ゴールデンカムイ166話のあらすじ
キロランケの正体を知り、尾形の高熱を好機と見て一度は、アシリパ達と行動を別にしようとする白石であった。
しかし、杉元からアシリパさんを頼むという言葉を思い出しアシリパ達と同行する決断をした。
ウイルタ民族が行った占いの結果は、「誰かが死ぬ」という不吉なものであった。
一方で、アシリパ達を追いかける杉元、谷垣、チカパシは猛吹雪により遭難していた。
一緒に行動していた鯉登達も杉元達がはぐれたことに気付いたが、吹雪が強く合流することができないでいた。
杉元達は合流できないまま、海岸まで出てきてしまった・・・。
不死身の杉元は吹雪に勝てるのか!?
「ゴールデンカムイ167話 白くらみ」始まります。
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ゴールデンカムイ167話ネタバレ
【樺太ホワイトアウト】
鯉登達とはぐれ、吹雪の中で遭難してしまった杉元達は生き残るために雪濠を掘っていた。
杉元と谷垣がシャベルを使って懸命に地面を掘るが、地面は凍り付いており、僅かに掘り進めるのがやっとであった。
「これ以上は掘れない!! これでなんとかしのぐしかないぞ」
凍りつく地面にこれ以上は無理だと谷垣が叫ぶ。
一緒に遭難したチカパシは子供故に、体力の消耗が激しい様子。
「ソリを壊せ!!」
思うように地面が掘れなかった杉元達は、ソリを壊して焚き火により暖を獲ろうとする。
一方で、杉元達とはぐれたことに気付いた鯉登達は、月島が空に向かって小銃を撃ち、杉元達と合流を図っていた。
しかし、強くなる吹雪によって鯉登達も危険が及ぶため、近くに見えた建物に移動することにした。
杉元達は、膝下ほどしか掘れなかった雪濠で火を起こすことに成功した。
火がついたことに喜ぶ杉元であったが、谷垣が即座に焚き火を埋めてしまう。
どうして焚き火を消すのかと驚きながら言う杉元であったが、これは谷垣の冷静な判断によるものであった。
「ソリ1台分の薪なんてあっという間に燃え尽きる だが埋めれば地面の中でゆっくり燃えるんだ この上で横になれば少しは長く暖まれる」
谷垣の言葉に、杉元も「さすがマタギの谷垣さんだぜ」と感心している。
しかし、マタギの谷垣は穴が浅すぎることを指摘し、風よけにしかならないと危惧する。
そこで谷垣はソリを引いていた、犬達を集めて、樺太犬の掛け布団と言い、暖を獲ることに成功する。
チカパシは掛け布団となり吹雪に晒される、犬達を見て「リュウたち大丈夫なの?」と心配するが谷垣は寒さに強いから大丈夫だと返す。
(樺太犬は、極寒の吹雪の中で3~4日は平気で眠り、60日間の絶食も可能な強靭さを持つのだとか・・・)
「俺達はどれだけもつか・・・・ もうすぐ日が暮れる」
【灯台】
鯉登達は、無事に建物までたどり着くことが出来た。
中には住民の姿こそ無いものの、牛が飼われており、人が生活していることが分かる。
住人を探すのは後にして、火を起こして暖を獲ることを提案する月島に鯉登は「杉元たちはどうする?」と声をかける。
「谷垣がいるから簡単には死なないと思いますが・・・」
一方で、浅い雪濠に横になる杉元たちは谷垣が持っていた「カネ餅」を分け合って食事をとっていた。
「け(食え)」とカネ餅を差し出されたチカパシと杉元はカネ餅を口にする。
「なんかこれ前に同じものを食べた気がするなぁ」
カネ餅を口にしながら呟くように話す杉元。
杉元は日露戦争の折に、塹壕の中で谷垣と出会った際にこの「カネ餅」を確かに食べていた。
「それはない、俺の地元の秘伝のモチで味付けも俺が少し変えたものだから」
「そうなのか・・・ おかしいな確かに食べた記憶があるんだけど」
(この時、杉元と谷垣は目が据わっており、低体温症によって、思考がぼんやりとした状態にあったのかも・・・)
そんな状態のなかで杉元は、吹雪の音に混じって銃声を聞き取る。
「おい今の銃声か? それとも波の音か?」
しかし、マタギの谷垣は猛吹雪の中では方向感覚が狂うため、音の方向に正しく行けるとは限らないと杉元に言う。
杉元が聞いた銃声は月島によるものだった。
建物を見つけ、暖を獲ることができた月島は小銃の射撃音により、杉元たちに場所を伝えようとするが、音が届いても杉元たちに気付いてもらえない様子。
そんな月島と鯉登の前に建物の住人が姿を現す。
どうしたと言う住人に、仲間が近くで迷っていることを伝えると住人は「ついてこい」と鯉登と月島を案内する。
急げと言いながら住人が案内した先にあったのは、「フレネルレンズ」であった。
(フレネルレンズとは、灯台や照明器具に用いられるもので、ここで出てくるレンズは灯台用の大型でレンズの周囲にリング状のプリズムを配置したものです)
(住人は灯台守であり、灯台の光を使って杉元たちを救おうと鯉登たちを案内したのです。)
「これは・・・」
驚く月島に住人は、しばらく使ってないから内側のススを拭けと言い残し、光源の準備に入った様子。
月島は恐る恐る、フレネルレンズの内側に入り、鯉登と共にススを拭き取る。
汚れを拭き取り、灯台に明かりが灯った頃、谷垣は杉元に寒い穴にいると塹壕を思い出すなと言う。
それに対して杉元から返事はなく、「眠るなよ杉元・・・死ぬぞ!」と谷垣が言うと「ああ・・・」と弱弱しく杉元が答える。
猛吹雪で体力の限界が近い杉元が思い出していたのは、日露戦争で戦死した寅次のことであった。
日露戦争で寅次に「寒いな」と声をかけた杉元。
その答えは「帰りたいよ 佐一・・・」であった。
幼い頃は泣き虫だった寅次、死ぬ間際に言った言葉も「帰りたい」だった。
次に、杉元は日露戦争の光景を思い出していた。
味方の死体が散乱し、ロシア兵を殺して、自身が生き残って来たこと。
血に濡れた手を見つめながら座り込む杉元。
その時、光と共に杉元の名を呼ぶアシリパの声が聞こえた。
「アシリパさん・・・」
アシリパの声を聞き目を開いた杉元が見たのは、吹雪の中で輝く光だった。
「光だ・・・」
杉元は谷垣に「見えるか?あの光が・・・ 月かな?」と聞くが、時期的にあんなに大きく見えないはずだと谷垣が答える。
一方で、灯台では鯉登が杉元たちの心配からか、フレネルレンズの周囲をうろうろしていた。
そんな鯉登に対して、月島からは光を遮るからうろちょろするなと言われている始末。
しかし、光を見つけた杉元達から見れば、鯉登のうろちょろによって光が瞬いているように見えた。
「瞬いてるッ 絶対に月の光じゃない!」
「あれは・・・灯台の明かりだ!」
杉元達が灯台を見つけたところで、今回はここまで!
ゴールデンカムイ168話考察
なんとか灯台を見つけることが出来た杉元たち!
ホッと一安心ですね。
カネ餅のくだりでは、もうダメなのかと思いました・・・
次回では何事もなく鯉登達と合流して欲しいところですが、移動手段であるソリは焚き火にしてしまったし、チカパシの体力も気になるところ・・・
杉元たちは鯉登たちに合流できるのか!?
次回も見逃せません!
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