最新まんがのネタバレ あらすじ 【女子部 ※男子歓迎】| 鬼滅の刃、ワンピースなど 無料で読もう

MANGAワン

週刊少年ジャンプ

約束のネバーランド第107話ネタバレと感想!「反吐が出る」

投稿日:

ユウゴとルーカスはシェルターに引き返して、敵を倒すことをエマ達に告げる。
エマは彼等の「後から行く」という言葉を信じて、先へと向かって進むのであった。

シェルターに戻ったユウゴとルーカス。
その時ユウゴは少年の頃、初めてこのシェルターに来たことを思い出していた。
そして昔を回想しながらも、「刺し違えてでもエマ達は守る」という覚悟を新たにするのであった。

ユウゴとルーカスは、シェルターを探索中のアンドリュー達特殊部隊を手玉に取り、着々と一人ずつし止めていく。
囮をばら撒き、盲点を突き、背後からそっと忍び寄って・・・確実に敵を倒していくのだ。

その2人の鉄壁のチームワークは昔からの親友としての賜物であった。

疾風の如く敵を倒すユウゴの頭の中には——————エマをはじめとする子供達みんなの顔が現れていた。

「ここで必ずテメェらを食い止める!!」

ユウゴとルーカスは、心の中で大きく叫びながら敵へと向かって行くのだった。

約束のネバーランド【ネタバレ】107話「反吐が出る」

[st_af id="668"]

1.2人の決意

エマ達と別れたユウゴとルーカスは、再びシェルターへと足を踏み入れていた。
「初めてここに入った時を思い出すな。」
ユウゴは、むかし少年だった頃・・・逃げ延びた仲間たちと初めてここを訪れた時を思い出していた。

「思えば元凶は〝ラートリー家〟だ。」
ルーカスが言い切る。
「やっとブッとばせるな。」

「シェルターで死ぬなら悪くねぇ。」
ユウゴが力強くルーカスに答える。
「行くぞ、たとえ刺し違えてもエマ達には手はださせねぇ。」

2人は強い決意を胸に、敵へと向かうのであった。

全ての原因である〝ラートリー家〟を潰すため、エマ達を守るため、
2人はやはり死を覚悟でシェルターへと戻ってきたのだ。

そう、ユウゴとルーカス2人の「戦い」はずっと続いていたのだ。
それは〝ラートリー家〟を倒してこそ終わりを迎えることができるのである。
2人は全てに決着をつけるため、このシェルターへと戻ったのだ!

頼むよユウゴ、お願いだルーカス、命を粗末にせず生きてくれ!!
読者はそう願わずにはいられない筈である。

2.返り討ち

「地上班、モニター室、応答しろ。」
言い知れぬ異変を感じ取ったアンドリューは連絡を取ろうするが応答がない・・・・・・。

やつらにやられた?
それとも既に逃げたのか?
予定外だ・・・

アンドリューの頭にわずかな不安がよぎる。

「確認します。」
連絡が取れた部下たちが各部屋を探索に回る。

バッ!!  部下の一人がモニターが並ぶ部屋の扉をあけ放つ。
「モニター室誰もいません。」

が! ギイィ 彼が開け放った扉の影から・・・・ユウゴの鋭い眼光が・・・!!

プッ

「オイ」 アンドリューが突然途絶えた通信に訝る。

「よォ諸君、聞こえるか。」
アンドリューをはじめ、残りの隊員の顔色が変わる。

「既に3人始末した。テメーらは今日ここで死ぬ。」
ユウゴが通信機越しに語りだす。

「殺せるもんなら殺してみろよ。 返り討ちにしてやる。」
シェルターに、ユウゴの不敵な声が響き渡るのであった——————。

凄い!! まるで映画で見た冷酷非情な殺し屋のような鮮やかさで、敵を一人ずつ倒していく
ユウゴとルーカス。 見事な手際である。

これならいける!
敵を殲滅して、2人とも生きてここから脱出できる!!

新たな強い希望がさらに湧き出した事で、少しホッと胸をなで下ろして——————
いやいや、まだ戦闘中だ! 早く次へと読み進もう。

3.追いつ追われつ

「総員コード3だ。周波数を変えろ。」
残り4人の部下にアンドリューの指示が飛ぶ。

まだ中にいる。何人だ?
今の声の男は恐らく囮。 トン
囮であろうと殺さねば。他を追うのはその後・・・  トン トン

アンドリューはライフルを指先でタップしながらめまぐるしく思考する。

なにも問題はない。
シェルターさえ奪えば何とでもなる。
そして一匹たりとも逃がさずに殺す。

「中にいる奴をまず始末する。」
アンドリューは引き続き、他の隊員に冷静に語り掛ける。

こちらの装備は奪われている可能性が高い。
全員マスクを装着しろ。
そして撃ちぬくなら頭部だ。

「いいか、一人も討ち漏らすな。」 「ハッ。」

「あと5人・・・、さあ来い。」
ズガガガガガ・・・・ ルーカスが廊下でマシンガンを連射する。
(僕はここだ!!)

