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鬼滅の刃【ネタバレ】108話!炭次郎は生還できるのか??

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時透君ありがとう

今週のあらすじのまとめ

化け物から小鉄を救い出した時透無一郎は昔の回想を視る。
そして他の仲間を救出する為、小鉄を担いで走り出して行くのであった。
一方、森の中では竈炭次郎が鳥型の喜の字を舌に持つ鬼とギリギリの死闘を繰り広げており
時を同じくして屋敷では禰豆子と可楽がつかみ合いの対峙をする中、槍で貫かれて瀕死の状態の不死川玄弥がスキをつき哀絶の頭部に弾丸を打ち込むのであった!

時透君斬る!

魚から腕や足が生えている超気持ち悪い化け物を無一郎の刀が一閃!頸を切り落とすも、すぐに再生してしまう。
が…すかさず背中の壺を破壊!そのとたんにボロボロと崩れ去る化け物。
ひと目で本体の壺が弱点と見抜き一刀両断してしまう!さすがは鬼殺隊霞柱の時透無一郎!強すぎる!凄すぎる!ザコ敵は瞬殺なのだ!
因みに、この漫画ではどんな雑魚キャラもデザインの気持ち悪さには目を見張るものがあり、この化け物もリアルには見たくない出来です。

助けられた小鉄は安堵のあまり泣きながら無一郎に抱きついてしまうのだが、恐怖からついつい本音が出てしまい軽く悪口を混ぜながらも他の仲間の助けを必死に乞う。
「後は勝手にして。」と去ろうとする無一郎を涙と土下座で必死に引き止めようとする小鉄。この場面は小鉄の仲間を思うひたむきな気持ちが垣間見える隠れた名シーンだと思う。

時透君、想う。

無一郎が小鉄に答えようと口を開こうとした刹那、優しく包み込む声と慈愛の微笑みが霞の中から脳裏に飛び込んで来る。「お館様」こと産屋敷耀哉の声が…。
ズキン!こめかみに手をやる無一郎。
血まみれで包帯がグルグル巻かれた瀕死の無一郎にそっと語りかける耀哉。
淡い霞の中の回想シーン。
これぞ鬼滅の刃の揺るぎなき特徴の一つである哀しみの回想である。
いつも私たち読者の心をわしづかみにする哀しみの回想。
今までもいろんなキャラクターの哀しみの…いや、悲しみのドラマを見せてきた回想。
なぜ無一郎はこんなにも傷だらけなのか?
なぜ彼は記憶を失ってしまったのか?
そもそもそこは何処なのか?
そして耀哉が語る「きっかけ」や「些細な事柄」とは一体何であるのか?
無一郎は走り出す。小鉄を担ぎ自問自答しながら走り続ける。
自我を見つめ、鬼たちを殲滅せんがため…。
彼は鬼殺隊霞柱、時透無一郎なのだから!

炭次郎v.s.喜の鬼

連れ出された森の中、反射的に鬼の下顎を切り払った炭次郎!そのとたん2つに分裂した鬼が咆哮し、鼓膜を裂く音撃を繰り出す。その衝撃に一瞬意識が遠のく炭次郎…が、攻撃を受けながら彼は直感する。
強くなっていく分裂は無限ではないこと。
喜怒哀楽四体の状態が一番強いということ。
それ以上分裂すると弱くなること。

それと同時に炭次郎の刀は二体の小鬼の口をまとめて串刺しにする!

ん!後ろ!

 突然背後から上弦の喜の鬼本体が大音撃を放つ!
辛うじて攻撃をかわすが刀で刺していた小鬼たちは消えていた!
刹那、炭次郎を切り裂く3つの血飛沫!コウモリの様に空中から上下逆さまになって爪で攻撃してくる鬼と交差する!
自分の爪の切れ味に酔いしれ勝利を確信した鬼が叫ぶ!
「震えるがいい!」

「お前もな。」
振り向いた炭次郎の口元には笑みが浮かんでいた。

それと同時に鬼の顔から縦一筋の鮮血が吹き出す。瞬く間に傷を再生し吠えようとするその口もとを横一閃に切り離しトドメを刺すべく瞬時に刃を振りかざす炭次郎であった。

胸がすく!
最高にカッコイイ!
今週一番のクライマックス!
前回の闘いより一段と強く逞しく成長した炭次郎がを見ることが出来るなんてワクワクものです!
この笑顔が見れただけで「この漫画について来て良かったぁ!」と心から救われます。
そしてこれからもずっと強い意志で炭次郎を見守り続けていきたいと思います。

禰豆子v.s.可楽

その頃、刀鍛冶の里の屋敷の中では禰豆子と肆の上弦の鬼可楽がお互いまんじりともせず、両腕を掴み合い対峙していた。
分身の一人である積怒は相変わらずイラつきながら傍観し、もう一人の分裂体の哀絶は玄弥にトドメをさそうと腹を貫いていた槍を引き抜こうとする。
が、それは微動だにせず、その目線の先には不敵な笑みを浮かべた玄弥が哀絶の頭に銃口を向けていた。
バンッ!
弾丸は哀絶の頭部を確実に破壊するのであった。

風柱不死川実弥の弟で常にギスギスし敵愾心むき出しの男、不死川玄弥!
この男は何かをやってくれる。いや、してくれると信じたい!
前に炭次郎が言っていた「日の匂いがする」銃も気になるところです。
これからも必ず炭次郎に絡むであろう重要なキャラとなっていくこと間違いなしと思っているのは私だけではないはず!
これからの彼の活躍は如何に? 要注目です!

と、
これが怒濤の今週号でしたが
今回もアクションと回想シーンがバランス良く配置され、回想シーンはあくまで切なく淡く…。アクションは細かくキレがある動作の積み重ねでテンポよく最後まで突き進んでいく!
一気読み間違いなしの回となりました。

果たしてこの先…
どうすれば鬼に攻撃が通用するのか?
炭次郎は生還できるのか?
時透無一郎は間に合い、どう戦うのか?
彼の記憶はいつ戻るのか?
そして禰豆子と玄弥の闘いの行方は?
などの様々な謎と伏線を残しつつ…

更なる波乱を予感させる来週号に期待は高まるばかりです!

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