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LOVE SO LIFE【漫画】1巻を無料で読む方法!※ネタバレ有

投稿日:

TVアナウンサー・松永政二のもとにベビーシッターとして通っている女子高生・中村詩春と、政二の元に預けられている兄の子の茜・葵の双子の姉弟のふれあいを中心に描かれるLOVE SO LIFE(通称:ラブソラ)

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それではここからはLOVE SO LIFE(ラブソラ)【1巻】のネタバレです!

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LOVE SO LIFE【1巻】ネタバレあらすじ

中村詩春16歳!現在、彼女は訳あってベビーシッターをすることになる。

将来の夢は保育士さんという憧れを抱き、放課後は毎日保育所でアルバイトをしていたが、
そんな日常が松永茜、松永葵(2歳)という双子の天使達によって一変することになる!
2人の保護者である松永政二(25歳)はTV局の爽やかアナウンサー。
毎日、慌ただしく2人を連れて帰るのだが…
この日!ガシッ!!
泣いて叫ぶ2人は詩春の腕を掴み、『しあるたんもーー!!』
どうやら2人は詩春と一緒に帰りたいようだ。
それを見ていた先生は茜ちゃんも葵くんも人見知りが激しいけれど、詩春ちゃんにはべったりでお昼寝をするときも詩春ちゃんがいるとすぐに寝てしまうと松永政二に伝える。

すると松永は詩春の両肩を握り、
それなら…いっそ、君を…うちに頂けないだろうか…!
と懇願する。
訳がわからない詩春に松永は今、この猛獣2人を静められるベビーシッターをさがしていて…
引き受けてくれたら給料ココの倍出します!と伝える。
給料が倍だと聞いて詩春も電卓を叩きながら真剣に将来の夢のことを考えてしまう。
しかし、詩春は身寄りがない為、保育所と併設されている孤児院に引き取られている。
そのため、このお話は園長先生に相談してからでないと…と松永に答えるのだった。

園長先生も松永の事情を聞いていたため、社会勉強も兼ねてOKしてくれた。10時過ぎる場合には連絡することと補足をつけながら…

そして、詩春のベビーシッター生活は始まったのだった。
が、
ベビーシッター初日にインターホンのベルを鳴らして出てきたのは、髪の毛ボサボサで酷いクマをしてヨレヨレになっている松永だった!
詩春は驚いていると、
イメージ重視される仕事だからねー…――家だとエンジン切れちゃって…

TVに映っている松永とは明らかにイメージが全然違う!!
部屋に案内されると双子達が待ち構えていて、喜びのあまり勢いよく詩春に抱きついてくる。
その勢いで松永は吹っ飛ばされ、さらに寝不足が続いていたのか、そのまま寝てしまう。
松永を引きずりながら詩春は寝室に運び、部屋の掃除に取り掛かる。
詩春は2人にもお片づけするように言うがしなーいと言われてしまう。
保育所ではちゃんとお片づけしていい子なのにー、おうちもキレイにできるかな〜〜
いい子という言葉に反応した2人はでれっとしながら、ちゃんとお片づけをするのだった。

隣の部屋で寝ていた松永は話し声で起きて、2人が詩春の言うことを聞いてお片づけする事に驚いていた。
松永がいくら怒りながら片付けを注意しても言うことを聞かなかったのだ!
思わず詩春に子供の扱いが上手いことを尋ねると、施設で暮らしているときに自分より小さい子達がいて面倒をみるうちに好きになったと言う。
だけど、やはり「親」になったら責任感とか違ってきますよね?
と松永に答えて、双子をあやしながら
茜ちゃんと葵くんはパパがいて良かったね〜と伝えると
松永は2人の父親ではないと詩春に伝える。どうも、お兄さんが奥さんに先立たれたショックで失踪してしまったらしい。
保育所でバイトの立場である詩春には利用者の情報は入ってこない為驚いていたが、
でも、そういう非常時に助け合える家族がいるのっていいですよねと松永に優しく笑いかけながら、詩春は頭の中では今後の事を考える。
福祉施設が面倒をみてくれるのは18歳まで。詩春には「終わりの来ない居場所」がない…

