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鬼舞辻無惨と耳飾りの剣士、生と死の狭間で

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「鬼滅の刃」において圧倒的な強さと残酷さ持ち、すべてを恐怖と圧力で支配する絶対的な悪の象徴が鬼舞辻無惨である。

しかしそんな鬼舞辻をして、生涯残る「トラウマ」となり、死の恐怖へと追い詰めたのが「耳飾りの剣士」である。

今回はこのトラウマの原因となった「耳飾りの剣士が過去にどうやって鬼舞辻無惨を追い詰めたのか」を考察していこうと思う。

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[耳飾りの剣士の残像]

それでは「耳飾りの剣士」の登場場面を振り返っていこう。やはり一番記憶に残るのが主人公である竈門炭次郎が浅草で初めて鬼舞辻無惨に遭遇したシーンである。

その時、無惨の脳裡には———彼が地面に仰向けに倒れ込み、その上で日輪刀を持ち、今にも無惨に止めを刺そうと身構えている「耳飾りの剣士」の鬼のような形相の姿が浮かび上がるのである。

第13話(単行本2巻)より
       
その時の無惨のゾワッと総毛立つ恐怖と憎悪の入り混じった感覚は尋常ではない。
実は鬼舞辻が追い詰められている場面は後にも先にもこの場面しかなく、それだけこの出来事が無惨の心に深く計り知れない傷跡を残したものと推察できる。

その後、関係する場面としては上弦の鬼達が、無惨から受け継いだ「細胞の記憶」として、「耳飾りの剣士」の幻を視るシーンが度々登場する。上弦の陸・堕姫しかり、上弦の伍・半天狗の分裂体、積怒しかりである。

それぞれ第81話(単行本10巻) 第113話より

[鬼舞辻無惨と耳飾りの宿命]

そもそもなぜ、鬼舞辻無惨は剣士に追い詰められることになったのか? それを深く理解するために、ここでもう一度、鬼舞辻無惨と耳飾りの剣士との関係性を振り返ってみよう。

そうするには遥か昔、神話の時代にまで遡る必要がある。

この世が誕生して間もない頃、地上に降りて〝国生み〟を始めた夫婦神イザナキとイザナミ。

彼らから生まれたのがアマテラス、ツクヨミ、スサノオの3人の神々である。

アマテラスは太陽の神で「日の光」の象徴であり、ツクヨミは「夜と月」の神である。そしてスサノオは海に関係している。

ここで注目したいのが「日の呼吸」を使い、「太陽の耳飾り」を付けている剣士は明らかにアマテラスの力をひそかに受け継ぎ継承してきた一族ではないかという事だ。

そして鬼舞辻無惨は「産屋敷一族」に属し、「夜」と「月」の神であり、「死」(ツクヨミ=黄泉の国=死のことから)を司るツクヨミノミコトの末裔ではないかと考えられる。

過去にアマテラスとツクヨミは仲違いし、それにより世界は「昼」と「夜」に分かれてしまったという伝説が残っていることからも、鬼舞辻の一族と耳飾りの一族の間には古くからの対立関係が生まれていたとしても何ら不思議ではない。

[鬼舞辻無惨、死の淵を見る]

では、今までの手掛かりと考察をもとに、新たな物語を創造してみよう。

————時は江戸時代の始めへと遡る。
神話の時代のツクヨミノミコトの末裔で、特殊な力を継承してきた「産屋敷一族」の一人である鬼舞辻無惨は、若くして死を迎える運命であったが、あまりの「生」への執着から一族の禁を犯して「鬼」と化し、その一族から追われる身となっていた。

一方、アマテラスの末裔で、「日の呼吸」の開祖である「耳飾りの剣士」も、ツクヨミの一族で「鬼」と化した鬼舞辻無惨を追って日本中を放浪していた。

鬼舞辻はまだ十二鬼月を生み出す前の状態で、自分の力で「青い彼岸花」を探して、彼も日本中を駆け巡っていたのだ。

放浪の末、剣士はとうとう「鬼舞辻無惨」の行方を知ることに成功する。無惨が人を気ままに「鬼」にして研究するために、夜な夜なある遊郭近辺に現れるという情報を掴んだのだ。

