暁のヨナ第160話「上からケイシュク」ネタバレ
今回の暁のヨナの1コマ目は、ヨナを想うカン・テジュンの可愛らしくも間抜けな顔から始まります。
手描きの注釈で将軍補佐の仕事をしている旨が書かれているくらい、お偉いさんに見えない腑抜けた顔です(笑)
テジュンが行った先はヨナとハクの部屋。
つまり前回、兄のキョウガがお風呂場で気絶し、裸のまま毛布にくるまれて四龍たちに連れ込まれ、さらにテジュンとキョウガの母であるイグニも来てしまったというあの修羅場になりそうな場所です。
そういえば、1組の布団に枕が2つ置いてあるんでしたねw
その状況にあまりにも驚いたテジュンはなかなか言葉を発することができません。
やっとの思いで口にした言葉が、兄を指して「……えっ、しんだ?」ですから、すごく予想外の光景だったのでしょうね。
テジュンは、部屋にはヨナが独りで居て心細そうに自分を待っているだろうと想像していたので、そりゃ絶句してしまうと思いますw
四龍とハク、ユンたちは、キョウガは生きていること、そして、キョウガがお風呂場で転んで気絶したことを伝えるのですが、あまりにも省略して伝えているがために、扉を強く押さえた白龍のせいでキョウガが吹っ飛んだ事実をうまく伏せています。
四龍たちに非があるにもかかわらず、そのことを聞いたテジュンは「何かすまんな。」と謝っていました(笑)
いやいや、お兄様は完全に被害者なんですよ!テジュンさん!!w
ちなみにテジュンは、ヨナ以外のメンバーには使用人と同じ部屋を貸し与え、今みんながいるヨナの部屋にはフクチを護衛につけたそうなのですが、そのフクチはというと、2つ隣の部屋で同僚と賭け札をやっていたとのこと。
怒るテジュンにフクチは理由を伝えるのですが、「俺がいるから護衛は間に合っている」とハクが当然のように言い、そこに自分も入っていって覗き趣味があると思われるのが好ましくなかったかららしいです。
フクチってよくこんなので部下の任が務まるよなあ…とぼんやり思っていたのですが、たぶん、上司がテジュンだから成り立っているんでしょうね!
兄の部下としてだったら間違いなくクビにされていたでしょうし…。
本当にテジュンとフクチのやり取りは見ていて飽きないですw
さてさて、ずっと黙ってその一連のやり取りを見ていた母のイグニですが、結局一言も発さずにその部屋を出ていきます。
何を考えているのか全く読めないのですが、怒られなかっただけ良しと思ってよいのでしょうか…?
それにしても、大きなたんこぶをつくって裸で気絶している息子を見て心配にはならないんでしょうかね?
そうこうしているうちに、今度はテジュンの部下であるキルソンもやってきます。
キルソンは彩火城に空の部族軍とケイシュク参謀がやってきたと告げ、将軍であるキョウガを探すのですが、裸で気絶していることを告げられるはずもなく、最終的に弟のテジュンが代わりにケイシュクに会うこととなります。
今いる部屋にとどまるようヨナに言い残し、仕方なくケイシュクの元へ向かうテジュン。
兄は体調がすぐれないため用事は自分が承ると言いますが、ケイシュクは兄のキョウガ将軍に会いたい旨を何度も告げます。
その全てをテジュンに否定されて怪しく思ったケイシュクは、テジュンが何か隠し事をしているのではないかと問い詰め始めます。
真国と高華国が一触即発の時に彩火城から上げた狼煙の背後にヨナがいたのでは?と核心を突いてくるケイシュク。
図星をつかれたテジュンには冷や汗が流れます。
何とかとぼけて、狼煙を上げたのは自分が事前に北戒の王イン・クエルボ軍の侵略を察知したからだと言い放つのですが、ケイシュクは、キョウガ将軍ならあり得た話だったかもしれないなと嘲笑します。
馬鹿にされたテジュンはものすごい形相をするのですが、何とか抑えてへらっとした顔で、それでも自分が敵の侵略を読んでいたのだと言い切ってその場を後にするんです。
初登場時と比べて本当にテジュンは成長していますよね…!
昔なら胸ぐらをつかんで怒鳴っていそうです。
部下とともにヨナの部屋へ向かうテジュンでしたが、フクチが後ろに人の気配を感じ、そこにいた空の部族に何か用事かと問いかけます。
空の部族兵は便所を探しているといってその場を去りますが、テジュンを尾行しているみたいです。
フクチ!仕事ちゃんとできるんじゃないですか!
真面目なときはちゃんとするキャラなんですねw
シーンは変わってケイシュクたちへ。
ケイシュクはどうやら兵舎の方に通されていたようなのですが、それをキョウガの部下が詫び、貴賓室へ連れていく様子。
そう、この貴賓室、今まさにヨナたちがいる部屋なんですよ!
ヨナたちはお忍びでやってきているので、兄の部下はそんなこと知らないんですよね。
このままだとヨナとケイシュクが鉢合わせしてしまうというピンチ!
ケイシュクは無理やり部下に部屋の扉を開けるように言いますが、中は閑散としていて誰もいない様子。
しかし、寝所にはあの、裸でおおきなたんこぶのできたキョウガ将軍がいたのでしたw
それを見た時のケイシュクの顔はやばいです(笑)
いつもの厳格な性格からは想像つかない表情をしていますw
その後、突然ろうそくの火が消え真っ暗になるのですが、ケイシュクの目の前に青龍のシンアが表れ動きを封じている間にヨナたちは彩火城を逃げ出すのです。
シンア、能力を使って大丈夫かな…。
そして個人的に、緑龍ジェハの背中に乗っている黄龍のゼノが羨ましいです!
ヨナたちが逃げ出した後はどこに向かうんでしょうね?次回が楽しみです!
【関連記事】