詩春の父は詩春が生まれる前に、母は詩春が5歳のときに亡くなってしまった。
詩春の母はいつも仕事に追われていた。だけど、どんなに忙しくても詩春が目を覚ますときにはいつも朝ごはんを作って待っていてくれてて、詩春はそんなささやかだけど暖かな時間が何より大好きだった。

ある時、詩春はベビーシッターの仕事をしながら、かなり散らかっていた家の中を掃除して疲れてしまったのか、居間のテーブルでうたた寝をしてしまい、懐かしい母の夢を見て涙してしまう。
そんな詩春を見ていた双子は寝ている詩春に頭を撫でてあげるのだった。
松永が帰ってきたことにも気付かず、相当疲れているだろうと松永は思い、そのまま寝かせてあげることにする。
詩春にかけてくれたガーゼケットや人の小さな話し声、人の気配が詩春にとってはとても心地の良いものだった。
目が覚めると詩春の目の前に松永の顔がドアップでいる!!
かなり驚いたが、時計を見ると夜の11時!
園長先生に10時過ぎる場合には連絡するという約束だったのを思い出し焦っていると、
松永が園長先生に連絡を入れたと言う。
ありがとうございますと伝えると急いで帰ろうとする詩春の手を松永は引っ張り、
何かあったらどうする!と施設まで送り届けてくれると言う。
そんな2人の会話を寝ていた葵が起きてしまい、遮る。
帰ろうとしている詩春を見て葵は泣きながらいっちゃだめーと言いながら、詩春に抱きつく。
詩春はかつて自分が幼いときも母が仕事に行く背中を見て寂しく思っていた事を思い出し、松永に迷惑を承知で朝も顔を出せないか交渉をする。
朝ごはんも食べさせて、保育所まで送っていくと。
松永は朝から子守は詩春の身体的に無理があるのではと心配するが、詩春は私がこの子達と一緒に居たいんです。と伝えると葵に起きる頃までにはここにいるよ!と伝え、葵も安心したのかガクリと寝に入ってしまう。
松永が詩春の事を送っている最中に詩春は、自分が常識外れな事をしていないか心配になり、松永に聞く。だが、松永はここ数日の詩春と子供達の関係を近くで見ていて、中村さんなら大丈夫だと思う。と詩春に伝える。
詩春は心の中でその言葉を聞いたときに何か暖かいものが芽生えた事をまだ知らない。

施設に帰り、園長先生に朝も顔を出す事を伝えると園長先生から、朝に顔を出すのは構わないが「仕事」として続けて行きたいのなら、適度な距離も考えるようにね。と言われてしまう。
距離…大切な事なのに、なんだか少し淋しい…
朝、詩春が松永の家にやってくると双子達がおかいりーと抱きついてくる。
自分を迎え入れてくれる、この家族が愛しくて、嬉しくて詩春はただいまと伝えるのだった。

ある時、保育所から松永家へ子供と一緒に帰る帰り道でスーパーによるとジュースの試飲販売が行われていた。
茜と葵がジュースを受け取り飲んでいると、葵の好きなコスモレンジャーのおもちゃを持った子供の後を葵が走ってついて行ってしまった!
詩春が急いで葵を追いかけに行くと、茜がひとりぼっちになり、知らない人に1人なのか、ママとパパはどこなのか問われる。
怖くなった茜は走って詩春の後を追いかけようとするが、サラリーマンの人にぶつかり、ジュースをズボンにかけてしまう!
怒鳴られた茜はびっくりして泣いてしまう。詩春が急いで戻ってくるとサラリーマンの人はカンカンだ。
シミをどうするんだ!など言われ、謝罪だけでは許してくれそうにないと思ったとき、
松永が現れる!
松永は事情を聞き、深々と頭を下げて、茜にも謝りなさいと伝える。
茜は泣きながら〜〜めんねぇ…と頑張って伝えたあと、松永がクリーニング代を請求するように名刺を渡そうとすると近くにいたおばさま方が松永を押しのけ、サラリーマンの人に次々と文句を言っていく。
結局、サラリーマンの人はおばさま方の凄さに押され、そそくさと退散。
バタバタしていた空気が静まり、松永も詩春も呆然としていたが、松永が帰ろうかと詩春に伝えて家に帰る道を歩く。詩春はキャリアのある人ならこのようなミスはしないと自分を責め、松永に謝罪する。
自分を責め立てる詩春に松永は中村さんがいなきゃ、うちはやっていけないよ。と言い、最近2人が前程泣かなくなった事、夜も寝るようになって松永の体調が戻り仕事に集中できていることを恥ずかしそうに詩春の顔を見ないで伝えて、中村さんが居てくれて本当、良かった。と詩春に感謝の気持ちをあらわす。
その言葉を聞いた詩春は嬉しくて思わず泣いてしまう。
茜は詩春が痛くて泣いていると思い、なでなでしてくれる。

