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キングダム【ネタバレ】「数十騎」と585話考察

投稿日:

朱海平原十三日目。

キングダム【ネタバレ】「数十騎」

【 秦・右翼 玉鳳隊 vs 趙・左翼 趙峩龍軍 】

趙峩龍率いる左翼本軍は玉鳳隊の右に狙いを定め動きました。

その動きを察知した玉鳳隊・番陽が右へ。

王賁は番陽に忠告します。

「気をつけて行け 決して無理はするな」

番陽も王賁に進言。

「賁様もお気をつけ下さい・・何か狙いがあるかもしれませぬ」

趙峩龍の開戦早々の動きを訝しがる番陽。

それは王賁も同じでした。

「ああ・・分かっている」

【 秦・右翼 飛信隊 vs 趙・左翼 尭雲軍 】

飛信隊と尭雲軍がぶつかり合っているその後方で

尭雲率いる小隊が飛信隊の右方向へ移動。

信も河了貂もその動きを捕捉。

「大丈夫 羌瘣も気づいているよ」

飛信隊・右で指揮を執る羌瘣は尭雲の動きを注視。

『尭雲自ら来るなら来るで私が討つ・・』

その時!

羌瘣隊のいる真横に突如、隣の戦場にいたはずの岳嬰軍が!

ドドドドドドドドド

隣の戦場では秦・亜光軍と趙・馬南慈軍が激突。

その馬南慈軍の後方にいた岳嬰軍が移動して来たのです!

