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ゴールデンカムイ【ネタバレ】183話「オオカミに追いつく」感想

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亜港監獄を脱獄したソフィアと合流したキロランケ達はニヴフ民族の漁師に成りすまして、計画通りに流氷を渡っていた。

監獄の看守達は、逃げだした囚人達を追うが、流氷の上にはニヴフ民族しかおらず、キロランケ達がいない、町の方へ逃げた囚人を追いかけていく。

流氷を渡りながら、アシリパはソフィアに父の昔の話を聞き、ウイルクが少数民族で構成された、樺太・北海道を含めた極東連邦国家という理想を聞く。

 

一方で、杉元達は脱獄直後である亜港監獄に到着する。

そこでキロランケによって囚人が逃がされたことを知る。

リュウの鼻が活躍し、キロランケ達は流氷の上を逃げていることが分かり、さらに追いかけようとするが、突如アムールトラが出現し、月島と谷垣が発砲してしまう。

その銃声を離れた距離にいる、尾形が耳にしていた。

 

ゴールデンカムイ183話「狼に追いつく」始まります。

 

ゴールデンカムイ【ネタバレ】183話「オオカミに追いつく」

『アシリパ、狼との追憶』

 

ソフィアから父の話を聞いたアシリパは、過去を思い出していた。

それはアシリパと父が熊狩りをしていた記憶だった。

二人の前には、母熊と小熊がおり、アシリパは小熊をコタンにつれて帰りたいというが、ウイルクに止められる。

ウイルクによるとコタンで育てるには小熊は大きくなりすぎているとのこと。

 

「残酷だと思うか?アシリパ  あの親子は私達の血と肉になって私達の生命に置き換わる」

「小熊も貴重な食料だ 残酷だからと迷えば・・・ 私達は飢えてしまう」

「間違った情けや、優しさは弱さにもなるんだ」

「弱いものは負けて食われる」

 

父のことを思い出していたアシリパにキロランケから声がかかる。

アシリパが声の方向を見ると四頭のオオカミがいた。

 

「ウイルクはオオカミが好きだったわ 『純粋で美しい』と・・・」

そういったのはソフィアであり、さらに話を続ける。

 

「ある夜・・・ 私達は秘密警察に追われ、森へ逃げ込んだわ」

「仲間の一人が重傷で一歩も動けなかったの」

「仲間は意識を失い私達は足止めとなった。」

「追ってが近くまで迫り、うめき声が届きそうになったとき・・・」

 

追っ手が迫るなか、ウイルクは重傷の仲間に止めを刺した。

 

「いずれにしても仲間は助かりそうになかったし、私達はかろうじて見つからずにすんだ」

そういうウイルクに対して、ソフィアは「もし私ならぐるぐる迷い悩み抜いた末に同じ決断にたどりついたかもしれない」

「でも、ウイルクはその答えまで最短経路で動ける人だった」

 

 

「おれもそんなウイルクを心から信用して愛していたよ」

 

ソフィアの話に加わったのはキロランケであった。

ソフィアとキロランケはウイルクの名前の由来について聞くが、二人は知らない様子。

アシリパは昔に父の名前の由来を聞いたとのことだが、思い出せていない。

 

「ウイルクにまだ名前がついていなかった頃・・・」

話を始めたのはソフィアだった。

「村の近くの森に弱ったオオカミを見つけた」

「森へ毎日見に行ったそうよ やがてオオカミは遠吠えをするようになり、遠吠えが彼に応える」

「彼はきっと群れに戻りたいのだ 一匹オオカミになったのも、何か病気など欠陥があったのだと分かったそうよ」

「やがて群れが 彼を迎えにやってきた・・・・」

「しかし群れは彼を殺した 群れの中では役目がないと判断したのだ」

「オオカミの群れはそれぞれに役割分担があり、誰かが足を引っ張れば群れは飢えたり、他の群れに敗北する」

「オオカミは合理的で自分達が生き残るために、余分な優しさがそぎ落とされている」

「無駄の無い機能的な美しさをオオカミの生き様に感じた」

 

「あんな生き物になりたくて 屍から剥いだ毛皮をかぶって走りまわった」

「ポーランド人の父親がその様子を見て・・・ 彼の名前が決まったそうよ」

「ウイルクはポーランド語で『オオカミ』という意味だそうだ」

 

ここまで話を聞いたアシリパは父に母のことを聞いた時のことを思い出していた。

父との会話を思い出すと、父は母にウイルクという名前がついたどうやってついたのか話したとのこと。

それによりウイルクはアシリパの母からアイヌ語の名前をつけてくれたという。

 

『ホロケウオシコニ』

 

ホロケウオシコニとは「オオカミに追いつく」という意味である。

父から誰にも教えてはいけないといった言葉と共に、アシリパは過去に見た刺青人皮のことを思い出した。

囚人の刺青には模様だけではなく、漢字も彫られていた。

囚人たちの刺青には漢字がかかれており、その全てが身体の中心線で途切れている。

 

 

「・・・・・あっ!」

 

アシリパが何かに気付いたところで、今回はここまで!

 

ゴールデンカムイ184話の考察

『次回184話はどうなるのか??』

アシリパが何に気付いたのでしょうか?

杉元も犬ゾリに乗っている辺りで何かに気付いたようですが・・・。

次回も見逃せませんね!

 

 

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