一瞬でも幸せを感じたら、そこは自分の居場所になるのかもしれない。永遠じゃなくても、そこはふたつとない大切な居場所

夏の暑い日、松永家では庭にビニールプールを出していた。双子は今日も元気に水遊びしてをし、松永はちょうど縁側に出て、子供の様子を見ようとしたとき、詩春は元気いっぱいにやってきた!おかえりから始まるベビーシッターの1日が今日も始まる!
詩春におかえりと松永が伝えようとすると葵にホースで水をかけられてしまう松永。詩春が松永にタオルを渡していると葵は自分からごめんねと松永に伝えた。やんちゃでイタズラ盛りでもあるが、日々成長してゆく姿を見られる事に幸せを感じる詩春だった。
松永が詩春に渡したいものがあるらしく、ポケットの中の物を探していると家の外から松永家を見ている女の子を抱く少年がいた。
近所の人かと思った詩春は挨拶をすると、少年はパニックになりながら松永にいくら独り身が寂しいからって…大丈夫なのか?!法律とか…っ!!と松永に詰め寄り、松永に頭を叩かれ、変な誤解をするなと怒られる。
この少年は宮川健(たける)大学生。女の子は妹の真菜(2)。健と松永と松永の兄は幼馴染らしく、近所に住んでいるらしく、よく遊びに来るみたいだ。

健達が帰り、松永が仕事に行ったあと、詩春と茜と葵は近くの公園に来た。詩春も小学生の頃によく来て遊んでいたみたいだ。茜も葵も大きな遊具や砂場ではしゃぎ、たくさん笑って遊んだ。
少し休憩をしようとベンチに座り、お茶を飲んでいると茜が詩春の鞄の中に苺の形の何かを見つける。
詩春は茜と葵にこれねぇ、中が鏡になってるんだよー。でも小さい時に割れちゃって…と伝えると小学生の頃の記憶を思い出す。
そう、この鏡はこの公園で割れたのだった。
同級生の友達が古くさい鏡をいつまでも持っている詩春が気に食わなかったのか、無理やり詩春から取り上げて、捨ててあげると言いながら公園のゴミ箱に投げ入れたのだ。その時にゴミ箱の縁に鏡がぶつかり割れてしまったのだ。
だが、この鏡は幼い頃に詩春がいい子にしているからと今は亡きお母さんが特別にと買ってくれた大切なものだった。詩春は捨てられたゴミ箱に駆け寄りゴミ箱の中から鏡を取り出す。友達はそんな詩春をやめてよ!汚い!と突き飛ばす。詩春は私の…宝物なの!と勢い余って手を振り上げそうになる。その瞬間を友達の母親が目撃してしまい、詩春は友達の母親に怒られる。
詩春は先にやったのは友達の方だと言おうとすると、その母親は詩春の言う事など聞く耳も持たずにうちの子がそんな事するわけないでしょ!と決めつけると、娘にあんな子と居たら何されるか…もう付き合っちゃダメよ!と言いながら娘を連れて帰って行く。
その2人の姿を見送る記憶を思い出していたとき、葵に名前を呼ばれて我にかえると葵が綺麗なお花を持っている。詩春は辺りを見ると葵はどうやら花壇からお花を抜き取ってきてしまったらしい。急いで葵に公園のお花を取ってはいけない事を伝えるがよくわからないらしく、詩春はわかりやすいようにお花さんは土の中に足が生えてるでしょ…?切ったら痛いよー。と教えてあげると葵はお花にちゃんとごめんねともうしない事を約束する。
抜き取ってしまったお花はその後、お家に持って帰ってお水をあげるのでした。
家に帰ってしばらくすると松永が帰って来た。詩春が出迎えると松永の横に綺麗にまとめられた花束があった。どうやらスタジオのセットで使われていた物らしい、葵も松永におかえりと伝えようとすると花束に注目して奇声をあげる!
葵は公園のお花の話のことを考えてしまい、お花が痛い思いをしていると思ったらしい。
詩春が松永に訳を話すと松永は葵に堅っ苦しい説明をするのだが、案の定葵はわかってない。
詩春がお花屋さんのお花は少し強いんだよと伝えるとようやく落ち着いた。
子供達を寝かしつける為、寝室で絵本を読んであげる詩春。隣のリビングでは松永がメガネをかけて仕事をしている。だが、詩春の寝かしつけボイスにはα波が……
松永も限界を感じ、寝てしまう。詩春は子供達を寝かせてから部屋を出てくると松永がメガネをかけたまま寝ている事に気づく。詩春はメガネをかけたままだと邪魔かなと思い、メガネを取ると松永が少し動いた…と思ったら
は…やく…ねろーー!!!
詩春は組み敷かれてしまう!
我に返った松永は急いで謝り、双子が全然寝てくれないと言う悪夢を見ていた事を伝えるも、詩春はそそくさと2人とも寝かしつけたのでと言いながら帰ってしまった。

