ブラッククローバー【ネタバレ】182話「セフィラの徒」
ファナとヴェットの転生
YouTubeやネットでこの二人がリタイアしたことによって、別の二人が三魔眼になるのか、それともあの方の復活をいそぐのかという考察がされていました。まさかの二度目の転生ということで二人が復活しました。しかし、時間がないということで15歳の姿で復活という形になっています。しかも、ファナの精霊であったサラマンダーは別の資格者に移ってしまったようです。サラマンダーの新たな資格者は今後の出てくるのではないかと思います。
再び三人揃ったということで今後もこの三人から目が離せないですね!(個人的に敵組織が好きだから)
冥府への扉が開く
グラビド岩石に魔力をこめることによっと、クローバー城に封じられていたこの世とあの世をつなぐ影の王宮。その奥地にある台座に最後の魔石を埋め込むと元の人間の魂を冥府に送ることで転生が完全に契約されると言います。かなりまずい状況ですよね。これを止めるべく人間対エルフの戦いが最終局面へ突入っていう感じですね。
アスタたちが戦場へ
人間対エルフの戦いが最終局面を迎える上で重要な鍵を握ってるのがやはり主人公アスタですよね。そして、アスタには第三の刀という新たな武器があります。この刀は今のところ、唯一エルフに転生された人間を元に戻すことができるものです。この刀の力で人間を元に戻しつつ、逆襲となるのか!?今後の展開がとても楽しみですね!
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前回はフィンラル達がエルフ化したランギルスとの戦いを見事に制し、勝利するに至った。
しかし、エルフ達のアジトである魔宮にはゴーシュとその妹であるマリーがエルフ化していた事実に驚いたが、パトリも合流した事で、いよいよエルフ達が本格的に動き始めようとしていた。
魔宮の奥にある研究室のような所で、新たに2人のエルフが目覚めていた。
ガラスが割れ、培養液の中から出てきた2人は、以前三魔眼(サードアイ)として登場した「絶望」のヴェットと「憎悪」のファナだった。
すると、その場に来た「不実」のライアが2人に向かって「おはよう。目覚めの気分はどうだい?前の転生のこと…覚えてる?」と2人に聞いた。
ヴェットが「我ら三魔眼(サードアイ)だろう」と答えると、ライアも笑顔で応えた。
「よく戻ってきた!時間がなくて15歳までにしか培養できなかったよ。ヴェット君がウチより小さくなっちゃった」と歓迎しながらも、十分には出来なかった旨を2人に伝えた。
ヴェットは「もう2回も死んでる身だ。贅沢は言えん」と答えると、ファナもそれに同意した。
「まったく同じマナの複製体を作り出す。これに関してはサリーちゃんの研究に感謝しないとね」とライアが言ったが、そのサリーはもう居ないだろうと推察していた。
すると、ファナが「今回の方が自分の意識がハッキリしてる」と言ったのに対し、ライアが「前の転生では“邪眼”でムリヤリ後押ししたから、副作用の邪心がより強かったんだろ」と推察していた。
ファナはサラマンダーがいなくなったことを気にしていたが、いなくても強いでしょと言われると、それに同意していた。
それまで一糸纏わない姿で話していたが、ヴェットがファナに「服を着てくれないか」と顔を赤くして言うと、ライアがファナの胸が昔より大きいと余計な事を指摘してファナに殴られていた。
「そろそろ、人間共が作り上げた虚構の王都も終わりの時だ」と言うと、魔宮の上部のグラビド岩石の上に魔法陣のようなものが現れた。
―我ら エルフの導き手 セフィラの徒!!― 魔法陣の上に10人のエルフが立っていた。
その頂点にはリヒトの姿があったが完全に覚醒してしたわけではないので、無表情のままポツリと立っていた。
その姿を見て落ち込んでいるパトリに、ライアが「今はあぁだけどリヒト君が中にいる事は確かだ」とパトリを励まし、転生が完全になれば元に戻ると豪語していた。
そこで1人足りない事に気付いた。
「転生してるはずなのに人格が元の人間のままだったんだよね」と言われて、パトリは驚いていた。
しかし、その不安を拭い去るかのように「さっき迎えを出したから大丈夫だよ」と言い切った。
そして「先に向こうで待ってようぜ」と言うと、ライアは王都を見渡せるところまで歩いていくと、良い眺めだと言いながら「それじゃ始めますか!」と言ったライアの言葉を合図にして、エルフ達が魔力を発動させた。
魔宮が音を立てて動き始めると、王城の周囲に闇が広がり始めた。
