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東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】86話「Be serious about」感想!

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東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】86話「Be serious about」

「オレは大寿を殺す」いきなりショッキングな場面から始まります。黒龍(ブラックドラゴン)総長であり兄である柴大寿を殺すという決意をした元東京卍會弐番隊副隊長、柴八戒は、その決意を東京卍會壱番隊隊長の花垣武道と副隊長の松野千冬に打ち明けます。未だに柴大寿を目の前にすると、震えてしまうくらい怯えている自分を鼓舞するための「決意表明」だったのです。「捕まる覚悟もしている」「短い間だったけど楽しかったぜタケミっち」そう言い残して去っていく柴八戒でした。柴八戒は花垣武道と松野千冬に打ち明ける事によって、もう後戻りができないようにしたのでした。

驚きを隠せない花垣武道でしたが、しだいに黒龍総長柴大樹に対しての怒りが燃え上がってきたようです。「兄弟をさ…殺すって思わすまで追い詰めてんだぜ?」
話を聞いた花垣武道は、柴大寿にたいしての怒りをあらわにし、黒龍をぶっ潰すと宣言します。あのヘタレ花垣武道の言葉とは思えない決意でした。

「バカだなオマエは」花垣武道の宣言を聞いた松野千冬はいつものように冷静に、八戒がどうすれば柴大寿を殺さないかをちゃんと考えるべきではないかと言います。しかし、花垣武道のいつになく力強い眼差しを受けてたじろいてしまうのでした。黒龍を潰せば未来は確実に変わるはずだと自分に言い聞かせるように、「オレも乗った!」と花垣武道の黒龍をぶっ潰すに賛同するのでした。未来にも戻れない、では、何をすればいいか迷っていた二人の進む道が決まったのでした。

東京卍會弐番隊隊長、三ツ谷隆は、柴大寿の妹、柴八戒の姉である柴柚葉に柴大寿と話し合い、柚葉は解放されたと告げる。柴太寿は金持ちと繋がりトラブルの時に黒龍の兵隊を貸してその見返りに大金貰いその集金役を柚葉にやらせていたのでした。「あんたのおかげだよ三ツ谷」しかしどこか不満げな柴柚葉、八戒が柴大寿とぶつかる事への心配なのかも知れません。八戒はお前が思っているより強いよと諭す三ツ谷隆に「ありがと三ツ谷」と言いながらも「その期待が人を苦しめる事もあるんだよ」と意味深な言葉を残して去っていくのでした。それを黙って見つめていた東京卍會総長マイキーこと佐野万次郎の思うところは?その帰り道マイキーは寂しそうに言うのでした、「半分になっちまったな」「創設メンバー」マイキーは、何処を目指しているのかわからなくなったと三ツ谷隆に告げます。「黒龍なってほっとけよ」そして三ツ谷隆にお前はいなくなるなよと寂しそうに願うのでした。

一方、東京卍會幹部達と集まるファミレスで、花垣武道は黒龍を潰すという決意を幹部達に伝えます。しかし幹部達の反応はいいものではなく、怒りだすもの、馬鹿にするもの、めんどくさそうにするもの、何も言わないもの様々な反応を示します。花垣武道の思うところも分かるが、ここで黒龍に戦争を仕掛けるということは、和平の約束を結んだ東京卍會弐番隊隊長、三ツ谷隆の顔に泥を塗る行為となるのだと言うのでした。東京卍會副総長のドラケンこと龍宮寺堅の答えは、「却下!」この一言で花垣武道の思いは一蹴されてしまいました。幹部達の帰ったファミレスに残る花垣武道と松野千冬。「三ツ谷君の顔に泥を塗る…確かになぁ」納得している松野千冬、しかし、花垣武道は未来を変えるためには前に進むしかありません、二人だけでやるしかないと松野千冬に告げます。「オレも混ぜろ」そこへ突然現れたのは、幹部達の前では沈黙を守っていた、未来の東京卍會を巨大な犯罪組織へと創り替えた元凶である東京卍會参番隊隊長、稀咲鉄太だったのです。この男が関わってくると波乱の予感しかしませんね。

東京卍リベンジャーズ86話の感想と87話考察

本当は誰にも言ってはいけない人を殺すと言う決意を、仲間とは言え打ち明けてしまわなければ行動に移せないくらい、兄柴大寿の支配の恐怖を身をもって感じている柴八戒の覚悟が伝わってきました。そして、この悲しい決断させた柴大寿に対して怒りを顕にして、黒龍をぶっ潰すと言い出した花垣武道もまた、「暴力は守る為に使えよ」という三ツ谷隆の言葉を実践する思いに駆られたのではないでしょうか。いつもは冷静に判断をし、おっちょこちょいな花垣武道をたしなめるような位置にいる松野千冬でさえ、花垣武道の決意の硬さに圧され黒龍をぶっ潰すと言う提案に賛同するのでした。しかし、その裏には、黒龍を潰せば確実に未来も変わるのではないかという計算も入っているのだと思います。
解放されたはずの柴柚葉も和平を結んだはずの三ツ谷隆も柴大寿を殺すと言う決意をした柴八戒も、誰もこのまま何事もなく終わるとは思っておらず、誰も柴太寿の事を信用はしていないみたいですね。そして幹部達に反対された黒龍をぶっ潰すという花垣武道の決意でしたが、花垣武道と松野千冬の二人だけでも実行すると話しているところにきた稀咲鉄太もう悪い想像しかできませんが、物語としてはハラハラが止まりません。今後も目が離せませんね。

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