次の日、松永が午後から仕事で朝はのんびりと双子をプールで遊ばせていると健がやって来た。
宿題をコピーする間、松永に真菜の世話をお願いしに来たのだ。
真菜もプールに入れて遊ばせている間、松永は縁側で昨日の事で考え込んでいた。そして、詩春に渡したいものをずっと渡せずにいた。

茜がプールに人形を入れて遊んでいると真菜がそれを欲しがり、茜から人形を取って乱暴に遊んでしまう。すると、人形の頭が取れてしまった。それを見ていた葵は真菜の腕に噛みつき、真菜は泣いてしまう。
その事を見ていなかった松永は女の子イジメちゃダメだろ…と葵に注意するが、葵は
やーーーー!!と怒ってしまう。
そこに詩春と健が帰ってきて松永が説明する。詩春が葵に寄ろうとしたとき、
葵はママーーー!!!といって家から飛び出してしまう。
健は真菜が先にやったんじゃないのかと真菜に聞くと真菜は人形の頭を抱いてフリーズしている茜に謝りに行った。そこで初めて松永は一連の流れがわかった。
一方、葵はずーっと走って公園の遊具の中に隠れてしまった。
それを見た詩春は自分と重ねてしまう。
詩春も小さい頃、人に怒られるととても不安になって、その度に恋しい人の記憶を辿った…
だけど、どんなに会いたくても、どこを探しても、もう「大スキよ」と無条件に抱きしめてくれる人はどこにもいない…

詩春は葵はに寄り、
私、葵くんの事大スキだよ!葵くんはお花の痛みもちゃんと解る優しい子だから、訳もなく友達を噛んだりしないって、ちゃんと解ってるよ。
そう伝えると葵は我慢してたのか、詩春の胸に飛び込み、たくさん泣いた。

家に帰ると松永は葵に訳を聞かないで注意した事を頭を下げて誤った。
すると葵はいってことよと松永の頭をポンと手を置く。
それは松永がいつも子供が誤ったときにする真似だった。

詩春が松永の午後からの仕事を気にすると、仕事はまだ間に合うが渡していない物を思い出し、詩春に手渡す。
それは松永家の合い鍵だった。
詩春は他人にそんなもの渡しちゃダメですよと焦るが、松永は大事だから持ってて欲しいと詩春は松永と茜と葵にとって、誰より大切な存在だからと伝えて鍵を握らせる。
詩春はその言葉と合い鍵が嬉しくて、玄関の鍵を開けたり閉めたり。
実は詩春は鍵を持つのが初めてだったのだ。
そんな詩春を見て松永は、口に手を当て頬が赤くなっていることを本人も詩春も気づいていない。
――大切なキオクが新しく生まれてゆく、大切な存在や、その言葉のひとつからも。すべては愛しい日々の中から…――

