食戟のソーマ【ネタバレ】291話「異能の料理人」
第2門の試験を突破した創真達の前に、BLUEの最高責任者である特等執行官が突如現れ、ノワールを指名し牛肉を使った料理を作らせます。彼女はチェーンソーのような道具を使い、肉の繊維に香辛料を埋め込むといった繊細な料理裁きを見せた所が前回までのお話でした。
彼女が作った料理は遠月学園で言う、スペシャリテ(必殺料理)に匹敵すると大泉は言います。「スペシャリテ」とは、その人物にしか作れない正に必殺料理を意味します。その上彼女は、ノワールの中でも「兵装料理の使い手」として、脚光を浴びてきた料理人。武器の様な道具を使いこなし、料理の味で彼女に対して反感を持っていた人間を魅了させてしまいます。
ざわつく雰囲気の中、今度はピエロの格好をしたノワールがまるでショーのように調理をします。鍋2つを合わせ球状にして、肉を中で高速回転させます。中には輻射加熱を含んだグリルが仕込まれており、圧力鍋で煮込んだかのような柔らかな肉を仕上げます。彼の必殺料理は、「見世物料理」。
次に現れたのはまたもやノワール。肉に数本の注射をして肉の血を抜いています。出汁や調味料に変えてしまう彼の必殺料理は、「血液料理」。
隣ではギロチンで肉を切っているノワールが。向こう側が透ける程の薄切り肉にカットしていく彼女の必殺料理は、「加虐残虐料理」。
独特な技で最高の味付けをする彼らの姿を見て、特等執行官は大満足の様子で彼らに合格を与えます。
そして、表の料理人には期待出来ないと言います。そんな執行官に、秘書のような女性が表の料理人の中にも異能を持った料理人がいる事を伝えます。その中には今まで出て来なかった田代やタクミ、そして司の姿が。
司はともかく、やっと田代やタクミが出てきました。彼らのパフォーマンスと料理が本当に楽しみです。創真は今回全然出てこなかったのですが、どうしたのでしょうか。