「南廊下です、人数は不明。」銃声を聞きつけた一人の隊員が報告する。
「見え見えの罠だ。我々の到着を待て。」とアンドリュー。

「了解。」(その背後からはユウゴが—————。)

キュン、 ドサッ。  一つの銃声。 倒れる物音。

「あと4人。」
ユウゴが振り返る。

と、後ろからアンドリューが迫りくる。
ガガガガガ。 逃げるユウゴを銃弾が追いかける!

アンドリューの標準がユウゴの後頭部にロックオンする。
ヒュッ。 彼が銃弾を放った瞬間―———————

ユウゴは通路の横の〝隠し口〟へと身を滑らせていたのだった。

一見冷静そうなアンドリューだが・・・・じつは超焦っている事がゆびのタップでよく分かる。
そう、あのせわしなく動く指先・・・・サイコな指先・・・・・・、
この行為は、彼にとっては「鎮静剤」的な効果を、その心に与えているに違いない!

それにしても、ユウゴとルーカス! 2人のコンビネーションの鉄壁さはどうだ!!

着々と敵を倒していく姿に、ますます心強さを感じてしまう!
これならホントにいけるぞ!

と、思った矢先、敵もさるもの。 アンドリューが後ろから迫る!?

兎にも角にもその先を読もう!

4.オモチャじゃねぇ!

タン! 隠し通路に飛び込んだユウゴはその勢いのまま、前へと駆けぬける。
ガガガガガガガガ・・・・・・・!!
ルーカスが横の壁からすぐさま援護の銃弾をユウゴの後ろへ浴びせまくる!!

2人は攻撃とダッシュを交互に繰り返し、追っ手から逃げていく。
ユウゴとルーカスの息はピタリと揃い、まるでお互いの分身のようである。

その時、2人の脳裡には———————
遠い昔、少年時代の思い出がよみがえっていた。

2人で他愛もないケンカをしたこと。
鬼ごっこでペアになって、みんなを捕まえたこと。
ひとりの少女へ想い迷うユウゴに告白をけしかけるルーカス。
みんなで農園から〝逃げよう〟と決断したこと・・・・

と! 前方に敵の影が・・・・・・!?
「早い! もう回りこまれた!!」 ルーカスが気付くが早いか―—————

ドンッ ユウゴの銃弾が敵の眉間を一発で打ち抜いていた!!

こちとら13年、鬼を相手に一人で生きてきたんだ。
それまでの何もかもが・・・・全部反吐が出る。
ユウゴが心の中で思いを吐露する。

「俺達の人生はてめぇらの道具(オモチャ)じゃねえ!!」

一度全てを失ったが——————
エマと出会ってもう一度仲間を手に入れるることができたんだ!
そう何度も奪われてたまるか!!

「あと3人・・・・ここでてめぇらを食い止める!!」

ユウゴとルーカスは、強い決意を胸にアンドリューら敵へと銃を構え直すのだった。

ここで今まであまり語られなかったユウゴとルーカス、2人の過去が紐解かれる。
これは・・・・今で言うエマやノーマンとレイの関係そのものではないか!

そりゃ2人の〝絆〟が強烈に強い筈である!

ユウゴとルーカスの——————
仲間を失い続けた深い哀しみと、今まで虐げられてきたどす黒い怒りが大爆するのである!

そして新しく得た、かけがえのない仲間達のために、
全ての〝負の連鎖〟を・・・・今、断ち切ろうとしているのである!

日本全国の読者は、この2人の熱い「想い」を全力で応援するはずである!!

[st_af id="670"]

約束のネバーランド108話考察

今回の「約束のネバーランド」は最初っから最後まで一貫した緊迫感と銃撃戦が繰り広げられる・・・・・・
まるでハリウッドの大作「アクション映画」なのだ!!

そこにはSFも、ファンタジーも、子供たちの成長物語も入る余地がない。

そこにあるのはユウゴとルーカス2人の想い。
それは、一度失い、もう2度と手には入らないとあきらめていた〝かけがえのない仲間〟にたいする想いで、
〝エマ達を守り抜く〟ただそれだけの想いでもあるのだ!!

そのなにものにも負けぬ激しく強い想いだけが今の彼らを動かし、
今まで蓄積されてきた「哀しみ」と「怒り」の全てを大爆発させられるのである!!

彼等はこの戦いが終わることで、長かった過去の呪縛からやっと解き放たれるのである!!

ユウゴとルーカス、2の大き過ぎる重荷を早く降ろしてもらいたい!
読者もそうなることを全員心から待ち望んでいるのだ。

そして来週——————
ユウゴとルーカスが敵を倒して、シェルターを無事脱出し、エマ達に合流する。
そんなハッピーで嬉しい場面を楽しく想像しながら、ゆっくりと1週間を待とうではないか!!

大丈夫! 心配ない!! ユウゴとルーカスならぜ絶対に笑顔でこう言うはずだから―———————

「俺達に、エマが作る〝新しい世界〟とやらを見せてくれよ。」と!!

スポンサーリンク

-週刊少年ジャンプ
-

Copyright© MANGAワン , 2024 All Rights Reserved.