時期は早いもので、クリスマスが近づいてきた。
松永家も双子達がTVの影響でパーティーをすると言い出した。
だが、松永はあまり乗り気でないらしく24日も仕事が入っているし、保育所でパーティーをするんだからいいだろうという考えだった。それを聞いた双子は崩れ落ちながらギャン泣き!
詩春は25日夕方から空いているから準備をしましょうかと松永に尋ねるが、松永は2回もパーティーするなんて面倒じゃないのと詩春に聞く。
詩春は面倒ではないと伝えたあと、伏し目がちにホームパーティーというものを10年以上していないので、久々にそういうのをしてみたいと遠慮がちに松永に伝える。
そんな詩春の両肩を松永は掴み、やりましょう!!
茜と葵にもやるぞ!25日、パーティー!と伝えると詩春と茜と葵で嬉しくてバンザイしてしまう。
福祉施設で詩春はホームパーティーのために茜と葵に迷子札のプレゼントを作っていた。
作っている最中に施設の女の子が来て、自分も欲しいと詩春に伝えるとプレゼント作ってから作ってあげるねと女の子に言うと女の子はとても喜んでいた。
施設での暮らしが一番長い詩春はいつのまにかみんなのお姉ちゃんに自然となってしまったようだ。
次の日の松永家では、双子がTVを近くで見ているのが気になってしまう詩春。
もう少し離れて見ないとと伝えてもヤダの一点張り…
少し考えたあと、大変!!TVが恥ずかしーって言ってるよ!
2人はビックリして詩春を見ると詩春はTVに耳を傾けて、ナニナニ「そんなに見つめられたら、アタシ恥ずかしくて消えちゃいそう…!!」…だって!
詩春はそのあとリモコンを取りに行き、キャーーッ!恥ずかしー!!と言ってTVを消すと、茜と葵は急いでTVから離れてはずかしくないのーとTVに話しかける。
家に帰って来た松永が双子を見てビックリ!大人しくTVから離れて見ている…
松永は着替えてリビングに行くと、茜と葵がおりがみで何かを折っている。どうやら詩春へのクリスマスプレゼントらしい。だが、短い指と小さな手では上手く折れずに所々破れてしまう。
松永が手伝おうかと聞いても、自分でやると頑張って作っていく。すべては詩春に褒めてもらいたい一心に!!
そんな双子を見て、プレゼントか…と少し考える松永だった。

クリスマスパーティー当日、パーティーの時間まで施設を掃除していると、施設の女の子の顔が赤い。詩春がおでこに触れてみると熱がある!
すぐにベッドに運び、薬も飲ませたが女の子は詩春の手を取り、詩春にここにいて欲しいとお願いをする。
詩春は熱が下がるまでここに居るよと伝えるが心の中で松永や茜、葵の事を心配してしまう。

そんな詩春から松永に電話が入る。理由を聞いた松永は2人に恐る恐る、詩春が来られそうにない事を伝えると、家が崩壊しそうな勢いで大泣きされてしまう。
葵はゴロゴロ転がりながら泣き、茜は床をだん!だん!と叩きながら諦めずにずーっと泣き続ける。

夜の10時になり、やっと女の子の熱が下がった。
女の子は引き止めてしまった事を謝るが、詩春は風邪をひくとみんな寂しくなるからと頭を撫でてあげる。
女の子の部屋を出たあと、詩春は園長室に行き、外出できないかを聞いてみるが明日の朝に行きなさいと言われてしまう。もう高校生なんだから、自分の行動に責任を持ちなさい!と。
部屋で1人っきりでいると、茜と葵のパーティーをするとなったときの笑顔が思い出される。
行くって言ったのにウソついてごめんね…と俯いていると窓の外が明るい事に気がつく。
雪が降って来たのだ!
その瞬間、詩春の頭には母がクリスマスの日に仕事の帰りが遅くなっても、冷たい雪の中を寒そうな服と靴のまま、息をきらせて、迎えに来てくれたのを思い出す。
それがわかった瞬間、寂しさは全部溶けて無くなってしまったことも…
―…行かなきゃ…―
詩春はすぐに戻ります。とメモを残して抜け出した。

