森野ホテルの外
早川班が難敵確定の任務にのぞむ。早川の持っている銃の悪魔の肉片が揺れて反応している。このホテル内のどこかに悪魔が潜んでいる、それもただの悪魔じゃない、銃の悪魔の肉片が吸い寄せられている、肉片を食べた悪魔がいるって事だと早川は早川の班のメンバーに説明した。銃の悪魔本人がいるんじゃねえの?とデンジが早川に質問すると、肉片が大きければ大きいほど強く引き寄せられる、この程度じゃ違うと早川は答えた。いいのぉソレ!ワシによこせ!とパワーは早川に言った。お前ら敬語はどうした?と早川が聞くと、あ?はア?何の得もねえのにだ~れがテメエに敬語使うかよオ!人間は愚かで傲慢じゃ~!とデンジとパワーは二人そろって答えた。早川がガムを取り出すと早川先輩とデンジとパワーは敬語を使った。よしと早川は言ってガムを二人に渡すと、やりー、わーと言って二人は喜んだ。早川先輩、これから一緒に悪魔と戦う仲間として、そいつらに背中任せて大丈夫なんですか?片方は魔人で、もう片方はチンピラです、自分は信用できませんと荒井は言った。こいつらに背中は任せない、悪魔駆除には基本この二人を先行させる、この二人が逃げたり、悪魔に寝返った場合は俺達が殺すと早川は言った。畜生みたいな扱いじゃな!とパワーが言うと、お前らに人権はない!と早川は言った。コイツめっちゃキレてんじゃ~ん、朝のアレのせいだなとデンジが言い、あのイタズラはさすがにまずかったのとパワーが言うと、あれは!いたずらレベルじゃねえ!!殺すぞ!!と早川は怒り、コワっ、何があったのと姫野先輩は心配した。アキくん厳しくしてばっかじゃ可哀そうだよ~?と姫野先輩が言うと、そうだぜ!コウモリに殺されかけたと思ったらすぐ仕事だ!褒美くれ!!とデンジは言った。おお~、よっし!私が一肌脱いでやろう!今回の悪魔を倒した人にはなんと!私がほっぺにキスしてあげま~す!と姫野先輩が宣言すると、え!?ええ!?とデンジと荒井が驚いた。そんな事は!そんな事やめてください!結婚前の乙女がそんなみだらな!と荒井が言うと、え~!ご褒美があったほうがやる気でるでしょ!?ね~!と姫野先輩は言いながらコベニに抱きついた。デンジはマキマの胸に触れた感触を思い出し、キスは俺もいいや、大丈夫、やる気はあっからとデンジが言うと、おろ?と姫野先輩が驚いた。俺ぁ初めてのチューは誰にするか決めてんだ、その人の為に俺は肉片だかなんだかを集めてよお、銃の悪魔をぶっ殺すまでキスはしねえとデンジが言うと、お前が銃の悪魔を?と早川は言い、ほお~、アキ君の前でそれを言うか!と姫野先輩は言った。それに俺ぁ大切なことを教わった、エッチな事は理解しあった人間同士でするから気持ちがいいんだ、名前も知らねえアンタの唇にゃあ興味ないね!とデンジが言うと、へえ~~~、じゃあ、デンジ君が悪魔を倒したら、ベロ入れたキッスしてあげると姫野先輩がデンジの耳元で言い微笑んだ。デンジは舌を出して妄想し、荒井は苦い顔をした。
森野ホテルの内部
早川班がホテル内部を探索する。早川は落ち着き、男の子からかうのが一番おもしれ~や!と姫野先輩は笑って言い、どうしよう、どうしようとコベニは言い心配し、血が飲みたいとパワーは言い別のことを考えていた。単独行動は危険だ!!とまれ!!と荒井は言いながら急ぎ足で先行するデンジに体当たりした。俺は半年間姫野先輩に鍛えられ世話になった!それをどこぞのチンピラに唇を奪われるくらいなら、ホッペのキスは俺が貰う!!と荒井がデンジを壁に押し付けながら言うと、どけ~!!野郎がくっついてくんじゃねえ、キモチわりい!!死ね!!俺とテメエじゃ背負ってるモンが違うんだよオ!!とデンジは壁に押さえつけられながら言った。姫野先輩の新人達は使えそうですか?と早川が姫野先輩に質問すると、荒井君は実力不足だけどやる気は十分って感じ、逆にコベニちゃんは引っ込み思案だけどかなり動けるかなと姫野先輩は答えた。アキ君の方は?と姫野先輩が早川に質問を返すと、血の魔人は強いですが短気で、まだ裏切る可能性があります、デンジはまだ知らない要素が多すぎてわかりませんと早川は答えた。この新人四人、生き残れると思う?と姫野先輩が早川に質問すると、コイツは強いなと思ったヤツも、そうでないヤツも、1年もあれば死ぬか民間に行きますと早川が答えると、答えになってないな~と姫野先輩は言った。アキ君は死なないでねと姫野先輩は早川に言った。
早川と姫野先輩の過去
アキくんは死なないでね。多くの墓標が並ぶ墓の中の一つの墓標にケガを負った姫野先輩が花束を捧げている。早川が黒服の男に連れられて姫野先輩の前に現れた。姫野、お前の新しいバディだと黒服の男が言うと、俺はアキ、よろしくと早川が自己紹介した。無礼だが少しは使えるように育てた、上手くやれと黒服の男は言い、その場を去っていった。キミは使えるの?と姫野先輩が早川に質問すると、さあ、まあと早川は答えた。私のバディ、キミで六人目、全員死んでるの、使えない雑魚だから全員死んだ、アキ君は死なないでねと姫野先輩は早川に言った。
ホテル内部
早川班がホテルのある一室の前で立ち止まると、ゆっくりとその一室の扉が開いていく。アキ君、来ると姫野先輩が言うと、ペタ、ペタ、ペタと音をたてながら、顔に手と足が一個ずつついたおっさんの生首が部屋の中から出てきた。不穏な肉塊が誘う先は!?
14話『エロキス』感想
やはりパワーは銃の悪魔の肉片を狙っていますね。食べたらパワーはどのくらい力をつけられるんでしょう。強敵に出くわしたときの切り札として使用するんでしょうか。デンジの決意はあっさりと揺らいでしまいましたね。エッチなことは理解しあった人間同士でしかしないと言っていたのに、姫野先輩のベロチューの誘惑に負けてしまいましたね。姫野先輩のいじり好きなのはありますが、デンジにはマキマのことだけを一途に思ってほしいですね。荒井は雑魚キャラな印象ですが、コベニちゃんはどんな力を隠し持っているんでしょうか。姫野先輩が評価してるのでけっこうな力を隠し持っているんでしょうね。おっさんの生首が出現しましたが、ナレーションの振りではこの生首が悪魔本体ではなく、悪魔の元へ案内してくれるものなんでしょうか。次回は銃の悪魔の肉片を食べた悪魔との戦いだと思われますが、かなり苦戦してしまうんでしょうか。姫野先輩の振りで新人四人が生き残れるかを示唆しているので、誰かが死んでしまうんでしょうか。次回も楽しみですね!