「殺せっ 飛信隊を殺せっ 岳嬰様の仇だァ」

岳嬰が信に討たれた時、茫然自失だった岳嬰兵の皆さん。

もうすっかり忘れてしまったかのようです。

羌瘣が兵に指示を出します。

「歩兵の壁を右に作れっ 急げっ」

士気で勝る飛信隊の歩兵たちが作る”連結強力”の前に

当たって砕ける岳嬰騎馬隊の皆さん・・

ドガッ

「大丈夫 圧倒的に私達の方が強い!」

ドガッ ドガッ ドガッ

景気よく宙に舞う岳嬰騎馬隊の皆さん・・

ドガッ ドガッ ドガッ ドガッ

その光景に離れた場所にいる河了貂らの目も釘付け。

「すっ すご」

岳嬰騎馬隊の勢いを完全に止めてはいるものの

同じく右に移動した尭雲の小隊の事も考慮すれば

羌瘣隊に援軍を送るのは必定。

「右に援軍を送らねば」

兵に援軍を促される河了貂。

「信が動いてるはずだ、皆が右に行くと他に穴が開く」

兵が信を見ます。

「いや・・隊長は珍しく動いてないぞ」

驚く河了貂。

「えっ」

信は尭雲から羌瘣を狙う殺気を感じてはいませんでした。

「尭雲は羌瘣を狙ってねェ」

本能型である信はその目的までは分からないまでも

尭雲の行動が羌瘣を狙ってのものでないことを確信。

「奴は絶対他の何かを狙ってる」

信のすぐ横、敵の動きを監視していた邦馬が気づきます。

「・・・居ない・・尭雲が・・消えました」

その報告に驚く信たち・・

【 趙・馬南慈軍 】

亜光軍と激突中の馬南慈軍。

馬南慈に報告が入ります。

「後ろの岳嬰軍一千騎飛信隊に突撃しました」

「そして代わりに・・今、後ろを尭雲軍が通過します」

馬南慈は昨晩の李牧からの策を思い起していました。

同じ本能型の尭雲と信とではお互いに動きを読んでしまう。

だが、尭雲とまだまともに戦っていない王賁には

その動きは読めないはず・・

なれば尭雲に王賁の首をとってもらうのだと。

この目的が達成されるための李牧の一計が

岳嬰軍騎馬隊の飛信隊への突撃でした。

尭雲小隊の動きを見失わせ

飛信隊、信の動きに迷いを生じさせ

尭雲小隊を無事に玉鳳隊へ向かわせる・・

岳嬰軍の持つ飛信隊への仇討ち感情をも利用した

岳嬰軍に対しては非情な一計です。

【 秦・玉鳳隊 】

趙峩龍軍が開始早々に右へ動いているため

全体的にやや左に偏っている玉鳳隊。

その左側、真横から来る敵の騎馬隊に気づきます。

この騎馬隊を岳嬰軍のものと王賁らは判断。

「左に壁を作れ!」

歩兵たちが壁を作り各将校が声を上げます。

「敵は三百程度だ! 力で受け止めろ!」

この時、

迫る小隊が尭雲軍とは誰も思いもしていませんでした。

そして三百騎という数も脅威とは感じさせなかったのです。

あの岳嬰軍の小隊だろうぐらいの捉えであったのです・・

しかし、ここに出現した三百騎は

この朱海平原全体の中でも最強の武を有する

尭雲直下兵団「雷雲」の精鋭騎兵!!

ドガッ

いとも簡単に歩兵の壁を吹っ飛ばす!

ドドドドドドドドド

わけなく中に入る「雷雲」。

飛信隊同様に士気の高い玉鳳兵が簡単に討たれていきます。

王賁は見立ての甘さに気づき関常を呼びます。

関常はその伝令を受ける前に事態を察知、

「雷雲」の前に立ち塞がります。

関常隊と雷雲の壮絶な潰し合いが始まりました。

その最中、この乱戦場から離れる雷雲数十騎あり。

その数十騎は乱戦場に集中する力と力の隙間、

そこを巧妙に抜き去り、静かに、しかし確実に

王賁のいる本陣に近づいていました。

本陣の兵たちもその数十騎に気がつきます。

しかし・・手遅れでした。

この数十騎集団の先頭を行くのは「十槍」。

雷雲の中でもさらに腕の立つ上から十人の最強戦士。

ドガッ ドガッ ドガッ

一槍で何人も一緒に串刺し!それはまさに串団子!

そして・・

その十槍の後ろに控えるは

趙国旧三大天・藺相如の”武”尭雲!!

キングダム 第584話 END

【 キングダム 585話考察 】

李牧が信ではなく王賁を狙う理由が判明しました。

兵力残数で玉鳳隊の方が少ないから。

そして尭雲との戦術的相性。

週をまたいだ割にインパクトの薄い理由でしたね。

【 尭雲と趙峩龍はセット 】

尭雲と「雷雲」に相当な武があるとしても

玉鳳隊とは圧倒的な数の差があります。

いわば捨て身の突撃、「特攻」に見えます・・

見えますが、実はこれ趙峩龍との挟撃でしょう。

同じような戦い方を過去にも経験しているのでは。

王賁と兵たちは引き離され

尭雲と王賁の壮絶な討ち合いが展開すると予想されます。

おそらく王賁が優勢になるのでしょうが

番陽の存在が王賁の足を引っ張るのでは?

そのための番陽と趙峩龍な気がします。

勝負に汚いも卑怯もないことは

亜光vs尭雲・馬南慈ですでに証明済みですしね。

【 それでも信の相手は尭雲 】

王賁救援に向かいたい信ですが

その前に馬南慈を越えて行かねばなりません。

羌瘣が馬南慈の相手をしている間に向かうのか

亜花錦が馬南慈の相手をしている間に向かうのか

それとも

信が馬南慈の相手をしている間に

羌瘣か亜花錦が王賁救出に向かうのか

いずれにせよ王賁が討たれることは確定事項なので

落ちた王賁を誰が救出するのかが気になります。

それが亜花錦だとしたら

もう「気を見るに敏」な将のイメージが定着しますよね。

でも結局・・

ひと足遅かったか・・って信が現れる気がしています。

王賁からしたら借りを作るようで嫌でしょうけど

今回の趙国攻め、信は”武”的な見せ場が少ないのです。

ボロボロにまでなったバジオウや陽丹和の死闘、

壁の大手柄らと比べて信はあまりにも少なくショボい。

映画公開前に信に何かしらの熱い死闘があるハズ。

友情、世代交代、それらを絡めた戦いとなると

信の相手は馬南慈ではなく、尭雲だと思うのです。

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