【 あらすじ 】
ワノ国「兎丼」──
折の中で生きていた河松に、涙する雷ぞう。腐った魚を13年間も食べ続けて生きながらえていたと言う河松。ただ、鎖につながれている為、顔を見せることができない。決戦の日を聞かれ「九日後、火祭りの夜」と答える雷ぞう。まずはここから出してくれと頼む河松。
「檻の鍵」と「手錠の鍵」が必要らしいですが、サビついて開くかはわからないらしい。
「ん？開かずの檻の前に誰かがいるぞ！！」「奴だいたァ！！」「幹部塔の鍵泥棒発見！！」追いかけてきた者たちに見つかってしまった雷ぞう。「煙遁の術！！」煙でその場から消え去った雷ぞう。「消えた！！」「捜せ──！！」
「さて・・・鍵泥棒は奴らに任せて、こっちはバカを処刑するぞ～！！」「クイーン様の絡繰（カラクリ）公演！！！大相撲地獄（インエルノ）ォ～～～！！！」設置された土俵の上で歓声を浴びるクイーン。そして、首輪を付けられたルフィとヒョウ五郎。
人間の絵の描いた石柱に首輪をつけ、土俵の外に投げるクイーン。バコンという音と同時に首が吹っ飛ぶ。
「こいつをつけて、ひとたび土俵を出ると、内側に爪が飛び出し～たちまちお前らの首は吹き飛ぶ！！！勿論外れる様な作りにはしてねェから諦めろ！！」外そうとじたばたしているルフィに向かってクイーンが言う。「とどのつまりは相撲に勝ち続ければいい！！土俵を割れば即死！！！お前らは2人１組！！両者が落ちれば死刑完了。だがもし途中でうちの海賊団に入る気になったら麦わらに限り釈放だ！！かたやこっちは、武器あり、数あり、首輪なし！！人は際限なく投入される。お前らにもサービスしよう！！海楼石の錠は外してやる。」
鍵が外される様子を見ていて、手に持っている鍵はルフィのものではないのか？と驚く雷ぞう。 ヒョウ五郎は邪魔になるから一人ずつと言っているが、ルフィは気にしていない。「お前をぶっ飛ばしたら、ここから逃がしてくれるか！？」と笑顔で聞いています。
土俵上に武器を持った看守達が続々と上がってきます。「見合って見合って～はっけよ～い！！のこった～～！！！」掛け声と同時に襲い掛かる看守達。しかし・・・ルフィがギン！と睨みつけただけで、倒れこむ看守達。「次頼む！！こいつらじゃ練習にならねェ。」
「まさかの覇王色か・・・ムハハハ。」
「とにかくヒョウ五郎親分は死なせるなよ？頼むぞルフィ太郎。」その様子を見ながら河松がつぶやいています。
「花の都」湯屋──
ホーキンスとドレークが手入れにやってきた。ドレークは湯屋の中に入らず、「おそばマスクとかいうバカを仕留めるのが任務。そんな雑用はお前らがやれ。」と腕を組んで立っています。
「きっと私達の事知ってる。卑怯よこんな無防備な場所で！！」とナミ。しのぶの後ろにナミ、ロビンは隠れることにします。「全員一列に並び足を見せろ！！足首に逆さ三日月の刺青がある者を連行する！！」ホーキンスが告げる。作戦が漏れてしまっていたようで、何故ホーキンスが知っているのかとナミも疑問に感じている。
「誰か隠れてるな！？」ホーキンスに見つかってしまったナミたち。「いえ隠れてたつもりはなくて！」とナミは言いますが、ホーキンスは誰だかわかっている様子。ホーキンスの剣がナミのタオルに引っかかり、タオルが落下、ナミは裸に。
「幸せパーーーーンチ」大量の鼻血とともに現れたのは、おそばマスク（サンジ）！鼻血の勢いで吹き飛び倒れこみます。「サンジ？？なぜここにいるの！？」「何あの格好！！ウソでしょ！？」驚くロビンとナミ。
「おそばマスクだと！？」外にいるドレークにも伝えられ、湯屋の中へ入るドレーク。「おい！！おそばマスクはどこ・・・」かくん、とその場に倒れるドレーク。女の裸に弱かったようです。
「ドレーク貴様、北の海（ノース）だったな！」「お前もだろうそれがどうした。」サンジの姿を見て驚く二人。「ジェルマ66のステルスブラック！！！」「本物！？」
両脇にナミ、ロビンを抱え、背中にはしのぶを背負って飛んでその場を逃げ出したサンジ。「とにかく逃げるんだ！！！話せば長くなる！！！説明は後だ！！！足の印が知られたのはマズイな！──それにもう一つ厄介な情報を得た・・・ベポ達が捕まったようだ・・・！！トラ男を引きずり出すつもりだ・・！！一旦奴を止めねェと！花の都は大混乱になるぞ！！！」
ワノ国「鈴後」──
剣を盗んだ犯人をおってきたゾロ。弁慶のような大男で、背中には何本もの刀を持っている。「名刀・秋水はもう、あるべき場所に返し申した。アレなるはワノ国が伝説の侍、リューマの墓より盗まれた逸品！！」「知ってるよ！！」「ならば黙って引き返せ！！さもなくばお前の腰のその２本の刀も剥ぎ取るぞ！！」「武器コレクターか？そんなに集めてどうすんだ。ちょうど
おれ達も大量に武器が必要でね。いいご縁だ・・・お前の武器コレクション、全部貰ってやる！！！「返り討ちにしてくれるわ山賊め！！！」橋の上で対決開始！！！
【 感想・考察 】
さて、海楼石の手錠が外され、覇気が使えるようになったルフィ。首輪わはめられてしまいましたが、これでこの場を立ち去る準備はできた
のではないでしょうか？クイーンがどの程度の強さなのかは定かではないですが、切り抜けてくれると思います。ちなみに雷ぞうの持つ鍵は、
おそらくは河松のものではないかと思っています。どんな姿をしているのか楽しみの一つです。
花の都の方も大変になってきました。「足の刺青」の事実が相手方にばれてしまっていたわけで・・・おそらく、狂死郎だと思われます。
何号か前に、決戦の日のかかれた紙を目にしていたはずですから。そして・・・サンジのレイドスーツ姿もばれたわけです、ナミたちに（笑）
かっこよくは思っていないようですね・・・。
そして今回はゾロが出てきました。盗られた刀を取り返すために戦いを始めるわけですが・・・・もしかしたら相手の男、仲間なんではないかと思っているのですが・・・・きのせいでしょうか？？ (。-`ω´-)ﾝｰ