Dr.STONE
Z=97 楽しい帝王学
Dr.STONE【ネタバレ】97話
千空の作りだしたソナーで大漁の魚を捕まえた一行。
その一行の船は千空、ゲン、クロム、龍水、羽京の5人である。
その、ソナーが捉えた電波。「WHY」と叫び続ける謎のホワイマン。
その謎を相談しながら帰路の道を走る船に乗る一行。
人類石化の謎にようやく迫れる可能性がある。
謎のホワイマンは敵の可能性があるのに千空は胸が躍ってるようだ。
陸にたどり着き、砂浜でゲンと羽京の二人は笑いながら
「そういう人間よ 千空ちゃんて―♪」と言った。
その後、千空たちが持ち帰った魚はフランソワが料理し皆にビュッフェ形式で振る舞った。
石神村の人たちはソナーの性能に舌を巻いていた。
こんな大漁の魚は初めて見る。
龍水は寿司を食べながら
「夜の海だろうが曇り空であろうがなんでもスケスケの丸見えだ!!!!」とソナーの性能を説明した。
すると銀狼とクロムが反応した。
銀狼は明らかにゲスい事を考えている顔だった。
コハクと金狼に軽蔑の目で見られるも、千空が間髪入れずに「服だけは透けねぇぞ」と。
銀狼はクロムも同じこと思ってると叫ぶも、クロムはどうやら何かを閃いた顔をしていた。
その横で千空は羽京にソナーの性能を専門家としての意見を聞いていた。
気になるのはレーダーの出力。電池では足らないのである。
しかし、千空の頭にはゆくゆくは船に巨大なエンジンを何基も積み発電させる予定であると。
しかし、そこには問題があった。
巨大なエンジンとなると工業の世界になる。鉄も石油も大量に必要になってくる。
鉄は現在、川から砂鉄をすくっている。すくう量も資源も川では限界だ。
一方、何かを思いついたクロムはソナーを持っていた。
「地」も透けさせて鉄を見つけられるのではないかと思いついたのだ。
試しに、鉱石にソナーを恐る恐る近づける。
すると、ソナーは波を打ち反応した。鉱石には反応するのであった。
クロムはソナーを背中に洞窟へ走った。
その洞窟は以前磁石を見つけたハゲ山の近くだ。
クロムは片っ端から地面にソナーを当てて反応を探る。
すると、ようやくソナーが反応する場所が出てきた。
ソナーを竹筒に入れてその竹筒に紐をくくり、反応が出た付近の地面の裂け目へ降ろした。
クロムの気分は宝探し。ワクワクが止まらない。疲れているのに笑顔だ。
すると、ソナーは大きく浪を打つ。
それを見たクロムはすかさず電話で千空を呼ぶ。
千空も車でクロムの所へ向かった。
クロムはソナーを無意識に金属探知機として使っていた。
クロムが己の足で見つけたのは鉄鉱石の鉱床だ。
そして、クロムが見つけた地面の裂け目は大規模に足場が組まれ、鉱石を掘れるようにした。
鉱山を手に入れた!!
クロムは子供のように笑い
「こうなんじゃないかって思いこんで実験してみたらビターっ!てハマった時の―
ヤベー面白ぇ科学はよ…!!!」
千空は笑いながらクロムを肯定した。
そして、鉱山となれば生産する資源量が桁違い。
銀狼は掘り出された大量の鉱物の上で千空にこの重たい物をどうやって運ぶか聞いた。
そして、千空は笑う。
その様子を龍水とゲンは見ながら話す。
工業の規模になれば皆の力を率いるリーダーの資質が必要になる。帝王学の世界だ。
「世界を楽しめることこそが人を人を動かすリーダーの力だ!!!」
ゲンは「―ならうちの科学王国はそこだけは完璧そうねジーマーで♪」と穏やかに降雨挺した。
その視線の先ではトロッコを走らせる千空達。
どうやら鉱石はこのトロッコで運ぶみたいだ。
Dr.STONE97話の感想
今回はクロムのお陰で鉱山を見つけました!!
一つずつ進んでいく科学の進歩や、その仕組みの解説がとても面白くて
話的には長くて密度の濃い話が毎回続きますがとてもたのしくて好きです。
いよいよ巨大な船を造る為の材料がそろってきました!!
大航海編楽しみです!!