暁のヨナ【ネタバレ】第161話「イグニ様だって面白くない」
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今号はヨナたちが彩火城の貴賓室を抜け出した後からスタートです。
前号でケイシュク参謀は暗闇の中で自分の前に立ちはだかった青龍であるシンアの目を見ているのですが、それに対して大きな威圧感を感じています。
やはり青龍の目の力は強大ですね。
シンアは、力を使った反動は大丈夫だったのでしょうか?
一人に対しての能力使用なら問題なく体が動かせるレベルなのかな?
この大脱出はヨナばかり気にしていたケイシュク参謀に、四龍という存在を示す大きなきっかけとなりました。
さて、その頃のカン・テジュンたちはというと、空の部族兵に尾行されていることから、ヨナのいる部屋に直帰するのを避けて屋外にいました。
そこには武器を手にした多くの空の部族兵が。
テジュンは彼らに、「勝手に彩火城をうろつくのは国王の軍といえど無作法である」と怒りますが、空の部族兵はケイシュク参謀の、「四龍と呼ばれる化け物が出たので捕らえよ」という命令に従っているのだと返答します。
ちなみにこの兵士たち、彩火城の出入り口にびっしり配置されているそうで、なんとしても四龍を捕まえたいというケイシュクの気持ちが表れている気がしますね。
テジュンは部下のフクチから、ヨナたちが貴賓室から脱出した旨を聞かされその身を案じますが、まさかテジュンから、「雷獣がついていれば心配ないだろう」という言葉を聞ける日が来るとは思っていませんでした!!
ヨナ姫大好き!なテジュンですから、自分以外の男がヨナの近くにいることは好ましくないだろうと思っていたので、ここでもテジュンの成長が見られたような気がして嬉しくなりました。
脱出したヨナ一行はというと、緑龍の背に乗った黄龍、そして、それ以外のメンバーというように二手に分かれて逃げていました。
ヨナたちの方は、空の部族兵に囲まれそうになった時にテジュンの母であるイグニに匿ってもらいます。
初登場時はミステリアスな雰囲気を醸し出していましたが、青龍が連れているリスのアオが警戒していないところを見ると、ヨナたちに悪影響を与える人物ではない様子。
なぜ自分たちを助けてくれたのかをヨナが問うと、「テジュンが己の感情を抑え、あなたたちを守るために行動していたから。そして、それはとても尊いことだと思ったから」だとイグニは答えます。
ほかにも、自分の息子のテジュンを笑ったケイシュクの思い通りにはさせたくないことや、テジュンの兄であるキョウガを懐柔したスウォンにも良い印象はないことも話します。
いやまさか、こんなにイグニが喋るキャラクターだとは思っていませんでした。
しかも根はすごく良い母親じゃないですか…!!
侍女が「今日はよくお話になって。」と言っていたので普段は本当に喋らないのでしょうが…。
よほど怒っていたんですね。
やっぱり自分の息子をバカにされて頭に来ない母親はいないですよね!!
その後イグニはヨナを見つめて「髪の色が違うからあまりピンとこなかったけれど、瞳はカシ様に似ている」と言います。
カシという人物の名前は初めて登場するので誰のことかわかりませんでしたが、実はヨナの母親の名前なんです!
言われてみれば、今までヨナの親は父親のイル陛下しか出てきてなかったですね…!
カシとイグニは若い頃に少し交流があったようで、ヨナが産まれた時もイグニはお祝いに行ったとのこと。
母親の話をあまり知らないヨナは、自分について何か言っていなかったかイグニに尋ねますが、ちょうどそのタイミングで、空を飛んでいる緑龍のジェハと黄龍のゼノが空の部族兵の弓矢によって落とされてしまうという事態が発生。
ケイシュクの、急所を外すようにとの命で矢はゼノの腕に刺さりますが、高いところからバランスを崩して落ちたため、二人とも地面に倒れ伏してしまいます。
それを見ていたシンアは2人が危ないと助けに向かうのですが、その後ろをユンとヨナも追いかけていきます。
ちなみにユンはイグニに、キョウガのおでこのたんこぶに塗るための薬を渡していますw
そういえば、キョウガは貴賓室の布団で全裸で寝かされているんでしたね(笑)
仲間と一緒に行こうとしたヨナをイグニは手を引っ張って止め、女は戦に行く殿方を見送るのが役目なのだと言いますが、ヨナはそれでも「四龍が自分のもとへ現れてから抱えきれない幸福をもらったから行く」と優しい笑顔で伝え去っていきます。
ここでちらっとイグニとカシの回想シーンがあるのですが、カシはどうやら、娘のヨナは四龍の守護がついている子だと知っていたようですね。
しかもそれを神の力と称しているところをみると、なにやら四龍についても詳しく知っているような気がします。
もっとカシの話も知りたくなってきますね!
さて場面は変わって、撃ち落とされたジェハとゼノにケイシュクが会ったシーンへ。
空の部族兵が嫌がるゼノの腕に刺さった矢を引き抜くと、ケイシュクは、不死の能力により怪我が完治するゼノの様子を目の当たりにします。
それに恐れと驚きを感じたような顔をしますが、背後からやってきた白龍キジャの大きな手によって簡単に投げ飛ばされるのです。
もちろん隣にはシンアもいますよ!
さて、ここでケイシュクの目の前には、キジャ・シンア・ジェハ・ゼノの四龍が揃ったことになりますが…今回はここで終わりです。
次回は空の部族兵との乱闘から始まるんでしょうか…?すごく楽しみですね!!
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