☆あらすじ☆
美術予備校に通う樹と知り合い、自分も変わりたいと予備校に通う千歳。
樹と両想いとなった千歳は金沢の美大を目指しともに頑張ることを決意☆
その後、コンクールでは、後から入学した薫に敗北...。
樹が自分に心を開いてないことを知り千歳は平静を失う。
樹との気持ちのすれ違いからか泣いているところを見た(樹の兄)結之助は思わず千歳を強く抱きしめて...!?
セキララにキス最新話【ネタバレ】第35話
(結之助)俺なら、そんな顔させない..。
なんで、そこで自分を責めるんだよ..。強く千歳を抱きしめる。
不安にさせてるのはあいつだろ!!
言いたいことも言えない2人。
そんなの、お互いがだめになるだけだろ...。
「俺と付き合ってほしい」
「千歳ちゃんが好きなんだ」
結之助は、抑えていた自分の気持ちを千歳にうちあける。
どうして相談してくれないの??
信用されてない??
私の存在が負担だった??
一緒にいないほうが...。
涙が止まらず気持ちも揺れる千歳。
いや!!違うっ!!
っお兄さんは大切な人です。
今までどれだけ救われたか..。
そんな風に言ってくれてすごく嬉しいです。
ーーーでも
樹君が好きなんです
樹君が頑張ってることがあるなら一番に応援したい!!
お兄さんのやさしさに頼ってばかりでごめんなさい。。。
そんな顔しないで。
俺は大丈夫だから..呆然とする結之助
千歳ちゃん強くなったんだね..次第に力が抜けるように千歳の声が遠ざかっていく。
「大丈夫ですよ」という千歳の声に
ありがとう..。千歳ちゃんなら大丈夫..。
どこまでも優しい結之助に涙がこぼれそうになる千歳。
一礼し走るようにその場から姿を消した。
呆然とした結之助は体の力が抜け壁にもたれるように座り込んでしまった。
目には涙がたまっていた。
芝氏(しばうじ)!今帰り??
あっ...樹くん。
千歳ってまだ残ってる??
早く帰らないとって言って..あの..私、樹くんのお父さんが芸大の教授だって誰にも言ってないので安心してください。
えっ??
千歳ちゃんにその話したときなんか様子が変だったきがして..余計なこと言ったかな..って
変って??
いえ、思いすごしかもしれません。すいません!!
....。いや、教えてくれてありがとう。
駅にいる千歳。携帯に樹から電話(゚Д゚;)
もしもし??千歳今どこ!?
えっ??今.. 樹くんちに行こうと駅に..。
じゃあそこにいて!!今、山手のブックカフェいるから、今からそっち向かう!
すぐ行くから待ってて!!
千歳は何かを感じ駅から走り出す。
住宅街の中にある長い階段で息を切らす千歳。
「千歳!!」
駅で待ってろって..。
樹くん!!
さっきはごめん!!私、自分のことでいっぱいで...。
なんで謝るんだよ
私ばっかり応援してもらって..樹くんがいろいろ悩んでるの..何も知らなくて..。
涙がこぼれそうな千歳。
ごめん。親父のことさっき芝氏から聞いて...。
なんで....話してくれなかったの?泣きながら言う千歳。
話そうとする樹をさえぎり
やりたいことって何?探してるなんて知らなかった..(どうしよう..止まらない。。)
私が自分の事ばっかだから??(信じてるって..伝えるはずだったのに)
一緒に頑張れてるって思ってた自分がバカみたい!!!!!
「ちがう!!!」
千歳がいたから頑張れてた!!
おまえが一生懸命だから。俺も前に進まなきゃって思ったんだよ!!
本当??ならなんで....
......だから
樹は今にも泣きそうな、情けないような表情でこう言った。
かっこ悪くて言えなかったんだよ。。
こんな理由で不安にさせて..ごめん...。
泣いている千歳。ううん。ううん。
樹の顔に両手をあて静かにキスをした。
...親父の話してもいい??
うん。聞きたい..。
2人は階段に座り話をした。
送ってくれてありがとう。なんだか騒がしい千歳の家。
ガラッ(ドア開けた)
家の中は大盛り上がり(゚Д゚;)
「親父...。」
えっ!?おっ..お父さん!?
おーーーー喜之助!?
ん、なんでお前ここにいるんだ??
それはこっちのセリフ..。
このお菓子が生産中止になるから急いで帰国したんだよ!!お嬢さんもおひとつそうぞ☆
みっちゃん先生、その子うちの娘。
えっ??ちーちゃん!?
で、その彼氏☆とお母さんが喜之助を紹介する。
お父さんに挨拶をする千歳。
(いつも人に囲まれ..才能にあふれる父親が..俺はずっと..苦手だった。自分にないものばかりだから..。)
親父。頼みがあって..。
帰ったら俺の絵みてもらえないかな??
(もう、逃げない...自分から、そして父からも..!!)
セキララにキス最新話【ネタバレ】第35話☆感想☆
結之助から突然の告白。自分の気持ちを整理し、はっきりと断れる千歳はすごい!!
振られた結之助(;´・ω・)抱きしめてあげたいくらいな凹みかた。。ちょっとキュンキュンした(;'∀')
恋愛経験あるあるであろう、やさしさからのすれ違い(-_-;)
信じてないわけではない..心配かけたくない..かっこつけていたい..。その当時はなにが正解か分からずよく泣いてたなー(;^ω^)
若さだろうか..素直に心を開けるスピード!!
そして一つ乗り越えるとこんなにも人は強くなるんだなぁ~☆
樹の心に決めた。「もう逃げない!!」
またかっこよくなりそうな予感☆次回が楽しみです☆