマンは確かにエマやみんなの事を考え、
食用児全員を救い出す事を考え、
「全員が笑顔で穏やかで安全な世界」を作ることを目指している。

そして彼が出した答えは
〝鬼を滅ぼして、絶滅させる〟というものであった。

だがちょっと待って!??

鬼を滅ぼすという事は
前にエマを助けて友達になったムジカとソンジュを殺すということ。
だが、エマはそんなことを許さないはずだ。

エマとレイ達がミネルヴァさんの暗号を解読して得た情報―——————
〝七つの壁〟
〝クヴィテイダラでエマが見た幻影の鬼との再会〟
〝昼と夜の場所〟
〝金の水〟
〝約束の結び直し〟等とは・・・・
全く違う方向に進んで行っていることが分かる。

それら全てをすっ飛ばしてなかっことにして
「鬼を全滅させる」ことに
エマは違和感と困惑を感じたに違いない。

この2人の方向性の違いが今後どうなるのかは
今のところ想像のしようがないのである。

約束のネバーランド[第120話の感想]

今週の「約束のネバーランド」は
全編ノーマンの一人舞台、ノーマンの語りだけで引っ張って行くのだが、

その中での注目のポイントは―———————
〝真実の嵐〟と〝ノーマンの表情〟である。

鬼のルーツとは?
進化のシステムは?
鬼の今の形に至る理由とは?
鬼はなぜ多種多様な種類があるのか?
ヒトをなぜ食べ続けるのか?
なぜ農園が存在するのか?
ザジやハヤト、アダムの存在の意味は?
どうすれば鬼を倒せるのか?

これだけの「真実」が——————————
荒れ狂う「嵐」の如く次々と我々の目にさらされていくのだ!!

そして特筆すべきは
ノーマンの表情とジェスチャー。

鬼の事を語り始めた時の鋭く突きさす目、
鬼の不安定さを語る時の場違いな笑顔と指を軽く広げる仕草、
農園を潰せばいいと言いきる時の睨む視線、

その時々に見せる冷たい表情と軽いジェスチャー。

その仕草は
時には額に指先を触れ、
時には両手を差し出し、
時には拳を握り締める。

そして「鬼を滅ぼす」と言い放った時は、
冷酷な笑顔と共に両手を大きく広げるのである。

これらの表情や仕草はある人物を思い出させる・・・・

それは―———————
過去において・・・いろんな国に存在した〝独裁者〟たち。

そう、この演説するかの如きの表情とジェスチャーは
独裁者そのものなのだ!!

ノーマンは組織の上に立つことで、
自分が意識しないうちに〝独裁者〟に近い存在になっていたのだ。

真実や強い想いが時としてこのような〝独裁者〟を生んでしまうのである。

このノーマンの言葉と、表情や仕草に注意をしながら
来週もしっかりと物語の行く末を見届けていこうではないか!??

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