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約束のネバーランド【ネタバレ】第126話「鼎談」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】126話

足を負傷したドミニクも松葉杖で歩けるようになり
みんなに笑顔が戻り始める。

が、クリスは一向に目覚める気配がなく、
エマはずっと彼に付き添っていた。
そしてレイと共にノーマンの帰りを待つのであった。

暫くしてノーマンが無事に帰還する。

エマとレイは早速ノーマンと〝鼎談〟する。

そこで2人は初めて今回の計画の全貌を
ノーマンから聞かされるのであった。

ノーマンの説明の後、エマは一つの疑問を口にする。
それは「人間を食べなくても退化しない鬼」の存在についてであった。
と! ノーマンの様子が一変し、エマ達になぜ知っているのか問い返す。

2人からムジカの事を聞き終えたノーマンは―———————

「〝邪血の少女〟の一族はまだ生きていたのか・・・・」と、
驚愕の表情で呟くのであった———————————。

 

 

クリスとドミニク

「がんばれドミニクー!」
「がんばれ―—————!!」
小っちゃな子供達が声援を送る。

ドミニクは負傷した右足を松葉杖でかばいながら
ゆっくりと少しずつ着実に歩を進めて行く。

「大ケガしてたんだから無茶しちゃダメだからね!」
ギルダが気遣いながらも注意する。

「ところでクリスは?」オリバーが尋ねる。
「まだ目覚めてない。」ポーラが答える。

「長いな・・・」とザック。
「もうそろそろ目覚めてもいい頃なのにな。」

―————————同時刻、エマとレイは医務室にいた。
エマはクリスの手を握り締めている。
レイは枕元の壁に寄りかかってクリスを見守っていた。

「顔色はいい。脈も呼吸も落ち着いていて脳にも損傷はない。」
「大丈夫。じき目覚めるよ。」レイは優しく言う。

「うん・・・。」
エマはギュッとクリスの手を握りしめて
その寝顔を見つめ続けるのであった——————————。

 

 

今回の始まりは戦いで傷付いた子共達に焦点が当てられる。
ドミニクは徐々に回復し、松葉杖で歩き始めている。バンザイだ!
が・・・肝心のクリスがまだ眠ったままだ。

エマ達が命を賭けて持ってきた薬は確かに効いており、
クリスの顔色はとても良く、全てが良好なはずなのに・・・
何故か目が覚めないでいるのだ・・・・・。

どうして意識が戻らないのか・・・それは誰にも分からない・・・
が! エマの彼を想う「強い気持ち」は―———————
握り締めた手から十分にクリスに伝わっている筈である。

クリスは必ずその粒らで大きな瞳を開けて
とびっきりの笑顔をみんなに見せてくれると信じて前へと進もう。

 

 

憎しみの連鎖

「早くノーマンと話がしたい・・・。」エマが呟く。
「バーバラやシスロにヴィンセント。せっかく仲良くなれたのに・・・
鬼の話になった途端、憎しみ一色になるなんて・・・・」
エマは3人の獣の様な目や、憎しみのオーラを思い出して震える。

「怖かった・・・あの3人の憎しみの深さが怖かったの。」

エマは恐怖を噛みしめながら続ける。
「でも・・・『敵はみんな同じ』って・・・
それはムジカも? 何も知らない鬼の子供達も敵だっていうの?」

「それはおかしい・・・おかしいよ・・・!!」
エマは力の限り叫んでいた!

「・・・・ああ、エマのいう事は正しいよ。」
レイが淡々と語り始める。

「けど・・・
やられた当事者にとっちゃあ関係ない。
受けた苦しみは紛れもないもので
そんな当人に向かって「憎むな」なんてとても言える事じゃない。

みんな・・・
憎みだしたら止まらなくなってドンドン膨れ上がって・・・
どうしようもない〝憎しみの連鎖〟が出来上がっていく・・・。

これが「戦争」ってヤツなんだろうな。

相手への恐怖
自らの貧困
施政者の打算
互いの誤認―—————
「戦争」が始まる理由は様々だけど・・・・

そもそも相手の事を「思い遣る」余裕さえあれば、
誰もかれも殺しちまおうなんて思やしない。

そんな余裕がない切羽詰まったところに・・・
「憎しみの連鎖」が生まれちまったら・・・もう戦争は止まらない。

殺し合って、憎んで、また殺して、憎む・・・。

この流れがある限り「憎しみの連鎖」はなくならないんだ。
俺達人間でさえ何千年と同じことを繰り返して来たんだ。」
レイはそう言って口を閉じた。

どうにもならない・・・・?
それって・・・・本当にどうにもならないのかな?

