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ゴールデンカムイ175話のネタバレと感想!「MayuでUkaする5秒前!」

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ゴールデンカムイ174話あらすじ

土方を助けるために氷上での取引に向かった門倉とキラウシ。

氷上で待つ関谷の前に現れたのは、門倉一人だった。

丸腰であるかの確認のため関谷に言われるがままに服を脱ぐ門倉だったが、その尻にはキラウシから借りたマキリが挟まっていた。

隠し持っていたマキリはすぐに関谷に看破され、関谷の逃走を許してしまう門倉だったが、それは門倉とキラウシの計画の内であった。

関谷の逃走方向にはキラウシが待ち構えていたのである。

計画は順調に進むかと思われたが、逃走する関谷の目の前に牛山が現れ、関谷を取り逃がしてしまう。

現れた牛山は飲まされていた毒物「チョウセンアサガオ」の効果が切れており、以前のような意識の混濁は見られなかった。

計画を台無しにされた門倉が「なんて大誤算だ・・・・ついてねぇ!」と叫んだところから

「ゴールデンカムイ175話  繭」 始まります。

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ゴールデンカムイ175話のネタバレ

『ごめんよオベンチョ 僕を許してくれぇ』

関谷に逃げられた門倉は、突如として現れた牛山に驚きながらも氷から牛山をひっぱり上げた。

牛山に土方の行方を聞く門倉だったが、牛山の答えは「わからん 気がついたら氷から顔を出していた」というものだった。

どうやら牛山は女郎に精力剤だといわれて、チョウセンアサガオの毒物の飲んだようだ。

(関谷が前に言っていた牛山は土方を助けるために毒を飲んだというのは嘘だったようですね・・・)

その時、氷からひっぱり上げられた牛山の背広から白い繭が転がり落ちた。

その白い繭が名探偵門倉の目に留まった。

「これは土方さんの目撃現場にもあった白い繭・・・」

「行方不明だった牛山さんの背広からも出てくるということは・・・」

「謎は深まった!!」

名探偵門倉は裸にコートのみという格好でドヤ顔をするが、キラウシから「蚕の繭だろそれ」とあっさり突っ込まれる。

キラウシは続けて、蚕の繭は牛山が捕まっていた場所で偶然入ったもので、しかもこの時期は蚕業の時期ではないため建物に誰もいないところもあると言う。

「それだぁ!」

「点と点がひとつの線に結ばれた!!」

「カイコの糸だけにッ!!」

キラウシによると近くで蚕業の農家は二箇所しかないらしく、それを聞いた門倉は手分けして関谷を捕らえることにする。

『門倉の凶運』

分かれて関谷を追う事にした結果、当たりを引いたのは門倉だった。
キラウシから蚕業農家の場所を聞いた門倉はさっそく関谷を発見し、持っていた短刀を突きつけながら土方のところへ案内するように迫る。

そんな門倉が案内された先には一つの機械があった。

その機械は「繭種雌雄鑑別器」というもので、繭の重さで雄か雌かを判別するものだった。

関谷によると、ここはただの蚕業農家ではなく、「繭種製造所」といって蚕の品種改良や、卵を大量に作って販売する施設だという。

しかし、この「繭種雌雄鑑別器」よりも繭に穴を開けてサナギの雌雄を確認するほうが効率がよかったのか、あまり普及しなかったとか。

土方のいる場所は十個以上ある部屋のどこかに埋まっているとのことで、関谷は門倉に試練を与えるよいう。

その試練とは「繭種雌雄鑑別器」に置かれた繭の中に毒物をいれてのロシアンルーレットだった。

「俺が毒を引けば土方さんの埋められている部屋を死ぬ前に教える」

「あんたが毒を引いたら、俺が土方さんを助けると約束しよう」

そういう関谷の太ももに容赦なく門倉の短刀が突き立てられる。

「土方さんはッ  どこにいるんだぁ!!」

太ももに短刀が突き立てられようが、関谷は態度を緩めず、残り時間が無いことを門倉に言う。

「門倉さん あんたの行く道が正しければ 運命は俺なんかじゃなくてあんたを生かすはずだ」

そう言う関谷に対して、門倉は刺青人皮にも金塊にも興味はなく、それに群がる俺達が狙いだったのかと軽く引いてる様子。

(関谷の行動原理はこの試練と呼ぶ命をかけた運試しなんだ・・・)

(俺はこういう時、絶対にハズレを引く星の下に生まれた!!)

(たとえこの中の毒が一個だとしても俺は引く自身がある!)

(でも・・・ そうだとしても俺の命と引き換えに土方さんが生きるのなら・・・)

心の内でそう言った門倉は、毒を飲んだのだった。

『毒をもって毒を制す』

門倉と関谷は「試練」という命がけの運試しのために毒が入っているかもしれない、丸薬を飲んでいた。

効果が出るまでの間、関谷は己の過去を語りだした。

関谷の過去とは、ある日曜日の朝のこと、幼い娘と家に帰る途中だった関谷を落雷が襲った。

関谷自身は意識を失うだけだったが、隣を歩いていた娘は頭と足の先が弾けて倒れていたという。

「どうして娘が選ばれたのか・・・」

「どうして俺じゃなかったのか」

「運とは神の意思なのか・・・ 俺のような人間を生き残らせるということは神など存在しないのではないか」

(この時の関谷の回想で協会が出てくるあたり、関谷はキリスト教徒であり、日曜日のミサでお祈りをした後で落雷にあったのかもしれません・・・)

ここまで話した関谷だったが、聞いているほうの門倉は下を向いて大粒の汗を流していた。

「10分で効きだしたということは、トリカブトだな」

トリカブトにより話す事もままならない門倉がなんとか搾り出した言葉は「約束は守れよ・・・ 土方さんを・・・」だった。

「今すぐ掘り起こす」と席を立つ関谷に門倉は続けて「俺は死ぬまで・・ どのくらいかかる?」と聞く。

関谷の答えは「数時間苦しむ」だった。

「冗談じゃねぇや」

関谷が去った後、門倉がとった行動は毒をさらに飲むことだった。

「土方さん申し訳ないです お供できるのはここまでです」

一方で、土方の棺を掘り起こす関谷は、土方歳三はまだ使えると言って、フグ毒が効いているうちに移動させようとしていた。

「次はあのアイヌか牛山にもう一度試練を与えるか」

そう言った関谷は次の瞬間、土方に首をつかまれていた。

土方が息を吹き返したのは訳がある。

トリカブトとフグ毒のテトロドキシンには拮抗作用があり、お互いの毒の効果を抑え合うのであった。

土方は意識が薄れる中、フグ毒の致死量を下回るだけのトリカブトを密かに意図的に飲んでいたのだ。

先ほど門倉が苦しみから逃れるために追加で飲んだ丸薬は偶然にもフグ毒であった。

門倉は幸運にも、ちょうど絶妙に拮抗し続けて体内から同時に消える量のフグ毒を追加で飲んでいたのであった。

息を吹き返した土方は、関谷を追い詰めると、近くにあった包丁を手にとり、関谷に止めを刺した。

「若い頃に薬売りをやっていた経験が役に立つとはな・・・」

「この時代を生き抜くには運だけでは事足りん」

一方で門倉がケロリと起き上がったところで今回はここまで!

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ゴールデンカムイ176話考察

見事に関谷を倒した土方、石田散薬の経験ですね!

門倉の凶運がこんな形で発揮されるとは・・・

次回はアシリパ達の脱獄大作戦の進捗があるのでしょうか?

杉元の動向も気になるところ・・・

次回も見逃せませんね!

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