毎夜ひそかに建物の影に隠れて張り込む耳飾りの剣士。
と、「にいちゃ、ここで何してんの?」横からチョコチョコと5歳くらいの可愛らしい女の子が親しげに話しかけてくる。

どうやら、遊郭で働いている女郎の子らしい。「人を待っているのだ。」剣士は答える。
「夜も遅いし、危ないから出歩いてはだめだ。」ときつく叱って家の中へと返す。
そんな出来事があった以外は、静かな夜と時間がスルスルと流れていくのであった———。

その後、1週間ほど過ぎたころ……
フッと通路の奥から一人の若者が唐突に現れた。

剣士は目を細める。「奴か。」

人間狩りに来ていた鬼舞辻無惨も異様な気配に瞬時に気付く。

「誰ぞ?」無惨が物陰に向かって叫ぶ。
「お主、鬼舞辻無惨だな。」ユラリと剣士が姿を現す。

「それならどうする!」言うが早いか無惨の鋭い爪が剣士を襲う。
キン! 剣士は難なくそれを弾き返し、日輪刀を構え直す。

と、無惨の目に「耳飾り」が映る。
「お前は……アマテラスの……!?」前に無惨はかつて自分の一族だった者から、自分達とは全く真逆の力を持つ一族が存在しているという話を聞いたことがあった。

日の呼吸・壱の型    〝赤日怒涛〟

有無を言わさぬ剣士の刃が頭上に降り注ぎ、その激しさに無惨は思わずのけぞる。
なんだ…この攻撃は……。 見えぬ。 まったく見えぬ。

弐の型   〝烈日乱舞〟

さらなる攻撃が無惨を襲い、思わず仰向けに地面に倒れる。
ダメだ。 受けきれぬ。 私は何も攻撃できないままやられる……。

「死」 無惨は初めてそれを恐怖した。
「死」 無惨は初めてそれを覚悟した。
「無」 無惨は剣士を激しく憎悪した。

「!?」—————その時—————
「おにいちゃん!」 可愛らしいあの女の子が不意に剣士の斜め後ろから現れた!

ズズズズッ。 刹那、無惨は腕を伸ばして女の子を襲う。

「危ない!」 剣士は振り向き、一閃。 彼女の心臓ギリギリで無惨の腕を斬り落とす。
返す刀でそのまま無惨へと刀を振り下ろす!

が…………そこにはもう鬼舞辻無惨の姿はなかったのであった。

こうやって、鬼舞辻無惨は「死」と「恐怖」から無事、逃げおおせたのだった。

その後、鬼舞辻無惨は二度と「耳飾りの剣士」に見つかることはなかった。

必ず「青い彼岸花」を見つけて、完全な神をも凌ぐ力を手に入れて、この借りは返すぞ。
こうやって鬼舞辻無惨はこの恐怖と屈辱の記憶を〝細胞深く〟にまで刻み込んだのであった………。

[終わりに]

今回は鬼舞辻無惨の唯一の敗北といえる耳飾りの剣士との闘いにスポットを当ててみたが、
それにしても「日の呼吸」の開祖の圧倒的な強さはどうだ! 無惨は反撃する事さえできなかったではないか。

そうなると、「日の呼吸」の伝承者である竈門炭次郎も、いずれはそれに匹敵する力を持って、鬼舞辻無惨の前に立ちはだかるはずである。

そんな姿を、そんな日を楽しみに待ちながら今回の考察を終えたいと思う。
そしてこの記事が、皆さんそれぞれの「鬼舞辻無惨の追い詰められた状況」を想像していただく一つのキッカケとなってくれれば嬉しい限りです。

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