チェンソーマン『ネタバレ』
3話『東京到着』
東京の雑踏
マキマから好きな男のタイプを聞き、デンジみたいな人と言われたことを思いだしデレるデンジ。隣にいるはずのマキマに自分も好きだと話しかけるが、マキマは隣にいなかった。マキマが呼ぶ方を見るとデビルハンターの東京本部があった。
デビルハンター東京本部
東京には民間も含めてデビルハンターが千人以上いて、公安は有休が多くて福利厚生が一番いいとマキマはデンジに説明する。デンジはマキマの話を聞かずに心の中で、マキマが自分が好きだから一緒に仕事をしていくうちにいずれ恋人になり、恋人になったらエッチな行為もできると考えていた。マキマに呼びかけられ現実に戻るデンジは制服を渡され、着替えたら同僚に会わせてくれると言われた。着替えたデンジは刀を背負った黒髪でイケメンな男に会わされた。彼の名前は早川アキ。デンジよりも3年先輩である。デンジはマキマに今日は早川についていくことを命令された。デンジはマキマと一緒に仕事すると思っていたが、早川にマキマとは格が違うと否定され、ヤダーっとマキマに駄々をこねるが早川に首根っこをつかまれて、無理矢理見回りに連れていかれた。マキマはそんなデンジを見て、働きぶりが良ければ一緒に仕事ができるから頑張ってと声をかけた。
東京の雑踏
多くの人々が行き交う中を歩くデンジと早川。デンジは早川にマキマに男がいるか質問するが、早川は無視して歩き続けた。何度かデンジが早川に呼びかけると、早川がちょっとこいと言い、路地裏に連れていかれた。路地裏に入ると早川はデンジの顔面を殴り、腹を蹴り上げてデンジをぶっ飛ばす。早川はタバコを吸いながら、デンジに仕事を辞めろということと明日また来たらボコることを話した。デンジがなんでそんなことを言うか尋ねると、早川はそれが優しさだと答えた。軽い気持ちで仕事するヤツは死ぬ、早川の同僚も給料だけ見てデビルハンターになったやつは全員悪魔に殺された、生きてるヤツはみんな根っこに信念があるヤツだけだったと早川は語った。早川はデンジにマキマ目当てでデビルハンターになったのかを問うと、デンジはピンポーンと答えた。早川は殴って正解だったと言い、吸っていたタバコを倒れているデンジの胸の上に捨てて唾をはいた。早川はデンジが悪魔にビビって逃げたとマキマに報告すると言ってその場を立ち去ろうとした。早川がもう一本煙草を吸おうとしたところで、デンジがいきなり立ち上がり、早川の股関を蹴り上げた。早川は優しい人だ、俺は男と喧嘩するときは股関しか狙わないと言いながら、倒れた早川の股関を狙いさらに何度も蹴り続けた。しばらくして一息をつき、俺ははじめてうどんとフランクフルトを食べた、はじめて人並みの扱いをされてメシを食べさせてもらって、俺にとっては夢みたいな生活だ、俺は軽~い気持ちでデビルハンターになったけど、この生活を続けるなら死んでもいいとデンジは語った。デンジは少し考え、自分だけの命ではないので死んでもいいといったことは訂正した。早川は起き上がり、デンジに体当たりをして顔面に殴りかかり、デンジは反撃でまた股関を蹴った。早川はマキマがデンジみたいなチンピラが好きになっていい人間ではないと言うと、デンジに早川もマキマが好きなだけじゃないかと言い返された。股関の玉ばかり狙われたダメージに耐えきれなくった早川は地面に倒れこんでしまった。デンジは早川を倒してしまったことをやばいと感じていた。
デビルハンター東京本部
早川を肩を抱えてデンジはマキマのもとに戻ってきて、早川が金玉の悪魔に玉を襲われたと報告するが、早川は嘘だと言った。マキマは二人に仲良くできそうかと質問すると、デンジは全然仲良くできない、早川はデンジがクズだと答えるが、マキマは仲良くできそうでよかったと解釈した。マキマはデンジに早川の部隊に入るように命令する。早川の部隊はめんどくさいのが多くてこれ以上変なやつが増えるのを早川は嫌がったが、マキマは早川の部隊は他では見ないような実験的な体制で動かすように作ったと言った。あくびをするデンジを見て早川はデンジが何者かをマキマに尋ねると、人間だけど悪魔になれると答えた。すごいだろうと自慢するデンジを受け流しながら、早川は噂半分でしか聞いたことがないので本当の話かをマキマに尋ねると、デンジは特別だから特別な対応で扱うことになったとマキマは答えた。公安を辞職したり違反行動があった場合、デンジは悪魔として処分されるとマキマは話した。どういう意味かをデンジがマキマに尋ねると、死ぬまで一緒に働こうって事とマキマは答えた。
東京の雑踏
早川は歩きながら、デンジを見張るために一緒に住むことになったこと、デンジがどっかに逃げたら殺してもいいと言われていることをデンジに話した。デンジはマキマが悪い人なのかを早川に尋ねると、そう思うならマキマを諦めるように言われた。早川達はデビルハンターだから、悪魔であるデンジが殺されないだけでも感謝するように早川は言った。デンジがマキマがいい人なのかを早川に尋ねると、早川の命の恩人であるのでいい人に決まっていると答えた。マキマに抱き締められたことを思い出すデンジはもう一回抱きたいと言うと、早川に『はああああ!?』と言われ突っ込まれた。
3話『東京到着』感想
予想通りデビルハンターの本部にたどり着きましたね。デビルハンターの公安は高給で有休が多くて福利厚生がいいなんて羨ましいですね。命を落としてしまうかもしれない危険な仕事であるのでそこらへんはしっかりしてるんですね。今回もデンジのマキマに対する妄想が止まりませんね。恋人になってエッチなことがしたいんでしょうね。新キャラの早川アキは一見クールに見えて、股関ばかり狙われるおとぼけキャラですかね。デンジが男と喧嘩するときは股関しか狙わないのもすごいところですね。男として絶対に喧嘩はしたくないですね(笑)。マキマの飴と鞭のような発言はマキマがドS的な性格であることがうかがえますね。頑張ったら一緒にいてあげて、逃げたりいけないことしたら殺すというかなり両極端な発言で、デンジはしっかりコントロールされちゃってますね。今後もこんな感じでデンジを犬のように扱っていくんでしょうね。早川の部隊が変なやつばかりいると話していたので、個性的なキャラが今後いっぱい登場してくるんでしょうね。たぶん次回はデンジと早川の部隊との対面して下級悪魔との対戦していくような話になるんではないでしょうか。早川の部隊に入ったデンジの活躍に期待ですね!