ヤミ達も事態が把握できずに困惑していると、巨大な文様の浮かび上がった黒い城が現れた。
ノエル達もその光景に驚き「ノゼル兄様…城が…!!」と言い、目の前の光景が信じられない様子だった。
ミモザ達も同じように驚いていると、近くにいたハヴァルが「古代の盟約で古のエルフが人間へと託したこの世とあの世の境の空間魔法”影の王宮”だよ」と黒い城について説明した。
「神の啓示を受け取れる10人のエルフ達“セフィラの徒”だけが開くことが出来る」と語り、さらに「あの奥地にある台座に最後の魔石を嵌め込めば、エルフの転生が完全に契約されるんだ!その体の元の人間の魂を冥府へ送ることと引き換えにね」と恐ろしいことを言いだした。
キルシュが桜魔法でハヴァルを攻撃しながら、そんな事はさせないと言い放った。
すると、ハヴァルはサイコロを振り「2」を出すと、桜魔法を一瞬で跳ねのける。
それはダヴィドのダイス魔法だった。
ダイスが大きくなると威力を増す魔法だが、「2」でこの威力であるならば、これ以上大きくなったらと考えると、脅威を感じた。
するとハヴァルは突如「せいぜい頑張ってみなよ」と言い残すと、走り去っていった。
ミモザ達は呆然と見送ることしか出来なかった。
場面は変わり、ヤミ達が魔宮と現れた影の王宮を見ていた。
「あの向こうに空間魔法が広がってるってワケか」とヤミが呟いた。
「オレ達も行ってやろーじゃねぇか」というジャックでしたが、直後にエルフ達が降りてきた。
邪魔はさせないとヤミ達の元に向かってくると、ヤミ達も戦闘モードになった。
しかし、その人数にフィンラルがいない状況で相手をするのは厳しいと言ったその時、突如空間魔法が出現し敵を蹴散らした。
すると、アスタ達が「皆さんご無事ですかー!?」と叫んでいた。
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ブラッククローバー182話「セフィラの徒」感想!
今回はエルフ側の様子を中心に描かれていました。
三魔眼(サードアイ)が復活した事により、今後はさらに厳しい戦いが待ち受けているのだなと予感させられました。
同じマナから複製体を作り出すなど、転生魔法を応用しているような実験をエルフ側がしていたのには驚きました。
以前にアスタの事を気に入っていたサリーの研究だと言っていましたが、その本人がいなくても出来てしまう能力には目を見張りました。
また「憎悪」のファナに以前付いていたサラマンダーは、ファナがいない間にフエゴレオンについたので、ファナの元からはいなくなってしまっていたのには少し驚きました。
しかし、それでも十分強いと言っていたので、これでサラマンダーが付いていたらと考えると少し恐怖を覚えました。
また今回出てきた“セフィラの徒”はリヒト達を含むエルフ達で構成されていて、その中にユノも含まれていたは、少し意外でした。
エルフを完全に転生させるのと引き換えに元の人間の魂を冥府に送るとなると、その前に止めなければ打つ手がなくなってしまうのかなと思いました。
セフィラの徒の儀式を邪魔されないよう、エルフ達も一斉に攻撃を仕掛けてこようとしていましたが、その数にヤミもフィンラルなしだと厳しいなと感じていた時に、登場したアスタ達はタイミング良いなと思わざるを得ませんでした。
「皆さんご無事ですかー!?」の一言でアスタらしいなと感じてしましました。
黒の暴れ牛号でやってきていましたが、登場と同時にエルフ達を攻撃していたのには、少し笑えました。
けど、乗っているメンツはラックなど、戦力になるメンバーばかりなので、対エルフ戦を考えると、貴重な戦力が一遍に現れてくれて良かったなと思いました。
ブラッククローバー183話考察
遂に王国を使った魔法が全貌を現したという感じでした。
セフィラの徒のメンバーとして、リヒトをはじめエルフ達が揃っているので、台座に魔石を嵌め込ませないように阻止していかないといけないですね。
今後の戦いのカギとなるのは、やはりユノではないかと思います。
セフィラの徒のメンバーみたいですし、今後エルフ達が元の人間の人格を持つユノにどのような対処をするのか、楽しみにしたいと思います。
ライアが言っていた迎えを誰に行かせたのかも気になる所です。
やっとアスタ達が合流したので、今後の戦闘はアスタの剣をいかに使えるかにかかってくると思います。
冥府へ魂を送られる前に、元の人格を取り戻すことが出来るのか、今後のアスタ達の活躍を期待したいです。
次の展開も楽しみにしています。
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