一方、松永家では双子はまだ泣き止んでいなかった。
ピンポーン♩
双子は詩春だと思い、急いで玄関に駆け寄る。
松永は来られないって…と諦めていたが、顔を赤くして息をきらせた詩春が玄関から入ってきて、遅くなったことを謝る。
しはるたん!!と鼻水と涙で顔が凄いことになっている茜と葵を詩春はごめんねー!!と抱きしめた。
松永はこんな時間によく外出許可をもらえたねと疑問に思っていると詩春が固まってしまい、抜け出して来たことに気がつく。
先生達には帰ったら正直に話します。どうしても今日だけは…っと松永に詩春がお願いすると、松永は自分が帰りに送るから、その時に一緒に謝ると言う。
詩春は松永にも迷惑かけてしまうと落ち込んでいたが、
せっかく来てくれたんだしとパーティーが始まった。部屋に入ると料理もケーキも手付かずだった。茜と葵は詩春におりがみで作ったネックレスをあげた。
こんなちっちゃな手で一生懸命作ってくれた、それだけで胸の奥が温かくなっていく…
そして、詩春も双子にプレゼントを渡す。
松永も詩春にプレゼントと渡すと詩春は思いもよらなかったらしく、かなり驚いてしまう。
松永にいつももらってばかりでと伝えると松永はそんなことないよ。中村さんから色んなもの貰ってるから…と詩春に顔を近づけていく!
ガッシャーーン!!
茜と葵が飲み物を取り合いし、ジュースをこぼしてしまう。茜はジュースで服が濡れてしまった。
詩春は茜を着替えさせに別室に移る。
すると、詩春の顔が赤かったのか茜にタコさん!と言われてしまう。
松永も葵を抱きしめ、自分のしでかそうとした行動に反省する。
その後、詩春と松永は園長先生に謝りに行き、きちんと許してもらい、詩春は自分の部屋で松永からもらったプレゼントを開けた。
プレゼントはマフラーだった。マフラーと折り紙のネックレスをつけて、詩春は大切な宝物がまた増えた事が嬉しくて頬が緩んでしまうのでした。

そして、早いものでお正月を迎える。
詩春が今日も元気にベビーシッターをしているとTVで松永が大手神社の初詣のロケをしていた。
茜と葵はTVに映された出店のお好み焼きが美味しそうで詩春に行きたいと興奮して、抱きつく。
初詣は混んでいるしと詩春が悩んでいると、テレビの中が騒がしい!
どうやら松永がたくさんの参拝者にもみくちゃにされているらしいのだ!
帰ってきた松永に双子が行きたいと話すと、ボロボロになった松永が押されて潰れて蹴られて惨いことになるぞと実体験もふまえて脅す。
詩春は松永が疲れているからと、空いた頃に近所の神社に双子を連れて行くと伝えると松永が考えこんでしまう。
実は近くの神社はナンパの名所なのだ!確実に詩春は狙われて危険だと判断した松永は自分も行くことを詩春に伝えて、外で待ち合わせることになった。

三箇日を過ぎても、神社には結構な人で混雑していた。
すると松永の知り合いが現れ、硬派な顔して幼妻に子供産ませたのかと言われてしまう!
松永が否定して訳を話している間、詩春は周りから見たらそんな風に見えるのかとTVに出る仕事なのにそんな誤解されたらマズイんじゃないかと1人焦る。
そんな詩春に詩春の友達もが声をかけてきた。松永の事を紹介していいのか悩んでいると、後ろから松永が自己紹介をし、詩春の友達に彼女の事、よろしくお願いします。うちの大切な家族の様なものなので…と言ってくれる。

詩春の母が亡くなったとき、初めて詩春は絶縁状態だった母の親戚に会った。どの親戚も自分達の事情の事を気にして詩春の事を引き取りたく無いと言っていたり、引き取れば詩春の母の遺産がもらえるとか、父親が誰だかわからないから気味が悪いと5歳の詩春の前で話していた。