(エマは右手をグッと握り締める。)

私は・・・
けど、私は・・・・

エマは思い切って口を開く。

「私は—————————。」

その時、外に歓声がドッと沸き起こる!

「ボスだ―———!」少年たちの陽気な声が響く。
「みんな、ボスが帰って来たぞ!」

「よし、行こう!」
エマとレイはノーマンへと走り出すのであった—————————!!

 

 

この章ではレイによって〝戦争の本質〟が語られる。

「憎しみの連鎖」こそが〝戦争〟であるということ。
始まりは何であってもそこに「憎しみの連鎖」が生まれると、
憎んで殺し合う事が永遠とループしていく・・・・。
その結果、戦争は止まらずにずっと繰り返されていること。

が、同時に「憎しみの連鎖」を断ち切る解決策も示される。
それは「人を思い遣る心」と「余裕」。

この2つが〝心の軸〟あれば状況が変わってくるに違いない。
もしかしたらエマもその事を言おうとしたのではないか?

お! でもノーマンが帰って来たようなので、
そちらに舞台を移すことにしよう。

 

 

鼎談1:ノーマンの策

「同盟は?」
帰って来たばかりのノーマンにヴィンセントが尋ねる。

「無事締結したよ。早速次の段階に移る。」
矢継ぎ早な会話を交わしながらノーマンは自室へ向かう。

と、部屋の前ではエマとレイが待ちうけていた。

「ノーマン、話があるの。」 エマは静かに口を開くのだった。

そして——————―——
ノーマン、エマとレイによる鼎談が始まった。

「で、話って?」 ノーマンは2人に訊く。

「まず、お前の〝策〟がどんなものなのか教えてほしい。」レイが言う。
「『誰一人失わずに鬼を滅ぼす』ってどうやるんだ?」

「もしかして〝内乱〟か?」

「そう! 君は話が早くていいね!」
そしてノーマンは計画について話し始める。

「仰せの通り内乱を起こして鬼同士で潰し合いをさせるんだよ。
その為に鬼と同盟を結んできたんだ。
〝鬼社会〟にも明確な身分階層があってね・・・
その中でも一番上の王家と五摂家と呼ばれる貴族―————
彼等がこの世界を支配し絶大な富と権力を誇っているんだ。

それに不満を持つ鬼達も中にはいるのさ。
まずはそいつらを使う。

(ノーマンは冷たい笑みを浮かべて続ける。)

同盟した鬼は〝ギーラン家元貴族〟だ。
700年前に王家と五摂家の策謀であらぬ罪をきせられてとり潰された旧名門。
人肉を食べられない身分に落とされ
歴史的には潰えてしまったことになっている鬼達だ。
彼等はこの700年間、隠れて復讐の機会を狙っていたんだ。

確かにリスクもある。
現に彼等も僕達に利用価値がなくなればとって食うつもりだろう。

でもそれはお互い様さ。
こちらも奴らの共倒れを狙っているし―—————
これはそもそもそういう駆け引きだ。

(エマとレイはノーマンを見つめる。)

でも大丈夫だよ。
復讐が叶うまで彼等は僕らに手を出して来ない。
復讐を遂げたいという強い執念に加えて
その時まで手を出せない〝もう一つの事情〟があるからね。

「?」 もう一つの事情?—————エマは考える。

まあ、上手くやれば食用児は誰も死なないし、
僕らだけで鬼と正面戦争を起こすよりも何百倍もリターンは大きいよ。

それに〝化かし合い〟なら僕は負けない。

「これは驕りでも自信過剰でもない―————〝覚悟〟なんだ!
必ず無血で僕らが勝つ!!」

ノーマンは2人に向かって強く宣言するのであった——————————―。

 

 

とうとうノーマン本人の口から「計画」の全貌が明かされる。
やはり彼は最初から鬼同士の潰し合いを狙っていたのだ!

いやぁ~・・・それにしても・・・・
王家に五摂家。
富と権力をめぐる策謀と裏切り。
そして執念の復讐・・・・って!

これは普通に〝人間の世界〟で起こっている事、
そう、歴史の映画やドラマ、書物などで
誰もが一度は見聞きしたことがある事ではなかろうか!!

