前回も東堂が大活躍してたところで五条先生が現れ、“帳”が解除されて終わりました。今回は侵入者と高専の人たちの戦いのお話です。
呪術廻戦【ネタバレ】52話
ヴンンン
ギャギャギャ
学長の奏でる音が響く
バチィッ
侵入者（成程ね
アンプもねぇのにいい音出すと思ったら
このジジィ自身がアンプなのか！！
奏でた旋律を増幅させ呪力として撃ち出す術式！！
分かりやすい中距離タイプ
近づかれたくねぇのが見え見えだ）
「財布を作ろう
加齢臭たっぷりのな」
侵入者は不敵に微笑んだ
ガサッ
歌姫が高い塀を飛び越える
歌姫「了解 西宮も家入のとこにいて
大丈夫 三輪は冥さんが見てる」
（電波が断たれなくてよかった
“帳”の効果を考えれば当然か）
以前五条が言っていた言葉を思い出す
五条『高専に呪詛師・・・
或いは呪霊と通じている奴がいる』
歌姫（勘違いじゃなさそうね）
その時背後から気配がした
ブンッ
敵からの攻撃をかわす
侵入者２「あれっ？絶対斬ったと思ったのに
これだから俺は・・・はぁ」
歌姫（呪詛師（にんげん）！！）
侵入者の武器は刀のようだ
だが、柄が人間の手で握手する形になっている
侵入者２「いいでしょ、コレ
鞣造（じゅうぞう）が作ってくれたんだ
さっき会わなかった？
オマエは非力だから刀からも握ってもらえって
ねぇ お姉さんは俺に何をくれるの？」
「オマエ モテないだろ
出会い頭にテメェの話ばっかり」
声が歌姫の背後から聞こえる
釘崎「金とんぞ！！」
真依「アンタのどこに金とれるだけの聞き手の器量があんのよ」
釘崎「るせー！！
こんなときにケンカ売ってんじゃねーよ！！」
歌姫「アンタ達！！」
侵入者「わぁ～
女の子がいっぱい！！
モテモテだぁ～！！」
釘崎「人の話聞いてんのかよ」
真依「援護は任せて
誤射されないよう気を付けなさい」
釘崎「オメェが気を付けろ！！」
バシュ！！！
歌姫「“帳”が上がった！？」
侵入者「マジィ？
30分も経ってなくない？
逃げよっ」
侵入者は本当に逃げてしまった
歌姫「何だったんだアイツ」
鞣造「おいおいおいおい
イカしたハンガーラックが目に浮かぶぜ」
五条が上空から眺めている
五条「さて どこからいこうか」
花御「どうやらここまでのようですね」
戦いに愉悦を感じていた矢先で、少し残念そうだ
悠仁「五条先生！？」
五条（悠仁のレベルが格段に上がっている！！
・・・そうか！！葵か！！
確かにアイツは悠仁と相性がいいだろ
特級と殺り合ってるみたいだけど
これなら心配いらないね）
「となると 優先すべきは」
「オマエだな」
フッ
鞣造のところに降り立った
鞣造「ラック！！ラック！！」
学長「殺すな！！」
グシャシャシャシャ
鞣造の手足が消滅した・・・
ドサッ
立つことができないため座り込んでいる
五条「コイツには色々と聞かないといけない
死なせちゃダメだよ
ほら 手当てして」
（・・・・・！！
歌姫のところにいた奴の気配が消えた
逃げの算段はつけてるわけか
残るは特級(アイツ)か
アレも逃げが上手い
悠仁の所まで距離があるな
仕方ない
少し 乱暴しようか）
術式順転「蒼（あお）」
術式反転「赫（あか）」
花御「退きます
五条悟を相手にする程傲っていない」
悠仁「ざけんな！！
何がしてぇんだよ テメェらは！！」
東堂「虎杖（ブラザー）」
悠仁「東堂 なんで止める！！」
東堂「それ以上進むな
巻き込まれるぞ」
虚式「茈（むらさき）」
ファ・・・
ゴゥッ
ドドドドドド
一瞬の緩やかな風から
一転激しい強風となり、
花御のいた川辺一帯が丸ごとなくなっていた
東堂「クックックッ
相変わらず規格外だな
これでは祓えたかどうかも分からん」
五条「一件落着！！イェイ！！」
（ってわけにいはいかないか）
真人「花御は無事かな・・・
任務完了っと」
なにやら邪なる目的を達成してしまったようだ
呪術廻戦【ネタバレ】52話感想！
と、今回はここで終わりました。
もう一人の新たな侵入者のおかげで、職人っぽい侵入者の名前が判明しました。
鞣造の作品が一つ出てきましたが、刀の柄が人間の手というのは、どうもあまりセンスがいいとは言い難い作品ですね。
ハンガーラックを作る
加齢臭たっぷりの財布を作る
創作意欲は素晴らしいのですが、センスの問題もあって遠慮してもらいたいです。
何度も前から出てきてたので、どんな攻撃手段を持ち合わせているのか、五条とどのように戦うのか密かに楽しみにしてましたが、あっという間に手足を潰されて終わってしまったのは拍子抜けした感があります。
すごいサイコパスな雰囲気を醸していたので、東堂に匹敵するくらいヤバいキャラとして存在感を放つと期待（？）してましたが・・・
このまま捕まって終わるのか、それともその先に何か仕掛けているのかわかりませんが、きっとまた出てくると信じています。
そして最後に真人が言った「任務完了」発言の意味とは一体何でしょうか？
新たな侵入者は“帳”が消えると戦う前にすぐ逃げてしまいました。
花御は五条の姿が見えたため逃げようとしましたから、時間稼ぎの可能性もあります。
次回どのような展開になるのでしょうか？
楽しみです！