そんな事をぼーっと思い出していると、松永が双子に出店でお好み焼きを買って食べさせていた。すると、参拝者の人が松永に声をかけて、ファンなんです!サインを下さい!と松永に詰め寄ってくる。それを聞いていた他の参拝者の人達も松永に気づきはじめ、松永は一瞬で人混みの中心になってしまう…
これは大変と思った松永は、一旦撒かないと詩春が危険だと思い、人混みから逃げる。

やっと撒けたと抱っこしていた茜と葵をおろすと、茜と葵が詩春がいないと言い出す。松永も大丈夫!今連絡とるよ。と電話をしようとすると大事な事を忘れていた事に気がつく!詩春は携帯電話を持っていないのだ!!
心配そうな顔をしている双子に松永はそんなに広い神社じゃないから、探せば大丈夫と安心させようとしていると、近くにいた参拝者の男の子がお父さんとお母さんとはぐれたらしく、大きな声でパパー!ママー!と呼んで探している。そのあとすぐに見つかって、お父さんとお母さんと手を繋いで帰っていく様子を茜と葵は見ていた。
松永のズボンを引っ張り、茜と葵はパパとママはどこ?と聞くが松永は返事に困ってしまう…
パパは地球上のどこかにいると思うけど…ママは…

詩春はというと神社を一周まわってみたが、松永たちが見つからずに少し心細い思いをしていた。
すると、そんな詩春の元にナンパ男が2人現れて、一緒に探してあげるよとか友達ほっぽって俺らと遊ぼうよとか強制的に詩春を連れて行こうとする。
松永さん…!!大声でちょうど叫んだとき、木や草が生い茂っている所から松永が双子を抱いて出てきた。
詩春が連れ去られようとしているのを見た松永はナンパ男たちに詰め寄り、直ちに手を離さないと、生物学的に生きていない状態にしてやる…!と脅しをかける。ナンパ男たちは去っていった。
ドキドキとまだ鼓動が早い詩春に、茜と葵が飛びつく。人の温もりで涙が目に浮かんでしまう。松永は詩春が涙を流していると慌てるが急に1人になったのが不安になっただけだと伝えると松永は詩春の頭に手を置く。
しまった…つい、いつもの癖で…!!(双子に対する)急いで松永は手を離す。詩春は嬉しそうに、もし「お父さん」が居たらこんな感じなんでしょうか。と松永に伝える。

まだ詩春の足元でメソメソ泣いている2人に詩春は泣かないでと頭を撫でてあげると、詩春にパパとママ、どこ?と聞く。
詩春はママは空の上かなー…?と上を向くと、茜と葵も上を向くが、「見えない」とまた半べそをかいてしまう。詩春は急いで見えないけど、高い空のてっぺんから2人の事、見守ってくれてるよ!と伝え、少し待っててもらい出店に行く。
数分で帰ってきた詩春の手には割り箸に刺さったわたあめが2つ。茜と葵にこれ、なーんだ!と尋ねると、2人は……くも?と答える。
そう!空の上のママがね、2人がいつもいい子にしてるからって、雲のプレゼントだって!
とわたあめを2人に渡す。泣いていた2人はママのくも!と笑顔になって、わたあめを食べる。
美味しいとパクパク食べていると松永が手と顔がベタベタになると心配すると詩春は持ってきたリュックからお手拭きを取り出し、虫歯予防にと水筒にお茶まで入れて持ち歩いていた。
本当に16歳ですか?!

そして、詩春は思う。
ー時が経って、現実を知っても空を見上げる度、自分を愛してくれた人の存在を思い出してくれたらいいなー

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LOVE SO LIFE【1巻】感想

松永は詩春への気持ちに気付いているが、未成年という事がストッパーになっているようだ。
だが、これほど気持ちが態度ににじみ出てしまうとなると、気持ちが抑えられなくなる日も近いだろう。

詩春は松永への気持ちに気がついていないもよう。だが、松永の言葉一つ一つ詩春の心に響いている事も考えると詩春が松永の気持ちに気づくことも遅くはない。

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