それが〝鬼の世界〟で起こっているなんて!
これって実は・・・「鬼」の仮面を被った人間が演じているのでは・・・
と、一瞬変な錯覚に陥ってしまいそうだ。

 

 

鼎談2:邪血の少女

そうか・・・

ノーマンの計画の詳細を聞いたエマは考える。

鬼達を戦わせて共倒れしたところで「漁夫の利」を得る。
王と貴族が全てを支配している社会だからこそ
そこを壊せば全てが一気に崩れる。
王・貴族・社会・農園・・・・
それらを全部壊せば
鬼は退化し、その結果〝絶滅〟させれる。

それがノーマンの策略。

エマは顔を上げる。「でも・・・・ノーマン知ってる?」

「?」

「そうじゃない鬼もいるんだよ。」
「鬼の中には人を食べなくても退化しない鬼もいるって―———————。
その鬼達は新たに食べた物の影響を受けないと思う。」

(ノーマンが一瞬で凍り付く。)

「もしそういう鬼達がたくさんいたと仮定して
その鬼達がただ好きで人を食いたがっていたとしたら・・・」
レイがエマの後をうけて言う。

「ノーマンの作戦は土台からダメになる。」

と・・・・二人はノーマンの突然の異変に気付き言葉を飲み込む。

ノーマンは右手で顔を覆い愕然としていた。
指の間から見える目は激しい動揺、苦痛、驚愕などが入り混じっている。

「なぜ・・・なぜ2人がそれを知ってるの?」ノーマンが言葉を絞り出す。
「その話を一体どこで?」

エマとレイは森で出会ったムジカとソンジュの事を
レイに語って聞かせるのであった。

「・・・見た? 会ったて?」ノーマンは依然動揺している。
「エマ達は彼女に会ったの?」

「そんな・・・まさか・・・信じられない・・・」

「〝邪血の少女〟の一族はまだ生きていたのか・・・・」

ノーマンのその言葉が、
空間中をずっとずっと周り続けるのだった―———————————。

 

 

え? 何? なぜ?
〝人を食べなくても退化しない鬼〟の話をした途端の
ノーマンの異常なまでの反応は一体どういう事なのか?

その表情の変わり様に、何かの異常事態、想定外の事が起こったのでは?・・・・
と、読者の心もざわつかされてしまう・・・。超不安だ。

そしてラストに出てきた言葉・・・〝邪血の少女〟の一族!?・・・とは?

ムジカの存在がノーマンの計画を破綻させてしまうのだろうか?
それとも何か大きな問題や妨害因子となるのであろうか?

今この時点では状況を掴むことができない。
それは次週以降ノーマンの口から語られる筈である。

 

 

約束のネバーランド126話の感想

今回のテーマはズバリ〝鼎談〟(ていだん)!

ところでみなさんはこの〝鼎談〟の意味って知ってました?
「鼎談」とは〈3人が向かい合って話をすること、その話〉なのだ!

この「約束のネバーランド」には他にも結構難しい言い回しや単語が
頻繁に使われていてとても勉強になるマンガなのだ!

おっと! 話が脱線してしまったようだ。

もとのテーマに戻そう!
今回はノーマン、エマ、レイの〝鼎談〟でまとめられている。
が、その内容は異常に濃ゆいのである!
1.ノーマンの計画の全貌
2.鬼社会の成り立ちとシステム
3.〝邪血の少女〟の謎
が一気に語られていくのである。

しかもこの鼎談の前に、
エマとレイは〝戦争の本質〟についても
かなり深く話し合っているのだ。

これだけの情報量が滝のように読者の頭に流れ込んでくるのである。
かといって、優しくも繊細な絵柄と構図で決して疲れることもなく、
最後までサクッと読み進むことができるのである。

そして読み終えた後は―———————
哲学書か長編小説を読んだかの如く、
読者の心は〝心地よい達成感〟に包まれるのである。

そう、ここまでプロットが練り込まれた物語は他にはない!
このマンガをリアルタイムで読める喜びを噛み締めるばかりである。

さて来週!
ムジカの正体と真実が判明するのか?
ノーマンの異常なほどの狼狽の意味は何なのか?
そしてエマには「憎しみの連鎖」を破る術があるのだろうか?

読みどころ、見どころ満載で
アクションなしでも怒涛の如く盛り上がる
ノンストップの知的暴走ファンタジー!!

次回も胸のワクワクが止まらない! 乞うご期待あれ!?

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